出会いと別れの今だからこそ「気配」を大切にしたいとき!
3月。
コロナで規制が続く生活の中にも春がやってきましたね。
この時期、卒業・卒園・入学・入園・進級など新しい生活をスタートするにあたって、期待と不安が入り混じる複雑な気分。
特に子どもたちにも微妙な緊張感がムクムクと顔をのぞかせているのを感じます。
【気配を感じる距離感のススメ!】
ひたすら工作に没頭している子どもですが、特に8歳児ぐらいまでは、ひとりっきりの部屋での工作制作と誰かの気配を感じる空間での制作では、大きな安定度の落ち着きに差が出るといわれています。
もちろん、べったりついて・・というわけではなく、「気配でぬくもりを感じながらの制作時間」を過ごすということ。
子どもの気持ちの安定は、大人の少しの気遣いで変わってくる。
そんな感じでしょうか・・。
そもそも気配とは、《はっきりとは見えないが、漠然と感じられる様子》のこと。
自分の今いる空間に、誰かの気配を感じて時間を過ごすことって、子どもには大切・・。
べったりつくのではなく、教えるスタンスでもなく、手伝うサポートでもなく、「気配」優先。
入学前に字が書ける。
計算ができる。
そんなことより、もっともっと最優先したいこと。
ある気がするのは私だけ?
桜の開花で、春の気配を感じるように、心地よい距離感で安心できる生活の気配を伝えたい・・。
4月からの新しいスタート前に、まずは「精神的な安定」の準備。
これ、おすすめですよ!(^_-)-☆