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御社もフジテレビ?接待セクハラに企業責任!

フジテレビが有名タレントの性的な加害事件で揺れています。
フジテレビの職員が被害女性と有名タレントとの食事の場を設定したことが問題視されています。

接待セクハラに企業責任

これを受けて2025年2月3日の日経新聞では、「接待セクハラに企業責任」という記事が掲載されていました。

記事の中では、仕事の発注先であるグループ企業の男性社員から何度もセクハラ行為を受けた契約社員の女性が、男性社員だけでなく、十分な対応を怠った自分の勤務先男性社員の勤務先共通の親会社を訴えたとあります。
判決では共通の親会社とは雇用関係は無いので責任は否定されましたが、
自分の勤務先相手男性の勤務先には慰謝料など計220万円の支払い命令がなされたとあります。

相手男性の勤務先には民法で定める「使用者責任」がある為に責任が問われ、女性の勤務先には労働者を守る「安全配慮義務」があるので、この様な事が発生した場合は、「安全配慮義務違反」に問われるのです。

フジテレビの出来事は、全ての会社にとって他人事では無いのです。

また、その記事には、たとえその会食が「参加は自由の懇談」などとされていても企業側の責任は免れないと書かれています。セクハラの発生時間や場所が就業時間前外の宴席や接待の為の飲食店、取引先の事務所でも「実質上職務の延長と考えられるものは職場として扱う」からだそうです。

昭和の職場はハラスメント天国


昭和のバブル入社の私にとっては、当時の社員旅行で女性社員をコンパニオンの様に扱う昭和の上司は現在の考え方にすれば、セクハラ大魔王ですね。私の周りはセクハラ大魔王だらけで、私自身はパワハラ上司に日常的に机を叩かれながら指導?されていました。

そんな、ハラスメント環境で仕事をしてきた私としては、
セクハラは当然いけない事なのですが、
ハラスメントは本人のとらえ方が大きく左右するので行き過ぎた
セクハラの主張は、社会を不寛容にしてしまっている気がします。

セクハラ・パワハラから企業を守る雇用慣行賠償責任保険


この様な、職場でのセクハラ・パワハラから会社を守る損害保険が、雇用慣行賠償責任保険です。セクハラ・パワハラで会社が訴えられた時の訴訟費用賠償金を保険金で受取る事が出来ます。

複雑化する労働問題に対応するためにも従業員を1人でも雇用するならば、雇用慣行賠償責任保険の加入は必須だと思います。


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