主の都市の幻 - 後半 -
P.160〜166 第11章 都市『天国からのメッセージ(原題THE CALL)』著リック・ジョイナー、2000年7月1日発行、マルコーシュ・パブリケーションより抜粋(2023年5月15日現在出版社在庫切れ)
第11章 都市 - 前半(P.153-159)より続き
第11章 都市 - 後半(P.160-166)
回復のわざ
あの軍隊を見ていた時、私は将来をのぞいていたわけだが、それと同じで、主がこう語っておられるとき、自分が将来をのぞいているのだとわかった。現在の平和の内に、将来のビジョンをもって建てるということについて、主は語っておられた。そのこともまた、調和にとってきわめて重要なことであった。時間もまた、私たちがうまく調和していかなければならない被造物の一部なのである。
そのとき、知恵が私の方を向かれた。そのため、私は彼の目をまともに見ることになった。彼は言われた。
「わたしは、わたしの創造したものを愛しています。野の獣も、海の魚も愛しています。わたしは万物を、そのあるべき姿に回復していきます。しかし、まず、人類を回復しなければなりません。わたしが来たのは、贖うためだけではありませんでした。回復するためでもあったのです。わたしの回復のミニストリーをになう者の一人として、あなたは、人をありのまま見るだけで終わってはなりません。その人の将来の姿も見るようにしなければならないのです。エゼキエルのように、もっとも干からびた骨を目の当たりにしながら、すでに、その中に非常に大きな軍隊の姿を見ていなければなりません。それらの骨がわたしの召しているとおり軍隊になるまで、骨に預言して言わなければならないのです。そうして、わたしの軍隊は進軍するのです。わたしの軍隊が進軍するとき、回復のわざを進めていきます。
破壊ではありません。もちろん、悪と戦うこともしますが、同時に、義の都市を建てることもしていくのです。地上の宝の全部をもってしても、たった一人の魂の価値に見合うだけの重さはありません。わたしは都市を、人の心の中に、人の心とともに建てています。大いなる知恵、すなわち、永遠の宝を知る知識をもっている者は、わたしの都市を建てるのに用いられていきます。あなたは、この知恵のある者が都市造りをする者なのだとわかります。彼らは地上のものにではなく、天の宝にその心を向けている者たちです。そのため、ちょうどソロモンの時代のように、この世はわたしの都市にその富をもたらすのです。
わたしは、知恵のある、都市造りの責任者を起こしていきます。あなたは彼らとともに歩かなければなりませんし、彼らは皆一緒に歩かなければなりません。この都市であなたが目にした大通りや通りの一つひとつは、地上における真理の砦となっていきます。それぞれの砦は、暗闇の勢力に立ち向かうのです。そして、これら暗闇の勢力は、それに対抗することができません。それぞれの砦は山のようで、そこから川が流れて、地を潤していきます。それぞれは、わたしを求めるすべての者にとって、逃れの町、避難所となります。それに対抗するために造られた武器は、どれも役に立ちませんが、わたしが与える武器は、どれも必ず敵を仕留めるのです」
主の家を建てる者
知恵が語っておられるとき、私の目は大きく見開かれ、今まで目にした中で最高に美しい谷を見ていた。谷を形成している山とその谷自体は、私の記憶にあるどんな緑色よりもさらに鮮やかな緑色をしていた。岩は銀でできた砦のようだったし、木は何一つ欠けたところのない完全な姿をしていた。中央には川があり、その周囲のすべての山から小川が流れて来て、その川に注いでいた。その水は、見たこともないほどの真っ青な色をしていて、空の色と美しく調和していた。すべての草の葉は完全な形をしていた。その谷は、数多くの種類の動物であふれていた。動物たちもすべて、病気や傷のない、その種の最高のものばかりがいるようだった。動物たちは、その谷と、またお互い同士とも、完全な調和を見せていた。これほど望ましい場所を、私はかつて地上で見たことがなかった。
私は、エデンの園を見ているのだろうかと思った。そのとき、谷を測量調査している完全武装した数人の兵士の姿を目にした。ほかの兵士たちが小川をたどって川まで下り、その川をたどって兵士たちが測量調査している場所までやって来た。最初、この場所に兵士たちの姿というのは、全くそぐわないと思ったが、すぐにその違和感も消えた。彼らがそこにいるべきなのだと、どういうわけかわかったからである。
私はその兵士たちを見た。彼らは、百戦錬磨の粗野な強者たちだったが、親切で気さくな一面も見せていた。荒々しく、意志の堅固な者たちでありながら、完全な平安の中にいるようだった。まじめで沈着冷静かと思うと、喜びで満たされており、すぐに笑い出すのだ。たとえ、その戦いがつねに厳しいとわかっていても、もし私が戦闘に行かなければならないとしたら、味方でともに戦うのは彼らだと思った。彼ら以外の兵士など、考えられなかった。
彼らの武具は、まさにオーダーメイドされたように、からだに完全にフィットしていた。まるで武具など着けていないかのように、その動きはしなやかだった。その武具は、私が今まで見たどの武具よりも軽く、しかも頑丈であった。また、それには、水や山、青空の色が完全に混ざり合っていた。今まで見たことのないほど見事に、周囲のこれらの色が武具に映っていたのだ。武具自体は、「この世のものとは思えない」銀でできていて、地上のどんな銀よりも純粋で深みのある色をしていた。この兵士たちはいったい何者だろうと思っていると、主が語り始められた。
愛は恐れに勝つ
「わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。彼らは、家を建てる者たちです。わたしの家の一軒一軒は、わたしの軍隊を派遣するとりでになります。騎士として出陣して、貧しい者や抑圧された者のために戦う者もいれば、中隊として出陣して、敵の要塞を急襲し、戦利品を持ち帰る者もいます。また、軍勢を出陣させて、都市を征服し、わたしの真理と義が治めるようにする者もいれば、他の砦の軍隊と合流して、わたしの真理や愛、力によって国家全体を解放する者もいるのです。
これらの砦は、わたしの民の守りのためだけではありません。わたしの軍隊を動員して、訓練し、地上の隅々にまで派遣するためでもあります。暗闇の時代はまもなく来ますが、わたしの民は、身を隠したりはしません。彼らは出陣し、悪に対して善で打ち勝つようになります。彼らは、死に至るまでも自分のいのちを愛することなく、自分のいのちよりも、他の人を愛するという、そのことによって打ち勝つのです。これは、わたしが戻って来る前に地上に派遣する、恐れを知らぬ者たちです。
彼らが来るという預言を聞くだけで、わたしの敵の心は恐れおののきます。この兵士たちには、恐れがないからです。彼らにあるのは愛です。彼らの愛は、恐れよりも力があり、恐れの力を打ち破ります。最初の時から人類を縛っていたのが、この恐れでした。彼らは、毎日毎日死ぬことを選び取っているので、死の恐れも、彼らに対しては何の力ももっていません。このことによって、彼らにはすべての敵に対する力が与えられています。敵の力とは、実に恐れなのです。わたしは死んだことがありますが、今は永遠に生きている者です。また、わたしを知っている者は、死を恐れることはありません。したがって、わたしを知っている者は、わたしの行く所はどこでも、あとに従って来るのです。
わたしのそれぞれの住まいの場所は、このような谷になります。谷は、人類の堕落以前に地上に存在していたいのちをもって生きています。わたしの贖いの力によって、再び、真のいのちがもたらされたからです。わたしの住まいは、わたしのすべての小川が注ぎ込んで一つになる所だけに、見い出されるようになります。わたしの家を建てる者たちは、すべての小川から来るのですが、一丸となって働きます。ちょうど、大きな家には異なる職人が必要なように、わたしの家の場合もそうです。彼らが一緒に働く時だけ、わたしの家を建てることができるのです。
あなたも見ての通り、わたしの家を建てる者たちには知恵があって、建てる前にすべての測量調査をすませています。わたしのそれぞれの家は、人間の測量によってではなく、わたしの測量によって、その敷地の上にわずかな誤差もなく、建てられます。家を建てる者が、最初に身につける技術は、測量技術です。彼らは土地を知らなければなりません。わたしは、民のために、その土地をあてがっているからです。あなたがわたしの知恵で建てるとき、その建てる物は、土地にまったく違和感のない、ぴったりしたものとなります」
それから、私は、谷の小川の傍に立っていた。その小川にそって、山の頂上まで歩き始めた。頂上に近づくにつれて、耳をつんざくような、恐ろしい音が聞こえてきた。谷の向こうに目をやると、戦争が見え、大地震が地を引き裂いているのが見え、嵐と火事が谷をすっかり取り囲んでいるように見えた。あたかも、自分が天国と地獄の境界線上に立って、地獄そのものをのぞき込んでいるかのようだった。地獄の全勢力は、無力で、谷を侵略することができないと分かったが、その光景が、あまりに恐ろしく、私は谷へと駆け戻ったのだった。すると、知恵が私のそばに立っているのが感じられた。
「ここは、死にゆく者と生きている者との中間点で、あなたが生きなければならない所です。恐れないで、信じなさい。あなたは弱い者でしたが、今わたしはあなたと共にいます。だから、強く、雄々しくありなさい。恐れがあなたを支配してはなりません。すなわち、何一つ恐れのためにしてはなりません。あなたのすることは、愛ゆえにしなさい。そうするなら、必ず勝利を得ます。愛は勇気の源です。最後には愛が打ち勝つのです。これらの言葉で、わたしの家を建てる者たちを励ましなさい」
(終)
P.160〜166 第11章 都市『天国からのメッセージ(原題THE CALL)』著リック・ジョイナー、2000年7月1日発行、マルコーシュ・パブリケーションより抜粋(2023年5月15日現在出版社在庫切れ)
“The Call” by Rick Joyner
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どう思われますか?
私達は全員罪を犯しており、神の裁きにふさわしい者達です。そのままでは、私たちは私たち自身の罪のゆえに全員滅びるしかない存在です。しかし、父なる神様はあなたの裁きを満たすためにキリストを送られました。全能なる唯一まことの創造神であり永遠の神の息子であるイエスは、あなたと同じ人間となられ、この地上に来て罪のない人生を送られたのですが、あなたが受けるはずだった罪の罰の身代わりとして死んで下さったほどにあなたを愛しておられます。イエスは葬られ、聖書に書かれている通りに3日目に死人の中から甦られました。もし、あなたがこのことを本当に信じ、心から信頼するなら、ただイエスのみをあなたの救い主として受け取り、「イエスは私の主です」と信じて宣言して下さい。そうすれば、アブラハムの神・イサクの神・ヤコブの神があなたの神となって下さり、あなたは裁きから救われ、天国でその父なる神様と共に幸せな永遠を過ごせるようになります。そしてあなたの家族にも罪からの救いの道が開かれるチャンスが与えられます。
あなたはどう応答されますか?
もしあなたがクリスチャンではなく、今クリスチャンになりたいのであれば、ただこう言って下さい。「主イエス様、私の罪を赦して下さり感謝します。今日、私はあなたに従うことを決めました。私をあなたの家族の中に受け入れて下さい。イエス様のお名前によって祈ります。アーメン。」
WHAT DO YOU THINK?
We have all sinned and deserve God's judgment. As it is, we are all doomed to perish because of our own sin. But God, the Father, sent His only Son to satisfy that judgment for you and those who believe in Him. Jesus, the Omnipotent Creator and eternal Son of God, who came onto this earth, lived a sinless life as a human being same of you, loves you so much that He died for your sins, taking the punishment that you deserve, was buried, and rose from the dead on the third day according to the Bible. If you truly believe and trust this in your heart, receiving Jesus alone as your Savior, declaring, "Jesus is my Lord" then the God of Abraham, the God of Isaac, the God of Jacob shall be the God of you, and you shall be saved from judgment and spend happily eternity with God, the Father in heaven. And also opportunity of the door opening of the salvation from Sins will be given to your family.
What is your response?
If you are not a Christian, and would like to become a Christian. Simply say - "LORD Jesus, thank you for forgiving me of my SINs, today I am deciding to follow you. Accept me into your family, in Jesus name I pray. Amen "
詳しくは以下のリンク先を参照して下さい。
👉【福音】新しく生まれ変わる!(新生の祝福)
https://note.mu/risingdestiny/n/nb11945f61b7a
「天のお父さんからのラブレター」Father’s Love Letter - JAPANESE(7:06)https://youtu.be/nWYmI_6tK28
永遠のいのちを受け取る(4:56)
https://youtu.be/m13Yae40ot8
【預言の学び】預言とは&個人預言を受ける際の注意点(改訂版)
イエス様もなさった個人預言 の聖書の実例の解説、現在の個人預言の映像リンク集付き
https://note.mu/risingdestiny/n/n916fab966ed5
なぜ、ライジング・デスティニー(シャイニング・デスティニー)を始めたのか(20世紀〜21世紀の日本宣教史年表付)
The Reason We started Rising Destiny (Shining Destiny): The History of Japanese Mission from the 20th Century to the 21st C
https://note.mu/risingdestiny/n/nc415e4303df2
皆さまからの尊い寛大なサポートは活動費として大切に使わせていただきます。ありがとうございます。
note, SNS, WEB上にいる中国の異端のカルト宗教・全能神に関しての注意喚起
【教理の学び】三位一体(トリニティ)と現代の異端
https://note.com/risingdestiny/n/n534048dc9cd1
・三位一体(トリニティ、the Trinity):正統なキリスト教の教理
あなたを永遠に愛しておられ、あなたを唯一無二の存在として創造された、父なる神、子なる神イエス・キリスト、聖霊なる神は、まことにして永遠なる唯一無二のただおひとりの神(創造主)である。父、御子、御霊は、それぞれお互いに永遠に愛しあっておられ、同時にただ一つの唯一まことの神である。
・全能神教会(全能神)The Church of Almighty God:中国のカルト・異端。キリストが女キリストとして中国人女性として再臨したと説く。全能神の教祖・趙維山(ジャオ・ウェイシャン 1951年~)は自らを「大祭司」と唱え、大学受験に失敗し精神的に病んでしまった女性・楊向彬を「女キリスト」に祭り上げた。彼女は趙維山の愛人となり、後に妻となる。暴力、洗脳、ハニートラップ、スパイ活動など違法かつ強制的な布教活動を行なう。入会を断る、脱会を希望すると、「護法隊」と呼ばれる実働部隊が出動し、耳を削ぎ落とすなどの残忍行為を行なう。実際に死に至ったケースもあるという。2014年、中国山東省のマクドナルドで全能神信者が布教活動をし、勧誘拒否した女性を店内でモップの柄で撲殺する事件も起こっている。(2014年山東招遠カルト殺人事件)趙維山夫妻は、中国政府から弾圧を受け2000年頃に米国に逃亡している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/2014年山東招遠カルト殺人事件
フェイスブックグループ「キリストの羊」、フェイスブックページ及びブログ/HP「聖書の部屋」は一見するとそれと分からないが、「全能神」のサイトなので要注意。全能神信者がよくSNSでシェアしている。全能神信者は、人種(例.中国人が日本人に成り済ます)や性別を偽ってSNSアカウントを大量に作って勧誘活動を行なっている。noteの「高橋 智也」氏(momo125)、「ひで ひろ」氏(biblestudies)は全能神なので注意。
👉異端カルト110番
https://cult110.info/category/zennoushin-kyoukai-chinese-cult/
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