「リビング吹き抜け」音対策は大丈夫?
リビングの吹き抜けって憧れますのよね。
リビングに吹き抜けがあればおしゃれで開放感がある空間が楽しめます。
高窓を設ければ、そこから自然光が入り明るいリビングになります。
私たち夫婦も開放感のあるおしゃれなリビングに憧れて、リビングの上部6畳を吹き抜けにしました。
家を建てた頃は私と妻のみで
現在は私と妻と3歳と1歳の子供の4人家族。
今年で住み始めて4年目になりますが、
「やっぱり吹き抜けにして良かったなー」
と思う反面、不満を感じている部分もあります。
今回の記事では、吹き抜けちょっと失敗したかも、と思っていることを書いていきます。
私がリビングを吹き抜けにして、不満を感じているというか後悔している点。
それは音の反響です。
吹き抜けのデメリットは他にもいくつかありますがダントツでこれです。
吹き抜けはとにかく音が響きます。
ふつうの生活音でさえ反響して二階の寝室まで聞こえます。
どのくらい響くかと言うと
そうですね例えば
コップをテーブルに置く音。
包丁で野菜を切る音。
その他の料理の音。
食器を片付けるときのガシャガシャ音。
ビニールがシャカシャカ鳴る音。
せんべいをバリバリ食べる音。
ふつうの会話の声。
などなど挙げ出したらきりがないほど。
もれなくぜんぶ二階に響きます。
テレビの音なんてもってのほか。
一階で聞くより、2階にいた方がよく聞こえるくらいです。
なので夜に子供が2階の寝室で寝ているときのテレビの音はめちゃくちゃ小さいです。
妻はテレビの音が小さすぎて聞こえないがために、字幕をつけながらドラマを見ています。
どうでしょうか、吹き抜けにするとどれくらい音が響くか伝わりましたか?
もちろん音の大小の感じ方は、人それぞれ異なると思いますが、吹き抜けは想像しているより音が響くと考えておいたほうがいいでしょう。
子供が小さい頃はまだいいと思っています。
問題になるのは、子供が成長してからだと考えています。
些細な音でも響いてしまうので、プライバシーの問題も出てきます。いくら家族と言えども、プライバシーは必要ですからね。
なので子供が中学生くらいになり、思春期の時期になると、この音問題のせいで親子で揉めそうな気がしていて…
上手いこと対策ができればいいのですが、すでに家を建ててしまっているので、できることは限られています。
とは言え、リビングを吹き抜けにしたこと自体は失敗だと思ってはいません。
吹き抜けのメリットはたくさん享受できています。
ただもう少し設計段階で考えていればなと後悔はしています。
せめて2階の寝室の建具を引き戸ではなく、開き戸を採用していれば、もう少し防音性を上げられたかなとか。
引き戸の方が使い勝手がいいのも事実ですが…
悩ましいところです。
ボタンをピッと押したら、吹き抜け部分に防音材が上から被さるみたいな装置があればいいのに。
よくお金持ちの家にある、ホームシアターが上から降りてくるイメージ。
失礼しました
なので、これから家を建てようとしている方で、リビングを吹き抜けにしようか迷っていたら、音対策だけは絶対にやっておくべきだと断言できます。
そうすることで、より満足度の高い吹き抜けになると思います。
繰り返しにはなりますが、建ててしまってからではどうすることもできなくなります。
今回の記事が、すてきな吹き抜けをつくる上でお役に立つことができれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。