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健康経営と業務災害補償保険(上乗せ労災保険)

最近では、未曽有の人手不足もあり人材確保の為に中小企業の経営者の中でも健康経営を目指す人が増えてきました。


健康経営とは

「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。 企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上が期待されます。

健康経営優良法人認定制度とは

経済産業省のホームページによると
健康経営優良法人認定制度とは、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから社会的な評価を受けることができる環境を整備することを目的に、日本健康会議が認定する顕彰制度です。
本制度では、大規模の企業等を対象とした「大規模法人部門」と、中小規模の企業等を対象とした「中小規模法人部門」の2つの部門を設けています。
「健康経営優良法人」に認定されると、「健康経営優良法人」ロゴマークの使用が可能となる他、自治体や金融機関においてさまざまなインセンティブが受けられます。

中小企業の経営者も人材確保・自社のブランド化を目的に健康経営優良法人認定制度の「中小規模法人部門」にエントリーする企業が増えています。

「健康企業優良法人」の認定要件は

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/yuryohoujin_ninteikijyun.pdf


業務災害補償保険(上乗せ労災保険)に加入すると認定要件が満たされる可能性がある

業務災害補償保険(上乗せ労災保険)は、政府労災では補えない部分を補償する損害保険です。各保険会社によって違いがありますが、この保険に加入するとサービスとして下記の様な項目が付いています。

■付帯サービスの例
・ストレスチェックサービス
・健康や介護などの相談窓口
・メンタルケアカウンセリング
・二次検査機関の手配、紹介
・がんや介護などからの職場復帰支援 等

これにより、健康企業優良法人の認定要件のいくつかは解決できます。

健康経営優良法人を目指す経営者様は、ご自分がご加入になっている業務災害補償保険(上乗せ労災保険)に、どのような付帯サービスがあるかを確認することをお勧めします。


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