#41 巨大子宮筋腫.腹腔鏡手術後8日目。 ヘソからウミが。 コロナで大変な病院の状況を知る
■ヘソからウミが出てきた!
動くと痛かったお腹。
少しずつ痛みが減っているのが分かります。
動きやすくはなってきています。
しかし、ヘソ周辺が張りまくって
すごく痛い。
ヘソの状態
●ヘソ内部はカラッと乾燥
●ヘソの上下はしこりがありカチカチに固い
●ヘソの周りに赤みあり
●ヘソを触ると熱を持っているのが分かる
座っているときも痛いけど、
立ち上がるときは、ヘソにチカラが加わり、
張り裂けるんじゃなかろうか?と思うほど痛い。
本日手術後8日目。
ふと見ると・・・ヘソからウミが出ている。
あちゃ~!
これは病院に相談した方が良いやつだな。
今、土曜日の夜。
手術した病院の救急部に連絡した。
救急部のナースと連絡が繋がる
ナース
『ヘソからウミですか。へそを毎日シャワーで洗っていましたか?』
私
『退院して一日だけシャワーに入りませんでした。熱が38度あったからです。おとといのことです』
ナース
『38度ですか・・・・今は何度ですか?』
私
『37.2度です』
ナース
『とにかく来て下さい』
すぐ病院へ向かう。
■車で病院に向かっている途中、病院から電話が。
ナース
『2日前に38度あったなら陰圧室に入って貰わなくてはならないので、病院についたらすぐ連絡ください』
ただならぬ雰囲気。
コロナの影響。
病院に着くと、陰圧室というところに通される。
(陰圧室:感染症の患者を隔離するための部屋)
誰もいない六畳くらいの陰圧室に私一人。
ドアの向こうから若き医師が言います。
(防護服を着ないと陰圧室には入れない)
医師
『箱に入っている器具で自分で測ってください』
箱の中には、体温計・血圧計・パルスオキシメーターが入っています。
(パルスオキシメーター:肺や心臓が正常に機能しているかどうかをチェックできる医療機器のこと。
健康な状態ならば96〜99%近くが標準値。
肺炎などで肺にダメージによって数値が下がることも)
私の体温:36.6度
血圧:正常
パルスオキシメーターの数値:99%
ということでコロナの疑いは晴れていると思うのですが、それでも私は陰圧室から出られません。
■防護服を着た医師とナース登場
退院した患者のヘソからウミが出ていると既に報告を受け、準備していてくださった模様。
ヘソ周辺を超音波で検査。
腹の内部にはウミの袋は形成されていないので切開する段階ではないそう。
ヘソの触診。
医師
『あ~これは痛いですよね。ウミを出せるだけ出します』
とヘソをギューギュー押してウミを出し始める。
痛い。
とても痛い。
悶絶だ!!!
でも、ウミが出て行くとなんとなくラク~。
医師『こんなに出ました』とガーゼに含まれたタップリのウミ&血液を見せてくださる。
医師
『自分でウミを出しても良いです』
『これからもウミが出るので、ガーゼをふわっと当てておいてください』
(ウミを吸わせるため)
『感染を予防するための薬を二種類出します』
『週明けには担当の医師に診て貰ってください』
と、いうことで終了。
看護師さん
『たーちさんの場合はヘソが膿んだせいで熱が出てる可能性が高く、
コロナではないと思うのですが、
コロナの影響で熱がある患者さんには
スタッフみんな神経質になっているんです。
ご不便をかけてすみません』
と言われる。
そんな。とんでもない。
医療現場がコロナの影響で大変だということをニュースでは聞いているけれど、
実際に病院に行くと緊迫した雰囲気を感じました。
身体を張って仕事をしてくださる医療従事者の方々に感謝しました。