
Photo by
notequest
守る者の存在で、私は強くなれる
フライト中、息子が腹痛を訴え、ずっと息子のお腹をさすっていた。
⭐︎⭐︎⭐︎
実を言うと、私もここ数年乗り物酔いが酷く、飛行機でも急な冷や汗に、血の気が引く思い、胃がせり上がるような吐き気があり、深く呼吸をしてなんとかやり過ごしたことが何回かあった。(座ってられず、倒れ込みたいくらい症状が酷いこともあった。)
今朝の木下斉さんの Voicy 配信ではないが、本当に、お金と時間だけ残していても、ベースとなる健康な身体がないと意味がない。
⭐︎⭐︎⭐︎
そして腹痛に苦しむ息子のお腹をさすっていた今この時まさに、私は何度目かの冷や汗吐き気症状の発作に襲われていたのだ。
息子に声を掛けながら、お腹をさすりながら、自身も大きく呼吸をする。
私がここで倒れたら息子をケアする人がいなくなる。(いや、正確には夫がいるのだが、座っている席配置的に)
1人の時はそれはそれで野垂れ死ぬんじゃないかという緊張感があるが、子供と一緒の時は「私が先に倒れるわけにはいかない」と守るべき者がいる強さを感じるようになった。(まるで、何か少年漫画の主人公になったかのような)
私の身体は私だけのものではなく、誰かを護るための存在意義もある。
母になる自信もないまま人の親になったけれど、立場が自分を強く変えてくれたんだなと思う。
※無事倒れずに目的地に到着して、心よりホッとしています。