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思っているだけ、願っているだけ、ではそのように育たない。

私は、育児相談にお見えになった方に
必ず尋ねることがあります。


「どんな子に育ってほしいのですか?」

と。


すると、

「好奇心旺盛」

「思いやりのある子」

「優しい子」

「誰とでも仲良くできる子」

「自分の思いを実現できる子」

「親切な子」「困っている子に手を差し伸べられる子」

「失敗してもめげずに・・・」

「困難があっても・・・・」

「何度でも挑戦・・・」

「自分で道を見つけられる子」

というワードが頻出します。


世間の大方の保護者さんは
ほぼ同じような感覚なのかもしれませんね。

けれどもね、ここからが重要で

じゃ、どうやったらそのような子に育つのですか?

なぜ、そのような子に育てようとしているのですか?

策はあるのですか?

日ごろ、気をつけていることはありますか?

と突っ込んで聞いてみると
皆さん
黙ってしまわれます。

実は、
子育てのあらゆる場面での
親の些細な言動の一つ一つが
少~しずつ少~しずつ影響していくのですよ。

私の教室は
レッスンや懇談などを通して
心育てのスキルを
お母さま、お父さまに学んでいただく場。

親としてどう接するのか、
どんな言葉をかけるのか、
子どもの姿をどう捉えるのか
親としてのスタンスや
マインドセットを学んでもらっています。


「子育て」を習ったことがなくても「親」になれます。
見よう見まねで育児がスタートし、
後手後手の、その場しのぎの育児になりがちです。

そして、
かろうじて
身体の子育ては出来ていたとしても
心の子育てまでは
なかなか‥‥といった感じなのではないでしょうか?





いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。