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わたし達レスでした。元・レスられ妻が根本的にレス解消するまでの話 後編
元・レスられ妻の「りと」です。
このnoteでは、産後2年のレスを乗り越えたと思ったのに
まだまだ困難は終わっていなかった…
というわたし達夫婦のレスの経験をまとめたものです。
現在は、根本的にレスを解消し
幸せな毎日を送ることができています😊
後編となるこちらのnoteでは
・産後2年のレスを乗り越えたキッカケ
・レスの再開
・夫婦関係の悪化
・根本的にレスを解消した話
こんな話をしています。
前編はこちらから ↓
(簡単な自己紹介もしているので、まだ見てないという方は読んでみてください。)
それでは、後編スタートです😊
レス解消のキッカケ
結局、まるまる2年間何もなかったわたし達。
子ども達は、年長と年少の歳になっていました。
成長と共に少しづつ手がかからなくなってきた子ども達。
わたしはというと、ずっと専業主婦で子育てに専念していたけど
パートを始めていました。
こうして、家庭内が少しづつ変化し始めました。
そんなあるとき、長男が
「じいじのおうちにお泊りに行ってみたい!」
と言いました。
それも、子ども達2人だけで。
わたしの実家も、旦那の実家も、車ですぐの距離にあるため
それぞれのじいじ、ばあばは慣れ親しんだ存在です。
何かあっても、すぐお迎えに行けるから
お泊りやってみようか!ということになり
思いがけず、産後はじめて旦那と2人きりの夜を迎えることになったのです。
夜までおでかけして、おいしい物を食べて、久しぶりに夫婦2人だったころのような1日を過ごしました。
その日の夜、2年ぶりに求め合いました。
抱かれている間、涙が出ました…。
もう一生ないのかも、と思っていたから。
翌朝、「昨日は最高だったね。」なんて声をかけられて。
久しぶりに抱かれた後に込み上げてくる
愛しさや幸せな気持ちを感じました。
「よかった…。これをきっかけに、また元に戻れる。」
そう思ったのですが…。
レスは解消できていなかったんです。
レスの再開
2年間のレスの壁を破ったものの、あの日からまた音沙汰なし。
勇気を出してスキンシップをしてもそこ止まり。
「嘘…。またこのままレスになっちゃうの?」
不安、焦り…。
また、あの2年間に戻るなんて嫌だ。
連日、ネットやSNSで
「レス」、「旦那 誘われない」などのワードを検索する日々。
「あなたに魅力がないのでは?」
「下着や部屋着にも気を使っていますか?」
「女として美しくいる努力をするべき。」
など、「求められる女になれ!」という部分ばかり目に入りました。
その頃のわたしは自分に自信がなくて、
自分には女性としての魅力がないのがいけないんだ
と思っていたから、自然とそういう部分に目がいっていたのだと思います。
ここではくわしく話しませんが、
見た目を変える努力をしたところで求められることなんてありませんでした。
それどころか、さらに自分に自信がなくなり、
「こんなおばさんにスキンシップされたり、見つめられたら、キモイだろうな…。」
なんて思って、スキンシップができなくなってしまいました。
旦那からのスキンシップはほぼ0。
さらに、ここにきてレスがさらに重症化していきます。
寝かしつけ後の時間の過ごし方
子ども達の要望でゲーム(switch)を買った我が家。
旦那もゲーム好きなので、子ども達を寝かしつけたあとは、ゲームタイム。
寝る時間までずーっと。
わたしはその横で今日あった話を聞いて欲しくて話しているのですが、旦那はゲームしているので、空返事なんですよ。
こうやって
少しづつ、少しづつ、ズレやすれ違いが始まりました。
夫婦生活もない。
話も聞いてくれない。
一緒に過ごす時間も別々のことをして会話もない。
家族としては仲良しだけど、夫婦としてはもうダメなのかも…。
プツン…。
「もういいや。」
あきらめの境地に行きついてしまいました。
あんなに大好きだったのに嫌なところばかり目につく
夫婦生活も、もうなくていいや。
スキンシップもしたくない。
わたしはわたしのやりたいことをしよう。
そんな風に感じるようになりました。
旦那は、家事も育児も当たり前のように一緒にする人で
わたしが悩んでいる時は、気が利く言葉とかは言えないけど
できることをして支えてくれる、そんな人です。
昔、旦那の誕生日に渡した手紙には
「いつも味方になってくれてありがとう。
あなたがいるからわたしは子ども達のママとして頑張れているよ。」
なんて書いたこともある。
そんな旦那に対して、突然嫌なところばかり見えるようになったんです。
「洗い物、洗い残しあるんだけど…。また洗うのだる。」
「なんでわたしばっかり子ども達を叱る役しなきゃいけないの。」
「いいよねー。パパは自分のペースで起きて仕事行ってこれてさ!」
出るわ出るわ不満の数々。
もう、わたし個人が傷ついているとかいう次元じゃなくなってきてしまいました。
家庭内もなんだかギクシャク。
子どもの前ではいつも通りいようとしていましたが、2度ほど子どもの前で喧嘩してしまったこともありました。
基本的には家族として仲良しだけど
明らかに変わってきていました。
でも、旦那からすると
「あ、また不機嫌だ。」
くらいにしか思っていなかったと思います。
その温度差も嫌でした。
なんでわたしだけ、こんなに苦しいの?って思っていました。
このままじゃわたしたちダメになる
「このままだとわたし達ダメになる…。」
いくら求めてもらえなくても
嫌なところばかり見えてしまっても
旦那が好きなことに変わりはない。
わたしには旦那じゃないとだめだから。
「再構築しなきゃ。」
と思いました。
「自分はこんなに辛い!
だから、あなたがこうしてよ!」
と自分の気持ちだけ伝えても
魅力的な自分になるために努力をしても
何も変わらなかった。
じゃあ、どうすればいいんだろう…。
わたしは、まず自分自身を変えるために行動しました。
レス解消へ…。
結果的に、長い時間をかけて、やっと夫婦で理解し合い、根本的にレスを解決することができました。
その方法は
①自分自身と向き合うこと
②自分を好きになること
③相手を理解すること
④その上で自分の気持ちを伝えること
⑤お互いハードルとなっている部分を一緒に解決すること
これらをやったことで、ゆっくりですがお互いを理解し、レスを乗り越えることができました。
ちなみに、今のわたし達夫婦の夫婦生活のペースは月に1~2回ほど。
それプラス子ども達がお泊りに行っている時。(だいたい長期休みの時。)
「少なくない?」と思う方もいるかもしれませんね。
でも、このペースはわたし達にとって心地よいペースです。
子ども達がお泊りに行っているときは、普段より開放的になっています。
レス解消したことで、旦那への愛情や思いやりの気持ちも元に戻りました。
嫌いだった自分のことも好きになれました。
たかが、セッ〇スレスじゃありません。
こんなにも、自分自身や生活に大きな影響があるんです。
このnoteを見て、レスで悩むあなたの心が少しでも軽くなりますように。
最後まで読んで下さりありがとうございました😊