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ピアノが売れない (運送業者貨物賠償責任保険)


ピアノが売れない


母が亡くなり、遺品の整理をしています。大物で売れる物と言えば、
「ピアノ売ってちょうだーい」で頭に刷り込まれているピアノ。
インターネットで検索すると、古いピアノでも買取りますと言う広告だらけ。
事前査定に必要な情報は、
製造メーカー
シリーズ
型番

ペダル数 2本か3本か
この情報を入力すると買取査定が出来るそうです。
私の家にあったピアノはヤマハだったので、メーカー系の買い取り業者が良いのではと思い、査定依頼しました。なんと、
「お客様のピアノは買取れません。もし引取りが必要なら77,000円費用が掛かります。」との返事。

どんなピアノも買取ってくれるのでは?

気を取直して、もう1社見積もり査定をすると、
「お客様のピアノは買取れません。もし、引取りが必要なら44,000円費用が掛かります。」

ピアノ買取業者は運送業者

私は、ここで確信しました。ピアノ買取業者は「運送業者」なのだと。
ピアノを処分したい人を「買取」を餌に募集して、実際は「引取り費用」で稼いでいる「運送業者」が実態ではないか。

以前、私が勤めていた会社で事務所を撤退する時に、オフィス機器の買取業者に依頼を掛けましたが、結局は「引取り費用」が必要だと言われて、
知り合いの業者にタダで引き取ってもらった経験があります。

この様に、大きなものでトラックを必要として素人では運べない物を
「買取る」と言っておきながら結果、「引取り費用」を請求する
「運送業者」の商売の形態だと確信しました。

「運送会社」と言えば、運送業者貨物賠償責任保険の加入が必須になります。この保険は、ナンバープレートで1台づつ加入することも出来ますし、運送会社ごと売上高を算出基礎数字として加入した場合は庸車の危険も担保する事が出来ます。

また、荷物その物でなく、荷物を運ぶ際に他人をケガさせたり、他人の物を壊した場合の損害倍賠償金を支払う特約を付けることも出来ます。

私は、結局、ピアノを買取ってもらうのをあきらめて、将来、リフォームする時に業者に処分してもらう事にしました。


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