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【社員紹介 Vol.13】辻 眞貴 Ι M&A未経験入社から2年で昇格!

こんにちは。RISONAL(リソナル)を運営するオーナーズです。
当社は、大企業にしか提供されてこなかった高いクオリティのプロフェッショナルサービスを、テクノロジーを活用し、中小企業向けに広く提供しています。
中小企業の生産性を高めることを存在意義として、専属M&Aエージェント(FA)サービスを民主化することを目指しています。
 
今回は、M&A未経験からオーナーズに参画し、2024年8月に昇格した辻 眞貴に話を聞きました。

※)編集部 辻のプロフィールを含めた入社時の記事 「M&A未経験 中小企業診断士」もご覧ください。

大企業とスタートアップの異なる性質を理解し、チーム全体の業務効率化に貢献

−−昇格おめでとうございます。入社してから今日まではどんな日々でしたか。
辻:ありがとうございます。年が明けたら入社して2年になるのですが、本当にあっという間でした(インタビュー時は2024年10月末)。
M&Aの仕事は未経験でしたので、覚えなければいけないことが多く、目の前のことを一つ一つ乗り越えていくうちに、気づいたら2年経っていたという感覚です。何よりも、同僚に恵まれて充実した毎日でした。

−−業界未経験から入社して苦労したことはありましたか。
辻:前職は金融機関でしたので、例えば財務分析のような数字を扱う作業は大きく変わりませんが、クライアントワークについては前職とは全く違う性質を持っています。前職は取引先数が非常に多かったこともあり、融資審査や営業のため毎日複数社のお客様とお会いしていましたが、一連の融資審査が終わり貸付を実行すると一旦担当者の手を離れるため、お客様と長いスパンでお付き合いをする経験はさほどありませんでした。
一方で、M&Aのアドバイザリー業務では、当社をご任用いただいたお客様とは成約までの間、どんなに短くても半年は密なコミュニケーションを継続します。そのギャップに慣れるまでには少し時間を要しました。
また、お客様にとっては経験の多寡は関係のない話であり、アドバイザーとしてお客様に不安を与えないよう振る舞うことが求められます。もちろん、分からないことは社内のメンバーに聞けば何でも教えてもらえる環境ではあるものの、お客様の疑問などに対して即答しないといけない場面はどうしても出てきます。その辺りはM&Aの基礎的な知識を身につけるまでは苦労しました。 

−−アソシエイトとして仕事をする中で、適正な評価を得るために意識していたことはありますか。
辻:まず案件にアサインされたら、その案件で自身の上長となるパートナーやディレクターの指示をしっかりと理解し、報告・連絡・相談を適切なタイミングで行うなど、仕事の基本を徹底するようにしていました。また、M&Aチーム内の雑務や諸作業など、案件以外の業務にも能動的に取り組み、チームにとって間接的にでも役立ちそうな資料の作成やメンテナンスを進んで行っていました。
当然、まだ案件を一人で進められるような経験はありませんので、少しでもチーム全体の業務効率化に貢献することを意識していました。 

−−アソシエイトからヴァイス・プレジデントに昇格されて、役割の変化や違いについて教えてください。
辻:原則として、M&A業務が未経験であればアソシエイトとして入社します。アソシエイトは、まずM&Aアドバイザリー業務の基礎を身につけ、上長のサポートを的確に行うことが求められます。
一方、ヴァイス・プレジデント(以下、VP)になると、案件プロセスの一部を任せられるようになります。案件プロセスにおいて重要な場面での両当事者とのコミュニケーションや契約に関する業務は上長のサポートが必要ですが、それ以外はお客様や買い手企業の窓口として、案件を円滑に進める役割を担います。
当社ではアソシエイトからお客様や買い手企業の窓口を担当することもありますが、VPはアソシエイトの一段上のクオリティが求められますので、アソシエイトの頃から社内のVPのメンバーの働きぶりを意識しながら業務に取り組んでいました。  

−−VPとして取り組んでいきたいことを教えてください。
辻:昇格したからといって業務内容が大きく変わるわけではありませんが、先ほどもお話しした通り期待される仕事の質は高まっていると思います。まずはその期待に応えられるように、目の前の仕事に全力で取り組んでいきたいです。また、他のアソシエイトやVPのメンバーと協力しながら、これから入社される方々が当社にスムーズに馴染めるよう、オンボーディングのサポートにも力を入れていきたいと考えています。

恵まれた環境を最大限に活かし、未経験でもM&Aのアドバイザーとして成長

−−当社で今後どのようなキャリアを形成したいと考えていますか。
辻:振り返るとあっという間の2年間ではあったものの、今ではもう未経験だとは言えない年次になってきました。短期的には、未経験で入社するメンバーに対して、経験者として的確なアドバイスができなければならないと思っています。
また、その先としては一つ上の職階であるディレクターを目指したいです。案件を一人で進められることがディレクターの最低条件なので、VPの段階でそのレベルに到達している必要があります。
M&Aのアドバイザリー業務は非常に奥が深く、経験が豊富なメンバーであっても初めて遭遇する事象が数多く存在するということは、日々の業務で実感しています。FAとして常に最適解を導き出し、円滑に案件を進行させることは簡単ではありません。長いタイムラインになることは覚悟していますが、そこを目標としています。
当社のパートナーやディレクターは、M&Aアドバイザリー業務において高い専門性を持つプロフェッショナルばかりです。この恵まれた環境を最大限に活かし、どんどん仕事のナレッジを吸収して自身の糧としていきたいと思っています。

−−金融機関から当社への転職はギャップがありましたか?
辻:業務マニュアルや社内ルールなどが整備されているいわゆる大企業と、組織体制が成長過程にあるスタートアップ企業とではギャップがあるだろうと覚悟をしていましたが、仕事をする中でこれまで特段不便な思いをしたことはありません。
前職では業務効率の観点から仕事のマニュアル化・分業化が進んでおり、自身の職務分掌を超えた仕事をすることはあまり歓迎されていませんでしたが、当社では会社としての成長のためであれば自ら進んで様々な業務に携わることができる点が魅力だと感じています。
社会人としては業務マニュアルや社内ルールが厳格に定められた環境で育ってきたこともあり、そちらの方が自分に合っていると思っていたのですが、オーナーズに参画して、意外にも今の柔軟な環境の方が合っていると気づけたのは大きな発見でした。
この2年間で会社の体制は増員とともに大きく成長し、しっかりとしたコーポレート部門も構築されました。一般的にスタートアップ企業と聞いてイメージするような「すべてを一から自分たちで作っていく」というステージはすでに卒業していて、将来的な上場へ向けて会社の土台が出来上がりつつあることを肌で感じています。

−−最後に、オーナーズに入社して良かったことを教えてください。
辻:当社には様々なバックグラウンドを持つ人が集まっており、それぞれが培ってきたナレッジをオーナーズという会社に還元しながら、社風や仕事の進め方、業界内での新たなポジションを共に作り上げているところがとても面白いと感じています。
未経験で入社した人間としては、経験者の多様な視点や考え方を学び、自分なりにそれぞれを組み合わせて吸収できるのも魅力だと考えています。


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