見出し画像

教室に来た時だけわがままを言ってお母さんを困らせる子ども

2歳~4歳くらいの子どもさんのあるある話です。教室に来たときだけ「ぐずぐず」言ったり、「わがまま」を言ったりしてお母さんを困らせることがあります。

お母さんは、「家では、よく言うことを聞いて素直なんですよ。泣きませんしね。教室に来たときだけ、こんな風にわがままを言うんです。」とおっしゃいます。まるで、教室が悪者かのような印象。

なぜ、七田にきた時だけわがままを言ったり、ぐずぐずを言うのか、という原因をまったくわかっておられない。

おそらく『教室が嫌なのかもしれない』『先生やお友達が嫌いなんだわ』『うちの子には合っていないのね』ということになっているのかもしれませんね。

本質は全く違いますよ。

教室だからこそ、ぐずぐず言って、お母さんを困らせてわがままを言って、泣いて、わめいて自我を発散させるのですよ。なぜかというと、教室には、子どもの味方をする講師がいて、理解ある他のお母さんたちがいらっしゃるから。子どもは、自分の中に巣くっている心のモヤモヤを思い切り吐き出しても大丈夫、しっかり受けとめてもらえるという「安心」を感じているのです。

要は、

お母さんに甘えさせてもらえない分、講師やよそのお母さんに甘えているんですよ。わかるかなぁ?


本来は、外ではグズグズ言わないのに、家に帰ってきたらグズグズいったりだらしなかったり、泣き虫だったり・・・というのが正しい姿なんだと思います。これ小学生になってからも、ほんとによくある事例です。

いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。