もう何言ってんだよと
特権持ちの人が自分の持つ特権に無自覚でありながら無邪気に「マイノリティへの配慮」を口にするグロテクスさに社会の縮図を見てるようで一気に気が抜ける。
社会問題の本質なんて上澄みに現れることなんて決してないんだから、その浮遊したアクを見て「かわいそうな人たちを救わなきゃ」とは、暖かい陽だまりのような場所で育った心優しい人達なんだなと思う。半分は煽ってるし憎らしいと思うけど、半分はそうなってもおかしくはないかと理解できる部分もある。許したくは無いけど。
まともに向き合えば精神が擦り減ってしまうので、外部と自分との間にワックスみたいな光沢のあるツルツルな膜を張らないといけないことに最近気がついた。
知らぬが仏ってよく出来た言葉だなと思い知らされる。飼い慣らされた人間に向けられた易しい言葉だ。
本当に知らなければ楽でいられたことがたくさんあった。娯楽なんか特に。でも知らない方が良かったなんてことは無い。