最後の○○・・・ママがセンチになってはいけない
私の教室では、幼稚園児クラスの子どもたちも、運動会がぼちぼち終盤。小学校受験組もひと段落し、これからしばらくは実りの秋、といきたいところです。
そんな中、年長さんのお母さまからよく聞かれる声があります。
「もう、卒園だなんて・・・寂しいです」と。 その気持ち、とても分かります。「最後の運動会」「最後のバス遠足」「最後の音楽会」「最後の」「最後の」・・・・何をするにも「最後の」が付きます。
そして、「最後のお弁当」がやってきて「最後の参観」がやってきて「園生活最後の日」がやってきます。
『この道を親子で手をつないで毎日毎日歩いたな~。もう二度と歩くことはないんだな』『この子の制服姿はもう見られないんだな~』とか思ってしまって涙があふれてきます。
でも、お子さんの前では、「●●ちゃんがもう卒園だなんて、寂しいな」と、本音を言わないでくださいね。お子様も不安になっているのですから配慮のある言葉がけをお願いします。
「園でこんなことをしたね、あんなこともしたね」という振り返りはとてもgoodです。「たくさん思い出ができたね。面白かったね」「お母さんも園生活楽しかった。」「小学校も楽しみだね。どんなことをするのかな?」「お勉強も楽しみだね」というような前を向いた言葉がけが子どもの心を前に進めます。
子どもはあっという間に大きくなって、巣立っていきます。「大変」「大変」と言っているうちが花ですよ。
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