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マンション管理組合の理事に朗報?日新火災のマンションドクター
マンションの共有部分の火災保険
分譲マンションでは、自分の所有している部分と共有部分があり、それぞれ火災保険に加入する必要があります。共有部分についてはマンション管理組合が管理費から保険料を支払うのが一般的です。
最近の自然災害の多発により火災保険の値上がりが止まりません。
マンションの共有部分の火災保険の値上がりは、マンションの老朽化による給排水の事故が多発しているためだと言われてます。
2024年10月の改定で築年数が古いマンションの共有部分の火災保険の保険料が2倍~3倍になる可能性もあり、マンション管理組合の理事を悩ませています。
私自身もマンションの共有部分の火災保険を担当したことがありますが、
正直言って苦手でやりたくありませんでした。その理由は、マンション管理組合の火災保険は理事会で承認されて契約されるので土曜や日曜の午前中に理事会に出席して、保険の事を知りもしない住人からくだらない質問を必ず浴びるからです。
しかし、営業的に言えば、ほぼ5年契約の火災保険で保険料も高額になるので、マンションの共有部分の火災保険を専門的に扱っている損害保険募集人が居る程、手数料的には魅力のあるマーケットです。
日新火災のマンションドクター
マンション管理組合の理事に朗報?な火災保険が日新火災の
マンションドクターです。この保険は、まず、
一般社団法人日本マンション管理士会連合会の
診断マンション管理士がマンションを診断して診断レポート作成します。
その診断結果によって火災保険の保険料が大幅に下がる可能性があるのです。
診断料金は無料で、診断から火災保険の見積もりまで約1か月ぐらいの期間が掛かります。診断前にマンションに関する様々な書類の準備を求められます。診断当日は、理事が診断士に同行して2時間ぐらいの時間でヒヤリングとマンション内を実際に回ります。マンションの戸室に入ることはありません。
日新火災のパンフレットによると築37年172室のマンションの共有部分の火災保険の保険料が保険期間5年で約1270万円だったものが約570万円半分以下に削減されたそうです。
さらに、診断結果がS・Aと高評価の場合は、管理組合の了承を得て、LIFULL
HOMES'に住宅評価が掲載されてマンションの価値の向上に寄与します。
日新火災の担当者によるとマンションドクターのターゲットは築20年~25年以上の管理が行き届いたマンションだそうです。
仮に診断結果が悪くて、火災保険料が値下げにならなかった場合でも
診断料は無料で、診断レポートには、今後のマンション管理に関する有益な情報が載っているので損はありません。
全ての物が値上がりしている今、マンション管理組合の理事さんで
火災保険料の値上がりに頭を痛めているなら、
一度、診断マンション管理士に診断を依頼してみたらどうでしょうか?
日新火災による診断割引の有効期限は5年なので、まだ、火災保険の満期が数年先のマンションでも診断だけ先に済ますことも出来ます。