友人が私をサルベージする。
カラカラカラカラ…と、ハムスターが回し車を回す音が聞こえる。
昔の回し車って、もっとうるさかったよね。と、ハムスター研究レポートという漫画を思い出す。
企業努力はすごいな。
この回し車に対する企業努力により、ハムスターを飼うという選択をする人が増えているとしたら、人の選択肢を増やし、行動を増やすことに貢献したこの企業は偉い!
なんてことを書きたいんじゃないんだ。今日は。
この土日は家族で私の実家に遊びに来ています。
帰省時の寝室はリビングの隣の和室。だからリビングで飼っているハムスターの音が聞こえます。
今日の午前中は長男次男を私の父母に預けて、私と旦那は共通の友人の家に集まり、3人でプチパーティ。
昼間っからビールとスパークリングワイン片手に話してたら、最終的には感極まって私と友人が泣き、それを旦那が写真に撮るという怪奇な時間になりました。
涙の理由はいろいろあって一つに特定はできないけど、大きなくくりでいうなら、
私のことをこんなにも明確に理解して言語化してくれる友人が存在している
という事実に、正気を保てないほどの感謝と愛おしさが溢れでたからです。
ひょんなことから、この3人はなんでこんなに相性が良いのだろうかという話になり、その友人は、
私と私の旦那のこと、
この3人の関係性、
私と旦那の関係が破綻する時、
私が他の友人といる時の立ち振る舞い
について明快に言語化してくれました。
友人の言葉があまりに的確で、その友人の言葉をきっかけに私も言葉を発するのが止まらなくなり、自分では“知ってるつもり”だったけど実は“わかってなかった”ものがわかるようになりました。(まあ、つまりは旦那のことを、さらに好きになったっていう。)
イメージするなら、
友人が視界不良の沼地から、それらしきものを吊るし上げて、汚れを落として、プレゼントしてくれる。
それに私がラベルを付けて、場所を決めて保存する。
友人がサルベージしては、私が「名前をつけて保存」する繰り返し作業。
これはもはや「私」の編集作業だ!
それだけなら、今日は良い編集をしたな!で終われたのに、その友人の見事なサルベージ力は、私のことを愛を持ってよく見てくれていることの賜物だ!と気づき、それがどんなに幸せなことかと泣けてきたのでした。
あー、会話全部録音しておけばよかった。
こんなにも全てを繋ぎ止めたい時間は久しぶりだよ。
料理も美味しく、会話も楽しく、飲んで笑って泣いて、息子らと合流するまでの制限時間有パーティは大盛況でした。本当に帰省してよかった。
友人と旦那ありがとうーーー!
この日を忘れないよ!