胎教の目的は、母の愛を赤ちゃんに届けることだよ♪
子育て期の中でいちばん大事な時期は?
私は、子育てにおいて一番大切な時期は「胎児の時期」だと思うのです。胎児はお腹の中にいて姿が見えないので「存在」を忘れがちになるのですが(もちろん、母はいつどんな時も忘れませんよ。身体の一部ですからね)姿が外から見えないからか、ついつい、無神経な発言をしてしまう方がおられます。それが、お腹の赤ちゃんにはとても「つらい」経験になることもあるようです。
たとえば、
「女の子がいいな」「男の子がいいな」という性別希望発言に始まり、
「旅行に行けなくなったね」「今年のスキーは無理だね」という行動制限系の発言。
で、やれお金がかかるだの、もう少し上の子との年齢を空けた方が良かっただの、つわりが嫌だの・・・・
おなかの中で、それ、
み~んな聞いてますからね。
赤ちゃんはおなかの中で感じたことを生まれてからも引きずっている
教室では胎教から誕生後もずっと数年にわたって母子をサポートしているのでよくわかるのですが、おなかの中にいた時に感じた思いを、誕生後も引きずっている赤ちゃんは結構いるんです。ママと赤ちゃんの一体感が薄い、というか、波動が共鳴していないっていうか・・・。赤ちゃんがママを信頼しきっていないというか・・・。赤ちゃんの表情が100%光ってない、っていうか
なんていうか・・・カゲリがあるんですよね。存在自体が心底輝いていないといった方が分かりやすいでしょうか?
もちろん、ママにそんなことを言うと、ものすごく気にされるので、すぐにはっきりとお伝えすることはありませんが、徐々に信頼関係が出来てくれば、妊娠中の話を丁寧に伺って、その上でいろいろと対策を考えるようにしています。
「胎教」の目的は?
「胎教」とは、母と子の一体感を育み、母の愛を伝えるものと理解してもらえたらいいですね。
あなたがきてくれて嬉しい。
あなたのことを愛している。
あなたが生まれてくるのが待ち遠しい。
ということを伝えるのが「胎教」ですよ。
「教える」っていう字がついているので、おなかにいる時から「数字」や「文字」を教えるのか!と勘違いされる方も多いですが、違います。
マイナス1歳からの子育て、と言われるように、「胎教」から子育ては始まっている、ということをもっと伝えていきたいなと思います。