【飛鳥II 世界一周 ランドツアー パリ&ブリュッセル 4-1】ブリュッセルに着きました
飛鳥II 世界一周クルーズ 45日目の2024年5月19日 、ランドツアー「パリ滞在 3泊4日」に参加していました。
ランドツアー 4日目のフランスからベルギーへ向かった出来事について、お話します。
えき
朝7:00に部屋前スーツケース回収で、8:45にホテルを出発しました。
スーツケースは別送で、飛鳥IIの部屋前に運んでおいてくれるそうです。
通常なら列車移動時にスーツケース運びが発生しますが、それをせずに移動や観光ができるのは、かなりありがたいです。
そういう配慮してくださるのは、さすがだなぁと思いました。
バスに乗って、パリ北駅(Gare du Nord)へ向かいました。
こちらの駅はフランス 北部鉄道のターミナル駅として、1846年から使われているそうです。
建物の彫刻が素晴らしく、思わず見入ってしまいました。
別の方向から見た、同じパリ北駅です。
駅舎に歴史的な部分と近代的な部分があり、ヨーロッパらしい建築だなと感じました。
ガラス面にオリンピックの聖火ランナーポスターが飾られていますが、駅の構内にはオリンピックグッズショップがありました。
パリ最終日にも、オリンピック前ならではの風景が見れて嬉しかったです。
パリ北駅は、イギリス行きのユーロスターの発着駅でもあります。
イギリス国旗が目印になって、とてもわかりやすいです。
イギリスはユーロ圏外なので、一旦2階へ上がり、列車に乗る前に出国・入国手続きをしてから、1階の列車へ、という流れで乗車するようです。
電車の発着情報は、駅のあちこちにあるモニターで確認できます。
個人で旅行しても、迷わずに移動できそうだなと思いました。
私たちが乗るのは、EUROSTAR Bruxelles Midi 行で、9番線でした。
フランスからベルギーへはユーロ圏内移動なので、イギリス行きと違って、係員によるパスポートや荷物のチェックはありません。
添乗員さんから配られたe-Ticketのプリントを持って乗車しました。
さぁ、ベルギーへ向けて出発です。
れっしゃ
私たちの座席は一等車でした。
ゆったりとした座席とテーブルがあり、快適でした。
車内にはカフェがあるので、軽食も楽しめます。
しばらくすると、田園風景が見えてきました。
のんびりと車窓を眺めてるの、大好きです。
そして見つけた、フランス国旗の色トリコロールカラーの鉄塔。
フランスの人々の国旗への愛を、ここにも感じました。
こんなにあちこちに国旗色があるの、すごいです。
移動するにつれて、曇り空から少しずつ晴れ間が見えてきました。
ぶりゅっせる
ブリュッセルの名前は、オランダ語で「沼地の中の家」という意味の「Bruocsella」から来ています。
「沼地の中の家」は、10世紀にセンヌ川の中州に領主が築いた砦を指しています。
センヌ川はブリュッセルの中心を流れ、かつては運河として利用されていま
したが、今は埋め立てられています。
ちなみにベルギーの名前は、かつてのガリア北東部の呼称「Belgae」、もしくは同地に住んでいたベルガエ族から来ているそうです。
ベルギーは昔からヨーロッパの交通の要所であり、ブリュッセルは交易と交通の中継点として商業や手工業で発展しました。
今では、欧州議会、欧州委員会、北大西洋条約機構(NATO)など、たくさんの国際機関の本部が置かれています。
また、移民も非常に多いため、ヨーロッパで最も国際的な都市の一つとして知られているそうです。
えき
ブリュッセル南駅に到着しました。
こちらの駅舎は、モダンな建物でした。
駅の近くに、自転車やキックボードを借りれる場所がありました。
この気軽なレンタル、いろんな国で広がっているんだなぁと思いました。
しゃそう
駅からブリュッセル中心部へは、バスで移動しました。
車窓から、パリとは雰囲気が違うブリュッセルの建物や行き交う人々を眺め、楽しみました。
こちらは、Porte de Hal(アル門)です。
14世紀に建てれた中世の城門で、かつてブリュッセルを囲んでいた城壁の一部でした。
17世紀にかけて軍事的機能が失われ、城壁が徐々に解体されて行きましたが、この門だけは様々な役割を担ってきたため解体を免れ、現代に唯一残る門となったそうです。
門の建物は王立美術歴史博物館、周辺の城壁跡は公園になっています。
こちらは、プチ・サブロン広場です。
広場の周りには48本の柱があり、その上に中世のギルドを表すブロンズ像が立っています。
「ギルド」と聞くと、異世界を思いついてしまいます笑)。
奥の金色ドームがある建物は、最高裁判所の建物です。
総面積2万6000平方メートルと巨大で、19世紀最大かつ欧州各国の裁判所建物で最大級の建物だそうです。
ちらりとでも立派な建物が見れて良かったです。
こちらは、チョコレートのパティスリーであるPierre Marcolini(ピエール・マルコリーニ)のお店です。
建物の装飾がめっちゃかわいくて、きゅんとしました。
ベルギーに来てるので、チョコレート欲が高まります(笑)。
こちらは、ロワイヤル広場です。
広場の周りには、ブリュッセル王宮、聖ヤコブ教会、王立美術館、王家博物館などがあります。
この広場の建物は、左右対称に配列され、シンプルさを追求する、18世紀に流行した新古典主義様式の一例として有名なんだそうです。
中央にいる像は、第1回十字軍の指導者ゴドフロワ・ド・ブイヨンの騎馬像です。
ブリュッセルの歴史の中心地を通れて良かったです。
おわりに
飛鳥II 2024年 世界一周クルーズ ランドツアー「パリ滞在 3泊4日」4日目の出来事について、お話しました。
パリからブリュッセルへ列車で移動し、ブリュッセルの中心部をバスで観光しました。
列車やバスの車窓から、フランスやベルギーの風景を楽しめました。
ツアー最終日、パリから直接飛鳥IIへ行くのではなく、ブリュッセル観光できて嬉しいです。
次は、ランドツアー 4日目のグラン・プラス付近を観光した出来事について、お話します。