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インターンとして働いた2年弱を振り返ってみる。

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人のO首が映ってしまっているのでモザイクをかけています☆(冗談です)
初めまして、RITでデザイナーのインターンとして働いている武藤と申します。3月をもちましてRITを卒業することになったので振り返りの記事を書かせて頂きます!
※インターンで一緒に働いた、繁田さんの卒業記事はこちら

インターン参加前

RITには、2019年6月に入社しました。大学3年が始まってちょうど通ってるキャンパスが都内に変わったころで、タイミングは抜群でした。同時にもう一人のデザイナーインターンも入社して、一緒にスタートを切った形でした。

Q.入ろうと思った動機は?

学校では専門的にUXデザインや体験設計について学んでいたので、業務で活かせるインターン先を探していました。
中でも自分はUIデザインに携わりたいと思っていたので、WEBやアプリなどのIT系企業を探していて、RITに出会いました。

RIT参加後

意外だったことは?

~会社全体がデザインに興味を示している〜
Slackでデザインや技術に関する投稿をするチャンネルがあるのですが、デザイナー以外の人でも「このサービスのこのUIが使いやすい〜」「こういうOOなところが満足度をあげてるよね〜」など投稿していて、UI/UXデザインへの関心が総じて高いのが驚きでした。

〜インターンの壁を取り払って業務を任せてくれる〜
どうしてもインターン生=お手伝いといった印象がありますが、RIT内ではそんなこともありませんでした。役員の人から「こんなサービスをやろうと思っているんだけど、方向性を一緒に考えて欲しい」と声を掛けられたり、社内のブランディングに関する業務に携わったり、0→1で設計を考える貴重な体験ができました。

〜デザイナーの人みんな優しい///〜
これは完全に自分の思い込みだったかもしれないですが、デザイナーの人ってちょっと独特な性格で、間違ったらめちゃくちゃ怖い・・・みたいな人が多い印象でいました。でもRITではとても平和で、「お互いに成長していこう!」という雰囲気で非常に居心地がよかったです。

インターン参加前後の変化は?

<参加当初>
・サービスの体験を考える上でのマインドセットやフレームワークはわかるが、業務上での経験がなく、イメージできていない。
・XDやIllustratorなどのクリエイティブツールは大体使えていた。
・チームでの制作に慣れていない。
・クライアントワークのイメージがついていない。
・他の人の意見をどうやって形にするかがわかっていない。

<参加後>
・クライアントと仕事とする際の、スピード感やデザイナーとしての関わり方の距離がイメージできるようになった。
・クオリティ、スピード、目的など様々なものを考慮した上でのデザインを考えるようになった。
・常に目的を意識しながらアウトプットを重ねる癖がついた。
・アウトプットの質・幅が向上した

いかにして人を巻き込むことができるか?という視点を持つようになりました。
デザインの本質が問題解決であることは頭では理解していましたが、それをどのように実務に生かすかが掴めていませんでした。デザインのもつ1つの力として、人の心に働きかけてその後の行動や気持ちを変えることがあると考えています。自分たちが扱うWEBの画面を使ってどのような成果を得たいのか?その答えを知るために人間について考えるようになりました。それからは「サービスを使ってもらう=人を巻き込む」と解釈ができるようになり、そのための方法について人間についての深い部分から考える癖がつきました。

参加したプロジェクト

CI刷新

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RITのCI(コーポレートアイデンティティ)について、まっさらな部分からコンセプト、ロゴ、HP刷新までをデザイナーチームで行いました。このプロジェクトは社外からのブランド認知を向上させたり、価値を高めることはもちろんですが、RIT社内での意識の整理(インターナルブランディング)も大事な1つの目的として掲げていました。2013年にRITがどんな目的で、どんな思いのもとできたのか?どんな人を求めていて今後どのようになりたいのか・・・など、今まで散らばっていたものを統一し、それを考え合う過程も意義のあるものとなりました。

このプロジェクトに関しての記事はWantedlyにも掲載されているので、詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください!
https://www.wantedly.com/companies/rit-inc/post_articles/269723

バーチャルDX推進室LP(初期検証用)デザインの作成

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このプロジェクトは役員の長田さんからチャットで呼び出されて、「こんなものを考えているんだけど、スタートを切るための検証LPが欲しい」と告げられ、突如としてスタートしたものでした。内容としてはアフターコロナでオンラインでのコンサルティングの需要が増し、それまで市場になかった「すぐ聞ける・すぐ頼めるDXのコンサルティングサービス」のLPの作成でした。
LPそのものは0から、設計の段階から作り上げた経験がなかったため、手探りでしたが、なんとか形に落とし込むことができました。

現在のLPはこちら↓
https://rit-inc.co.jp/virtualdx

工場・製造業向けコンサルティング会社のHP刷新

HPの刷新の案件で、デザイナーとしてはじめてメインのポジションで業務を行いました。クライアント側に対して、目的の共有、ペルソナ設計、コンセプトの設計などHPデザイン以前の根幹的な部分から提案を行う経験ができました。相手の意見をいかに消化してデザインに反映するか、シンプルな案件課題でありながらも最前線で考えることができいい経験になりました。

プロジェクトを通じて気づいたこと

デザイナーとしてどこまで相手の要件を聞き入れるかが重要
「ここの画像はこんなデザインにして欲しい」「せっかくだからこのメッセージを入れたい」など、クライアントにとって、エンジニアリングと比べてデザインは一見踏み入れやすいものであり、直接意見を出してくることがありました。その意見全てを否定するのは間違えですが、全て受け入れるのも間違えだと案件を通して実感しました。この時にどう意見を転換するのかがデザイナーの腕の見せ所とも言えるかもしれないですね。自分はまだ気づきで終わっていて、行動を起こすことができませんでした。もっと精進せねば...

ユーザー視点+α
クライアントワークでは当然ですが、「ユーザー」「サービス」に加え、「クライアント」と言う3つの関係を常に意識する必要がありました。この構図は頭でわかっていてもいざアサインされると、最初は難しく感じるものがありました。デザインでは「人間中心設計」と言う言葉があり、「ユーザー」に関して考える癖が仕上がっているデザイナーはまぁまぁ多いのではないかと思います。しかし、クライアントは我々にとっては第2のユーザーであり、それら両方を満足させなければならないと痛感しました。デザインを向ける先はどこか一方ではなく、無数に存在するということを今後も覚えておきたいです。

これから

4月から入社する会社では、C向けのサービスを作るIT系の事業会社でデザイナーとして働きます。
次の会社ではもしかしたらクライアントという存在は遠くなるかもしれませんが、RITで得た広い視野を生かしてUIや体験の設計ができたらと思います。

また、自分のこれまでしてきたことや知識に自信を持って働いていきたいです!そのためには常にインプットを欠かさず、「WHY」を意識しながら新しい価値を生み出していけるデザイナーとして活躍していきます!

インターンに参加される方へ

インターンに興味を持ってこの記事を読んでいる時点でもう向上心の塊だと思います!!笑RITではこれからデザイン組織を作る黎明期を経て拡大期へと向かっていきます。その躍動感溢れる現場に入り、チームや会社を巻き込んでいく体験がしたい人は今がチャンスです!

RITでは職種問わず「やってみたい!」と声をあげればチャンスを差し出してくれる環境があります。コンサルタントの人とも話せて人脈が作れるのもなかなかないものだと思います!
ぜひ機会があったら応募してみてください!

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