連休中のおうち時間で観たい、おすすめワイン映画4選
せっかくの連休なのに、なにも予定がない……と悩んでいませんか?
このnoteで紹介する「ワイン映画」を観ていただければ、おうちにいながら簡単に「非日常」を味わえます。なぜなら、私もこの映画を観て「非日常」を味わい、リフレッシュできたからです。
このnoteはこんな人向けです。
今回選んだ映画の条件は以下の3つ
今回は、ワインエキスパートおすすめのワイン映画を4つをご紹介します。このnoteを最後まで読むと、観たい映画が見つかって、きっと気持ちのいいお休みが過ごせますよ。それでは参りましょう!
▼映画タイトル
①ブルゴーニュで会いましょう
②ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡
③ワイン・コーリング
④ソム
伝統を守るにはチャレンジする勇気と家族の絆!
【その①】ブルゴーニュで会いましょう
保守的ながんこ親父と反発する息子。親子の確執と家族の絆を描く、王道ストーリー。ワイン好きにとっては泣く子も黙る、フランスブルゴーニュ地方の美しさが楽しめるだけでなく、自然の厳しさ、経営の難しさも描かれています。新しいことへ挑戦し続けなければ、伝統を守れない厳しい現実はワインの世界だけではないですよね!
それにしても、主役である息子が完璧すぎる! 対して、保守的で頑固、失敗を恐れて挑戦をあきらめ、息子の成功も素直に喜べない、こじらせ親父に肩入れしてしまうのは、私の歳に近いからか、それとも性格が似ているから?
常識を疑え!新しいことを始めるにはまず自分が楽しむことから
【その②】ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡
日本では「ワイン版パリスの審判」と呼ばれる事実が元のストーリー。
1970年代、フランスでのアメリカ産ワインは存在しないも同然。しかし、その品質の高さに気づき、世に知らしめるきっかけをつくった出来事が描かれているのがこの映画。
周りの評価よりも、先入観を持たず、よいものはよいと評価した主人公の、本人の予測も超えた結末とは。
70年代カリフォルニアの明るく、おおらかで陽気なイメージそのままの登場人物たち。輝く太陽と乾燥した土地、壮大で美しいワイナリーの風景は、初めに紹介した「ブルゴーニュで会いましょう」と好対照。
そして、ここでもアメリカ親父のマッチョイムズとチャラい息子の親子の確執という、王道ストーリーも描かれています。
「ワイン版パリスの審判」についての詳細はこちら
自分らしく生きるってどういうこと?
【その③】ワイン・コーリング
南フランスで、自然派ワインの生産をするひとたちのドキュメンタリー。ポップでロックな音楽とともに映し出されるのは、仲間や家族と共に生き生きと、そして真摯にワインづくりと向き合うひとたち。この地でワインづくりをすることになった経緯はひとそれぞれ。つくられるワインもそれぞれ。「自然派ワインは生きている!個性がありそこが素晴らしいのだ!」と語られていますが、個性がありすぎて自然派ワインにちょっと苦手意識を持っていた私は、まだまだ人生修業が足りないのだろうなと納得です。
並外れた努力をしたその先にしか見えない景色がある
【その④】ソム
世界のソムリエ業界の頂点ともいわれる「マスターソムリエ」の資格に挑戦する若者たちを追ったドキュメンタリー映画。いちばんの主役といえるイアンは、いつもフラッシュカードを手放せず、常に試験のことで頭がいっぱいで、とにかく真面目。仲間との切磋琢磨、家族の思い、本番が近づくにつれて増す不安。ここまでする?という鬼努力の先にはどんな景色が待っているのか。
ソムリエ、ワインエキスパート受験者はもちろん、なにかに向かって挑戦中のひと、がんばっているけど不安だよ……というひとにもおすすめです。
まとめ
思い立ったらすぐ観られるワイン映画を4つご紹介しました。観たあとには、前向きになれる、気分転換になる、なんとなくいい気分になれる映画です。せっかくのお休み、どれかひとつでも観ていただいて、気軽に非日常を楽しんでいただけたらうれしいです。
ワインエキスパートが、あふれるワイン愛をTwitterで叫んでいます!ワインが好きな方、ワインに興味がある方、ワインは興味がない方も(笑) ぜひフォローしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも引き続きワイン愛を語りたいと思います。楽しみにしていてくださいね!
ではまた~!