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RPA、結局どれがいいの?DX初心者がレビューしてみた

この記事はこんな人にオススメ
○ 結局RPAって何?導入するとどんないいことがあるの?
○ RPAって費用がかかりすぎるし使いこなすのも大変なんでしょ?
○ 情報と選択肢が多すぎて、RPA選びにつかれた…
この記事で解決されること
○ 
今日から使い始められるRPAを選ぶヒントになる

こんにちは!株式会社RITインターン生兼DXツール調査隊の大平朱莉です!

デジタルトランスフォーメーションの話題として「業務効率化」か叫ばれて久しいですが、年間数百万~数千万の費用が掛かるRPAにはなかなか手を出しづらい、と思われていた方も多いのではないでしょうか。

さらに、昨年度から続く新型コロナウイルスの流行を受け、IT投資の矛先がWeb会議等の在宅勤務の環境構築に向きました。RPAの導入はまた今度…

そう考えられた方は、固定観念を見直すときかもしれません

実はここ1年、RPA界では急速に低価格化が進みました。その代表格が、DeNA社のCoopelとMicrosoft社のPower Automateです。

今回は、「RPAってそもそも何?」という所から、具体的な使用事例や今注目のRPAツールについてお話します!

そもそも、RPAって何?AIと何が違うの?

RPAとAIの違い

「RPA」とは、ブラウザやクラウド上で人間が操作する手順を事前に登録しておくだけで、人間の「腕」の代わりにマウスクリックやキーボード入力を実施し、作業を自動化してくれる仕組み、のことを言います。

「AI」とは、大量のデータを与えることで、人間の「脳」の代わりに自己学習、具体的にはデータを組み合わせたり紐づけたりして判断ルールを見出し、分析してくれる仕組み、のことを言います。

両者とも自動化を実現し人間の負担を減らしてくれる存在ですが、「RPA」はあくまで人間の指示に忠実に動作するシステムであるのに対して、「AI」は自己学習機能を有する自律的なシステムであると言えます。

近年はAIを搭載したRPAの開発も着々と進んでいます。

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RPAで何ができるの?

RPAとは何たるかがわかったところで、実際にRPAを利用した業務効率化、ないし業務改革の事例を見てみましょう!

UiPath×ファミリーマートの場合

まずはファミリーマートさんが、国際市場での三強ともよばれるRPAツール「UiPath」を用いて20~30人の人員配備が不要になった事例です。

自動化の対象になったのは、「全国に約16,700存在する店舗やその支援にあたるスーパーバイザーに、基幹システムなどからダウンロードしたデータを集計、分析、加工して、届ける」業務です。

これらの業務を、毎朝7:30からロボットが自動実行してくれるようになったそうです!

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本来人力で丸1日かかっていた業務をRPA化によって1時間に削減しただけでなく、その分担当者が別の業務に回れるようになったとか。まさに業務改革ですね!


Coopel×メルカリの場合

 つぎに、月額使用料5400円の「Coopel」を用いて、利用開始から約1ケ月で70個余りの作業を自動化させたメルカリさんの事例を見ていきましょう!

インタビュー記事に挙がっていたのは、以下の業務でした!

・経費管理クラウド「SAP Concur」から毎月データをエクスポートし、加工する業務
・株価情報を定期的に収集してスプレッドシートを更新する業務
・Kintoneによる社内稟議の申請や承認に関する一部業務
・定期的に各省庁のHPを確認し、更新内容を取得してSlackに通知する業務
・パスワードリセット時の対応業務
・定例ミーティングのアジェンダのフォーマット作成業務

すごい…!さすがテック企業を標榜するメルカリさんです。ありとあらゆる業務に活用されていますね!

ここまでで、何となくRPAの使い道が見えてきました。

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RPAツール簡易比較表

そんな活用方法を考えるだけでもワクワクするRPAツールですが、検索するとキリがないくらい大量に候補が表示されるため、「結局、どれが良いんだろう…」って思っちゃいますよね。

今回は、国際市場の三強「UiPath」と、国産RPA「WinActor」、RPA界の革命児「Coopel」、Microsoft謹製RPA「Power Automate Desktop」を、「簡単に」「主観的に」比較してみました!ぜひ参考にしてみてください!

RPAツール簡易比較表

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RPA初心者なら、まず「Coopel」「Power Automate Desktop」を薦める理由

最後に、RPAを始めたての方に「Coopel」と「Power Automate Desktop」を強くおススメする理由を簡潔にお伝えしていきます!

■Coopelをおススメする理由

圧倒的低価格!:年間利用料数十万から数百万が当たり前のRPA界に、初期費用なしでたった月5400円、年間64800円で登場!
使いやすく分かりやすいUI!:RPA初心者に優しい開発環境が評価され、ローンチ後約8か月間で導入企業100社を達成!
サポート体制の手厚さ!:チャットを利用して気軽に質問できるだけでなく、対応も迅速

Coopelの実装例と感想はこちらの記事でも熱く語っていますので、ぜひご確認ください!

■Power Automate Desktopをおススメする理由

圧倒的低価格!:Windows10ユーザーを対象に無償配布されているため、本当に今すぐ使える!
豊富な機能数!:Office製品の操作を始め、機能数は400以上!
学習教材が多い!:Microsoft Learnにて開発手法を学べたり、用意されている様々なテンプレートを利用して、自力で開発できる!

Power Automate Desktopの実装例と感想はこちらの記事でも熱く語っていますので、ぜひご確認ください!

いかがでしたか?皆さんのRPA検討に少しでも貢献出来ましたらさいわいです!

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DXツール調査依頼、募集中です!

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DXツール調査隊では、読者の皆さんからいただいたご質問に、note記事にて回答させていただきたいと思っています!

「タスク管理がうまくいかない」「今最もアツいRPAを教えてほしい」等、漠然とした質問で大丈夫!DX初心者の調査隊員が皆さんに代わって調査いたします☆

以下の手段のどちらかから、お気軽にお問い合わせください!
①件名を「DXツール調査依頼」、本文に具体的な調査事項を記載いただき、virtual-dx@rit-inc.co.jp宛にご連絡いただく。
②DX調査隊シリーズのnote記事にコメントいただく。

皆さんのご依頼、お待ちしています!!

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参考文献

RPAとAIの違いとは?業務効率化のためのRPA活用事例4選
RPAとAIとは|違いや特徴、連携のメリット
RPAツール比較(UiPath vs WinActor vs Coopel)
2021年度版初心者でもわかる全30社以上のRPAツール比較
RPAのMicrosoft Power Automate DesktopとUiPathを比べてみた

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製品公式サイト

UiPath
WinActor
Coopel
Power Automate

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この記事を書いたのは?

大平自己紹介(小) (2)

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