6年ぶり!? リトケイインターン生を募集中!
こんにちは、リトケイ編集部の松本です。
季刊リトケイ35号の発行から約1カ月、オフィスには裏表紙を工作した読者からのお手紙が少しずつ届いており、うれしい限りです。送っていただいた皆様、ありがとうございます!
さて今回は、少し前から募集しているインターンシップについて紹介します。見出しにある通り、おそらく6年ぶりとなるインターン生の募集。実は僕もリトケイのインターンを経験した身で、その後リトケイに加わり、今年で早くも7年目になります(年をとりました)。
【インターン募集】離島経済新聞社 島の未来づくりプロジェクト(7/8迄)
今回募集しているのは、過去に募集をしていた編集が学べるインターンではなく、「島に関わる人を増やす」ため、新規プロジェクトの企画を考え・実行をしていただくというもの。インターン生数名でチームを組んでいただき、設定した目標の達成に向けて、活動していただきます。
季刊リトケイで、毎号担当している人口動態のページでは、有人離島約400島の人口の動きや教育施設数を紹介しています。ここに載っている数字は、島に住民登録がある方の人数です。一方、関わりがある方を考えてみると、
まず始めに出身者や縁故者、ほかには観光や仕事で訪れたことがある人、学業や研究で関わりがある人、島の産品を買ったことがある人など、濃淡や意識の差はあっても、「島に関わる人」はもっとずっと多いのだと思います。
海で隔てられている島ですが、インターネット環境が整い、クラウドファウンディングやふるさと納税といったさまざまな仕組みを活用することで、離れていても島に関わる、つながりあえる取り組みがたくさん生まれています。
400以上ある島々の環境や規模、そこに暮らす方の考えは一人ひとりちがうので、今回、増やそうと考えている「島に関わる人」の理想像を一律に掲げることは難しいですが、「島に関わる人」が全くいなくなってしまっては、島が立ち行かないのも事実だと思います。そしてこれは特に島に限ったことではないのだろうと思っています。
抽象的な話が続きますが、つくった野菜を[あなたにあげたい/あなたからもらいたい]というように、お互いに選ぶ/選ばれる関係をいかにつくっていけるかが、人口減少が進む島々にとって今後、より重要になると感じています。
最後になりますが、少しでも興味がある方はぜひご応募ください。どうぞよろしくお願いします。