五等分TCG公開カードを見た感想~三玖・四葉・五月~
三玖
公開カードを見た感じでは三玖が五つ子の中で最も扱いに困る印象。デッキの方向性としては、「控室のキャラやエピソードを釣り上げてセットする」というものになりそうだが、そもそも控室にそんなに多くの枚数のカードが落ちるだろうか?という心配がある。アプローチに成功した花嫁のセットカードは控室に落ちるため、1回でもアプローチに成功すればある程度の枚数は確保できそうだが、問題はその1回目のアプローチをどう決めるかである。最近の公開カードで「変装」ルールのカードも出たため、五月のカードと組み合わせて控室肥やし+ドローで回転率を上げる・・・みたいな構築を試す人は一定数居そうだ。
四葉
四葉は、三玖とは正反対に最も扱いが簡単なデッキになりそう。大体の効果が「自分の花嫁1人につき~」という条件になっているため、特に難しいことは気にせずガンガン攻めていけばいい点が非常にわかりやすく、ゲームの勝利条件にも合致している。課題としてはやはり1人目のアプローチをどうやって成功させるか、だろう。「相手のイベントにより花嫁力が減らない」という特殊なセットカードも見えているため、上振れには期待できるとは思うが、特定のカードへの依存度が高いデッキは当然安定性に欠けるため、今後の公開に期待。
五月
何というか、公開カード数枚だけ見ても、カードゲーマーが好きそうな効果が揃っている。発売初動では最も人気の出そうなデッキになる気がする。枚数アドバンテージを稼ぐことにおいては五つ子の中で最上位であり、ドロー効果も多数あることから、デッキとしての再現性も高くなるだろう。1点だけ気になるのは、「手札から捨てられたら1ドロー」の効果を持っているカードのレアリティがRRに設定されていること。概ね4枚必須だと予想される、かつ汎用性の高いカードが高レアなのは、シングル価格高騰につながる恐れがあり、ライト層にとってハードルが高くならないと良いなぁ・・・とは思う。