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すばらしいお母様:「今日もすごいね!おうちでゆっくり見せてほしいなあ!」

今日も生徒様(4歳の女の子:年中)が授業にきてくれました。

 「2+7ー5は?こたえはいくつ?」

「わかった!4!4だよね!」

元気に手を挙げて大きな声で答えを言ったり、
テキストを見ながら数字を書く練習をしながら
今日も1時間の授業で 50問以上 の計算を解いていました!

 ▼4歳の女の子(年中)はどのようなお子様?

初めて塾にいらした時、4歳の生徒様は自宅で計算を学び始める時期でしたので、数字を1~順番に書く練習からスタートしました。

それから3か月経過し、
ちょうど小1の2学期以降で習う計算に取り組んでいるところです。

数字の練習をしてから3か月目(※1)で

1+7+1=
8-2-5-1=

こういった問題ができるようになります。

(※1)週に2時間の授業でどんな計算ができるようになるのか
「絶対できる!暗算力一覧表」で、親御さんにお約束しているものです。


「もっとやりたい!」 

と、目をキラキラさせながら計算を解いている様子を見て、教えている私も楽しい時間を過ごすことができました。

授業の後、お母様がお迎えにいらっしゃったので
玄関先でお子様の頑張っていた様子をお伝えしました。

お話しているとお母様を見つけたお子様が駆け寄り、

「見てみて!今日はね、こんなにたくさんできたんだよ!」

と、バーンとテキストを見せお母様に興奮した様子で話しかけていました。

 お母様は笑顔でうなずきながらテキストを見つめ、

「今日もたくさんがんばったね!すごいね!!おうちでゆっくり見せてほしいなあ!」

と、答えていました。

テキストを習い事バッグにしまい親子で手をつないでニコニコしながら帰っていきました。

▼4歳の女の子(年中)のお母様はどのようなお人柄?

専業主婦の方で教育に対する探究心が強い方です。

算数のお勉強を始めたきっかけは、
お通いの幼稚園からそのまま難関私立小学校にご入学されるため、

「小学校にあがると授業の進みが早いと聞いています。
今のうちから遅れないように準備しておきたいんです。
早めに数字を好きになってほしいなと思っています。」

とのことでした。

今日のお子さまの授業の様子をお伝えしたところ

「算数のお勉強なのに、『ここは楽しい!』と言って
毎日のように『今日は計算のとこに行く日?』と聞いてくるんですよ。
自分から行きたがるので本当に助かっています!」

と、うれしそうに笑顔で話してくださいました。


▼楽しい=計算の仕組みや数字に興味を持つこと!

一般的に楽しいというと
お友達と一緒にいるから楽しい!とか、テーマパークで遊んでいて楽しい!という一過性の楽しさを想像する方が多いのではないかと思います。

しかし、算数や計算のお勉強で「楽しい」という気持ちは一過性の楽しさとは異なります。

お子様が計算の仕組みや数字に興味を持ちおもしろいと思うから楽しくなり学んでいけます。

少しずつ遠ざかっていく親子の後ろ姿を見送っているととぎれとぎれに会話が聞こえてきます。

「今日も楽しかった?」

「うん!」

「どんな…やった?」

「じゃあ私が…に問題だすね!2+7…」

授業が終わる夕方はきっとお夕飯のことや何時までに準備をして…と、
特にお母様にとっては気持ちに余裕が持ちにくい時間帯なのではないかと思います。

そういった慌ただしい時でもお子様の話を最後まで受け止め
会話をされている姿勢がすばらしいと感じました。

きっとお子様もお母様が反応してくれるから頑張ったことが認められた
と、うれしく感じてくれているんだろうな。

お母様との楽しいやりとりがあるから
計算塾が楽しい場所だと感じながら通えているんだろうな。

と思い、私もうれしくなりました。


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