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小さな子は感情に名前がついていることすら、まだ知らない。

教室で小さな子どもたちの姿を見ていると

いろいろ伝わってくることがあります。

小さい子どもたちの姿から

彼らなりに

自分にできる手段で

ママやパパに

自分の意思を必死で伝えようとしていることが

わかります。


小さい子たちは

自分の感情や思いを正確に伝える「ことば」をまだ持っていません。


それどころか、


自分が今感じているこの感情はどこからきているのか?

一体、この今の自分の感じは何なのか?

ということすらも

正しくわかっていないのでしょう。


感情に名前がついているということをまだよく知らないのですから。


だからこそ、


親は

子どものそんな状態を理解してあげてほしいのです。


「なぜ、泣いているのか?」

「なぜ、こんな表情をするのか?」

「なぜ、駄々をこねるのか?」

よく観察していると、必ず、原因が見つかります。


教室の講師には見当がついているのですが

ご両親には見えていないことも多いです。

客観的にみるからこそ

わかる事実があるのかもしれません。


でもね、


子どもは、

お母さんにこそ

わかってほしい。

気づいてほしい。

理解してほしい。

と願っているのです。


この「わかってほしい」「気づいてほしい」「理解してほしい」

のメッセージを出しているうちに

早く気づいてほしいのです。


気づいてくれない、と悟ると

そのうち、

メッセージを出さなくなります。


「やりやすくなった」・・・・ではないのです。


どうせわかってくれないんだな、と「あきらめた」のです。



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