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学校で案内される団体保険は加入した方が良いの?

師走になると学校関係の損害保険を扱っている代理店は入学時に配る団体向けの損害保険の資料の準備に追われます。
幼稚園から大学まで、入学の案内の時に団体保険の案内が必ず渡されますよね。これって、加入した方が良いの?


入学時に案内される損害保険の内容

幼稚園から大学まで入学時に案内される団体の損害保険の内容は

個人賠償責任保険+傷害保険+疾病保険+携行品損害保険+育英費用保険

で構成されています。

これらは、各種の団体保険となっており、その学校が所属している団体や中学・高校等はPTAが団体になっていることがあります。

この損害保険は加入する必要があるのでしょうか?

私の個人的な意見としては、個人賠償責任保険を、自動車保険や火災保険の特約として、もしくは自転車保険(個人賠償責任保険)に加入していれば、あえて加入する必要は無いと思います。

この手の損害保険の真の目的は学校内外でトラブルが発生した時に個人賠償責任保険があれば解決しやすいので、加入を推奨するのです。

個人賠償責任保険については、私のnote

をご参考にして下さい。

傷害保険や疾病保険がありますが、私が住んでいる市町村では18歳まで医療費がタダなので、あえて加入する必要は無いと思います。

ただし、こんな私でも、この手の保険に加入したことがあります。
それは、息子が大学に進学した時です。加入理由については、育英費用保険が必要と感じたからです。

育英費用保険とは、息子の在学中に万が一親の私が亡くなってしまった時に授業料を保険金で支払ってくれる保険です。
私の息子は私立の大学に進んだので、授業料が高額なので加入しようと思いました。

団体保険は集金事務費が発生する

学校が主体となって、この様な損害保険を案内する、もう一つの理由は集金事務費です。加入の手伝いをする事により団体が集金事務費を得ることが出来るからです。この集金事務費で各団体の活動の費用を補っているからです。

子供が進学するハレの日に案内される損害保険。
加入するかは、慎重にご検討ください。


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