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親は子に何を言っても許されるの?

私たち大人は

夫婦間でも、外の社会でも、

何か言葉を発する時は相手の気持ちを考えるものですよね?

相手が気にしているかも、ということを

ぶしつけに言うことはしませんよね?


でも、

どうして「親」という立場になれば

「子」に対してそういう気づかいができなくなるんだろう?

って思うことがあります。


「へたくそ」

「何度言ってもできないね」

「やっぱり頭悪いね」

「この前も言ったよね、覚えてるの?」

「運動音痴」

「なんで、できないの?」

「ちゃんと、見てたの?聞いてたの?」

親子でなかったら殴り合いのけんかになりますよ。

親子、という間柄は、何を言っても許される間柄、ではないと思います。


親しき仲にも礼儀あり。


「子は、親の所有物じゃない」ってよく言われますけれど、

そのことを本当に分かっている人はどれくらいいるのかな?

と思うこともよくあります。


子は

親よりも身体は小さくて弱い立場にあるのだけれど

魂のレベルにおいては同等の立場であって、

決して「未熟」な存在などではなく尊重するべき存在ですよ。


ぞんざいな言葉で指示命令をし、

わが子なのだから何を言っても許されるだろう、

というのは親の勝手な思い込み。


そのうち子にかけた言葉は、

もれなくブーメランのように自分(親)に返ってきます。


私が若いご両親にこのことを何度も何度もお話するのは

本当に分かってほしいから。


子の幸せのためにも

親の幸せのためにも。

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