結婚しなくてもいい時代なのに
以前noteに「プロポーズ1回断った」
と書いたら友人から、マジ最低だね
と言われました。
確かに最低です。
最低ですが
それなりに理由があって
一度でOKできませんでした。
簡単にOKできるものじゃなかったんです、私にとっては。
最終的に法律婚を選んで、名字も私が変わったのですが。
2回目のプロポーズを受けたあとに
事実婚、法律婚、夫婦別姓…
名字はどちらが変えるのか
などなど話し合い考えました。
結論からいうとそれを選んだのは
人生リセットしたい
という長年の願いが叶うきっかけになるかもしれないと
思ってしまったから
です。
本当に誰からも共感してもらえない理由。
むしろ白い目で見られる。
ネットに書かれているなんとなく一般的な結婚の流れは
私にとっては違和感しかありませんでした。
私は過去、(16歳くらい)
死ねないのなら氏名を変えたいと、家庭裁判所に問い合わせたことがあります。無理なんて百も承知でしたがそのときは本気でした。
家庭で育つことができないのに、この氏名。
自分の名字名前が憎くてたまらなかった。
嫌でも周りからその名前で私は認識されている。
生きている限り、切り離すことができない。
私は私の氏名を愛せなかった。
名字か名前。どちらか片方でもよいから自分が生まれた環境とは関係のないものの変えたかった。
(両親の離婚で7歳の時に一度名字は変わっていますが)
名前が変われば人生がリセットできるかもしれない
そう思っていました。
事実婚、法律婚、夫婦別姓、、結婚とは何か、、
深いところまで考えていくほど
自分の幼少期や思春期、自分の人生全部を振り返り向き合わなければいけませんでした。
結婚とは覚悟のいること、命がけのこと。
真実を全て知りたいと思い
会いたくない母親に連絡し
母が堕ろした産まれてくるはずだった12歳歳下の3女のことも含めて丸一日かけて話を聞き、
私の幼少期を知る人からも話を聞き、
ノートにぜんぶ書いてまとめ苦しみながら
命をかけて私は私の人生を振り返り全てを受け止めました。
結婚は幸せの絶頂?本当にそうでしょうか
結婚をすることはそれまでの人生の精算であり
私にはつらい作業でした。
その作業を終えて決断しました。
25年5ヶ月の人生に区切りをつけて私は私を終わりにしました。
本籍を夫の実家に移して、名字を変え
その場所で新しく産まれゼロからスタートすることに決めました。
今まで無縁だった【家庭】というものに向き合うことに決めました。
人生をリセットしました。
過去を語ることはやめました。
3月以降、そういった依頼はすべて断っています。
つらい人間関係は手放しました。
やめたいことはやめました。
運動習慣と筋肉つけたいと思い始めたバーピーやHIITなどは今日まで続いていて体重を6キロ落としました。
勉強から逃げた人生だったので
中学英語から学び始めました。
来春からは大学に入ります。
新しく仕事も始めました。
哲学も学び始めました。
こんなこと、別に結婚しなくたって
決断して行動すればいいだけの話です。マジ関係ないです。
なんとなく生きることなんかできないから
1つ1つの選択に命かけて全力でないと生きている意味が分からない。
生きるって本当に大変なことだから
最後に
多様性多様性とといわれる反面
まだまだそんなこともないなと思ってしまいます。
私が最近感じた違和感として
結婚をしてから
体調が優れない、と伝えたときに
「もしかして妊娠?」
と聞かれることがもう10回以上ある
ということ。辛い。
家庭のかたち、多様性についてもっと勉強し考えていきたい。