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母子一体感がないのに「知育」を優先させるのは滑稽なんじゃないかと思う

今日は、私が教室で特に気をつけていることの一つ、「能力開発の前に母子一体感をしっかりと確立させる」ということについてお話します。

お母さんはどんなことがあっても私を愛してくれるという母子一体感は、七田眞氏提唱の七田式教育の大前提です。この母子一体感がないままでは「能力開発」はできません。母子一体感のないまま、プリント、速読、暗唱・・・・などの取り組みが仮に素晴らしくできたとしてもどこか不安定ではありませんか?

私には滑稽に映ります。母子一体感がないのに、「○○に合格」とか・・・それがどうした?レベルです。

お母さんはどんな時でも私の味方。私は父母に愛されている。私はここにいるだけで素晴らしい存在!という太い幹(自己肯定感)がないのにどうやって葉を茂らせ、美しい花を咲かせることができましょう。世間で、たまに「早期教育はちょっと。」と否定的に言われることがあるのはこの「アンバランスさ」が招いているのでは?と思います。

私のところでは決してそんなことにならないように気を付けています。

お子さまが何歳になっていても『母子一体感の構築』からやり直し!!です。クラスを移動(より幼少のクラスへ移動)していただいてでも「母子一体感」の再構築からやり直しです。

中には、

「どうしてうちの子が年下の子と一緒にならないといけないんですか!?」

「母子一体感なんてどうでもいいから、早くプリントを始めさせてほしい。」

「母子一体感なんてそのうち何とかなるんでしょ?早く暗唱を進めさせてほしい。」

とおっしゃる方もおられます。

知育面のアドバンスのため、あるいは、よその子に勝つために幼児教育を始めるんだ、というモチベーションの方は、途中でやはり頭を打ちます。

子どもが嫌がるからです。子どもには本質を見抜く力があります。

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リタ
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