【シンプルだからこそ大事なのは行間】
レシピをみて、それを元に
料理を作る場合。
僕がいつも
一番時間を割いているのは、
「行間」
です。
いったい何のことを言っているの?
というと、
例えば、パスタでいうと
「ペペロンチーノ」
です。
レシピで言ったら、
めちゃくちゃシンプルなんですが、
だからこそ、
「行間」の部分をどう読むのか?
で全然違うものができます。
《レシピ》
・ニンニク、唐辛子、オリーブオイルをフライパンに入れ、弱火できつね色になるまで、じっくり火を通す。
(ニンニクは半わりか?一個のまま包丁の腹で潰すのか?スライスか?みじん切りか?)
・スパゲッティーを茹でる
(ボイルの塩分濃度はなん%にする?パスタにしっかりと塩分をつけるか?それとも控えめにするか?)
(使うパスタは、ブロンズタイプか?テフロンタイプか?太さは?)
・パセリを刻んでおく
(大きめか?細かくか?)
(仕上げだけに使うか?パスタと合わせる前に入れて香りを出すか?それとも半々にするか?)
・パスタが茹で上がったら、茹で汁を少し加えてあえる。
(パスタの水気をしっかり切らずに合わすか?それともしっかりと水気を切ってソースの方をゆるめにしとくか?)
(フライパンの火は完全に切るか?微妙につけとくか?それともコンロの上の余熱すらもない方がいいのか?)
・盛り付けて完成。
などです。
これは一例ですが、
これだけでも、
かなりの数の選択肢があります。
食材の産地や種類を
含めたらもっと多くなります。
料理を
美味しく作るには、この
「行間を読む想像力」
が大事だと、いつも自分の中心に
おいていて、
それ次第で、
美味しいものが
作れるかどうか?が
決まってくると思ってます
さあ、今週も土日が始まりました!
今日はホワイトデーですね^ ^
うちに来てくれた方の今日が、
記憶に残る1日になるように
気合い入れて全力でつくります。
※
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日進市の昆布出汁で茹でるスパゲティー Pastaクオーレchef 岡田 健吾です。日本人にしかできない、日本ならではのスパゲッティーを日々追求しています。食材、生産者さんのストーリーを一皿で表現します