現代人の背中の凝り
現代人の背中の凝りは、背骨(脊柱)に集まってきています。
背骨の真上にのっかるほどに!
背骨の真ん中を督脈(とくみゃく)というとても大切な経絡が通っているのですが、
昔は皮膚からすぐに骨や軟骨が当たるような場所だったので、お灸すえたり、軽く鍼を打つ治療が中心でした。
ところが身体(筋肉)を使うことが極端に少なくなり、座りっぱなしの現代人の背骨の真ん中にはガッツリ凝った筋肉がのっかっているのです。
ツボナージュでは、この凝りをしっかり治療します。
凝りの真上に腕を置き、背骨に力が通り、内臓までほぐれるように治療するのです。
前にお話ししたボールを遠くに投げるときのように、
指や腕の力など小手先の力は使わずに、全身を使って、体幹から内臓まで通るイメージをもって背骨にしっかり触ることで、頭から内臓の疲れまでとれます。
また背骨上にある大椎、身柱というツボの力で、風邪を引きづらい丈夫な身体になっていきます。
背中には膀胱経という大切な経絡もあるのですが、これも従来は背骨の中心にある棘突起(ゴジラの背ビレをうんと小さくしたモノをイメージしてください)から指2本分ほど外側にあったモノが、棘突起のすぐきわに移動してきています。
ですから、背骨の真ん中の治療と併せて、そのすぐきわも治療します。
各内臓の高さに合わせて治療すると、その内臓の血流が上がり、調子がアップします。
骨そのものを圧す、この治療は少し痛いですが、同時に身体の芯に届いて、古い化石のような凝り(蓄積疲労)をほぐし、代謝を上げ、体調を整えてくれる、とても気持ちの良い治療です。
ここで「治療院rita 」に遠くて来られない方にアドバイスです☝
快癒器の2球式、これを背骨に対して縦に当ててみてください。
1ヶ所20分を上限として、少しずつ動かしてくださいね。
気持ち良く響いて胃まで軽くなります。
Amazonなどでお手軽なお値段で手に入ります。
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