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『リターンライダーの全国ツーリングnote』愛妻の丘でテルミの原則を熟読

北関東・東北ツーリング2日目(4/18)
群馬県:嬬恋パノラマライン GSX1300R隼 バイクツーリング


当日の天気予報に合わせたルート設定

嬬恋ツーリングルート設定

昨晩、天気予報を確認したところ、午前中はなんとか曇り予報、午後は大雨の予報となっていたので、早朝から出発しました。3~4時間程度で戻ってこれるよう、ルートを前の晩に考えておきました。

予定していたルートは「ホテル(草津温泉)」→「嬬恋パノラマライン」→「愛妻の丘」→「田代湖」→「万座ハイウェイ」→「見晴台」→「ホテル(草津温泉)」というプラン。

人工の滝もしっぽりと調和している

嬬恋キャベツの思い出

まずは嬬恋パノラマラインに向けてスタート。粉もの居酒屋を11年間経営していた身にとって嬬恋という名はキャベツの入った段ボール箱で最もよく見た産地でした。

余談ですが、当時は志賀高原キャベツの品質が高かったので、それを好んで仕入れていました。しかし、いつの頃からか、嬬恋産が関西では主流になり、志賀高原産を関西で見ることがなくなりました。

ということで、店主のキャベツの産地に対するこだわりはあっけなく崩れさりました。そんな因縁のある嬬恋でキャベツ畑をみることも楽しみのひとつでした。

行ってみるときゃべつは収穫後でした。それでも、関西のキャベツを一手に引き受けるだけのことはあり、見渡す限りキャベツ畑が広がっていました。土も肥えているようで、黒々としていました。

パノラマラインは貸し切り状態

午後から荒れ模様という天気予報だったためかバイクは1台も走っておらず、貸し切り状態でこのパノラマライン楽しむことができました。

愛妻の丘 「テルミの原則」

とりあえず既婚者なので登ってみました

愛妻家テミルさんの原則(下写真)が書いてありました。今となっては、1は逆に怒られそう、ひとつだけではハナで笑われる。5も注意しないとタイミング次第ではだいぶ怒られそう。

2から4は、やってみると良さそう。でも続けられるイメージはわかない。とりあえず、LINEでもしてみるか。

愛妻家への道は、厳冬期登山道よりも険しい

愛妻家テミル原則

愛妻の丘も貸し切り状態でした。思わず愛を叫びそうになりましたが、万が一、だれかに見られていたら恥ずかしいので自粛しました。

田代湖は農業用ため池だった

次は田代湖に向かいました。Google Mapに大きそうな湖があったから経由地の目印替わりにピンを立てておいた。

しかし、そこは湖ではなく農業用の貯水池で、周回する道路も路面状態が悪く、無舗装路が所々にあった。さらに、農耕用車両が落としていった泥や砂利もあり、隼で行くにはかなり冒険でした。

観光地と思いきや農業用の貯水池

万が一、転倒してもひと気がないので、一巻の終わり。ということでGoogle Map大先生の案内(細い道を優先してショートカットさせたがる癖)に辟易としながら何とか脱出しました。

ルート検索時に田代湖と田沢湖を取り違えたようです。あの有名な湖かと思ってピンを立てたぼくが愚かでした。

北関東・東北の地名に明るくないので、田代も田沢も同じもの状態でした。ちなみに別の日に田沢湖に行ったのですが、特に山の上から見た景色は抜群でした。

田代湖周辺をさまよっている間に雨が降り出したので、このあとのツーリングルートを変更して、一路ホテルに戻ることにしました。

小雨が降る中、ホテルに到着

ホテルの許可を得てハイエースと隼を縦列駐車

雨具は持ってきたのですが、それ以上に冷え込みが厳しかったので無理せずホテルに戻りました。幸い、小雨程度でバイクもそれほど濡れずに済みました。

ホテルに戻ったのが11時頃だったので、午後は徒歩観光に切り替えました。

群馬ツーリングはこれでお終いですが、バイクが乾くまで軒下に置かせて頂きました。タイヤが濡れているとラダー上で空転して積み込むことが難しいので、翌朝にハイエースに積み込むことにしました。

ランチは湯畑の周辺にある焼肉「吾妻」へ

まずはランチを食べに湯畑周辺に向かいました。結構流行っている「吾妻」という焼肉屋さんがあったので入りました。昨夜もこの店は店頭で焼いている焼き鳥のテイクアウトで賑わっていました。

部屋に持ち帰って皆で食べながら飲む方が多いようで、夜食にぴったりですね。観光地価格の多い草津温泉の飲食店の中では、リーズナブルでサービスも良心的なお店でした。

和牛カルビランチ

入店して、とりあえず焼肉(和牛カルビ)ランチ税込1,045円(価格変更前)と生ビールを注文しました。滅多に昼間からアルコールを飲むことはないけど、天気予報も雨続きなので、今日は特別感を出してみました。

焼肉FCチェーンを運営している会社で10年間働いていたので、和牛を使って1,000円前後でランチが出せるのは信じ難いことですが、しっかりと和牛の味がしていました。

しかも炭火焼で本当に美味しかったです。副菜はご覧の通りなので☆2つとさせて頂きました。肉は☆3つ!

腹ごなしに温泉地をぶらぶらして、また湯畑に戻ってくると「予約できますよ~」といった掛け声が聞こえた。近寄ってみると「湯もみ踊り」見学チケットの販売でした。

今日はもう予定がないので、とりあえず16時頃開演するチケットを購入してみました。なんでもやる方が好きで、見て楽しむことに消極的なのですが、脳の病気もしたことなので、そろそろシフトチェンジしてみようと思いました。

温泉と昼寝でリフレッシュ

いくつもの外湯をはしご

開園までの間に温泉に入って、ホテルに戻って昼寝&お茶を済ませてからまた湯もみ踊り鑑賞に戻ることにしました。今日の湯温も47度とテンションマックスです。

昨日3か所の温泉に入り、最後のところだけ恐らく45度程度だったので、それが適温に感じられるぐらい熱さへの耐性もついてきたので、47度に身じろぐことはありませんでした。

草津温泉名物 本家ちちやのおんせん饅頭

ホテルに戻ってひとやすみ、脱水症が病気の天敵なので、水分補給を意識的に取りながら糖分も補給しました。ティータイムはテッパンの本家ちちやさんの温泉まんじゅうと緑茶で渋くまとめました。

その後、1時間ぐらい昼寝して、朝のツーリングとランチの飲酒、温泉の疲れがすっかりとれて、また新たな1日が始まりました。

ちょうど、湯もみ踊りが始まる時間になったので、ホテルを出て湯畑にいきました。

湯もみ踊り見学

昔は源泉をこうやって冷ましていたようです

16時台の公演は日帰り旅行のかたは入らないので、基本的に空いているようで、5組、10人ほどの観客でした。なので、好きな席で見ることが出来るので、一番前の席に座ってみました。

はじめは地味めでしたが、途中から盛り上がってきて、最後は水しぶきをあげて迫力がありました。

昔は横一列に並んで、入浴するひとが自分の湯を冷ますために板をもって混ぜていたようで、それで温度が下がるなら、今でも板を置いてくれればいいのにと思いつつ、楽しませて頂きました。

草津温泉、2日目の夕食

仕上げの夕食はまたまた湯畑の周辺にあるそば居酒屋の「十割そば銀の鈴」という店に入りました。ちょい飲みプラン(大きな焼き串1本と生ビールのセット)とそばとてんぷらのセットを食べました。

はじめに出てきた焼き鳥が美味しかったので、地酒3種セットも追加して、そばとてんぷらに期待が膨らみました。

焼き鳥

しかし結論から言うと☆1つでした。そばについては、温泉地あるあるとだけお伝えしておきましょう。ということで北関東1県目の群馬旅はこれにて終了します。

ざるそばと天ぷら

明日は栃木県(日光)に向かう予定ですが、雨予報だったので一旦通り過ぎて茨城県に向かうことにしました。

リストランテ”TETSU”のホームページ


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