夏っぽ記録②
娘の保育園時代の仲良くしてもらってる家族に誘われて。
その日は朝から地域の祭りがあって、次女含む小学校一年生チームは、朝ちびっ子相撲に参戦。
相撲大会のお誘いがあった時に、イマイチ理解してなかった次女。なんとなーく親としてはいろんな事にジャンルを問わずにチャレンジしてほしい。体験して見てほしい。と思っていて。仲良しの男の子も出るそうだし、高学年になると絶対出ないって言いそうだし…
「出場したらお菓子いっぱい買ってあげるけど、出る?笑」とそんな誘いをした私に対して
「え?まじ?出る出る!」と即答した次女。
前回のキャンプの時に、「女の子は〇〇したらだめ」と男の子のお友達に何気なく言われたワードに引っかかって拗ねていた次女。男の子も決して悪気があったわけではない事はわかっている。コレまでお父さんやお母さんに「女の子が困っていたら助けてあげなさい」とか「こういうときは男なんだから」とかそう言って言われてきたことも多少あると思うから。
だけど、次女は「なんで女はアレもコレもしたらいけないの!」と立腹していたので、女だからしたらだめっていうのはわたしもおかしいとおもう。悔しいから相撲でやり返しておいで!と叱咤激励。笑
そして当日。
ちびっ子相撲といっても、しっかり相撲クラブに所属している強者もたくさんで小学生だけで100人ほどの力士が集まっていて驚いた。
100人のちびっ子力士の親や、地域の人も大勢で観客も多く、次女もだんだん緊張していた。
(そして、初戦の相手がなんと一緒に参加したお友達。コレには、ちょっとショックだった。それぞれで初戦突破して応援しあいたかったし、励まし合いたかった。)
名前が呼ばれ人生で初めての土俵に立つ娘。
ハッケよーい・・・のこった!!
押し出し以外の技を家では練習してなかったし、友達同士の対戦ということもあり表情にも少し照れや恥ずかしさも垣間見えた。
互角のように見えたが、勝ちたいという気持ちが強く出ていたのは、この戦いでは相手の方が一枚上手だった。一回戦敗退。
ありがたいことに敗者復活戦があった。
そこで、何かの手違いで名前を呼ばれメチャクチャ強い女の子と対戦。
それもあっけなく敗退。同性の子に負けたこの事実はめちゃくちゃ悔しかったようで闘争心に火がついたようだった。
相撲大会が終わってから感想を聞いてみると、「来年はお菓子を買ってもらえなくても出る!他のお友達が誰も出ないって言ったとしてもわたしは出る!!」と。
将来の夢は?の問いの答えがコロコロ変わるが
力強くこういった。
『・・・おすもう』
今から来年が楽しみだ。
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