見出し画像

【AWARD受賞者インタビュー】VALUEを高い水準で体現した3名のキーワードは「つながり」

こんにちは!
Rise UP編集部です。

今回は、先日行われたRise UP AWARD2024にてPeople First賞、ALL OUT賞、Delight More賞を受賞された方のインタビューをお届けいたします!


Rise UP AWARD VALUE賞とは?


Rise UP AWARDでは、様々な賞を設け、Rise UPの掲げる3つのVALUEを体現した方を称える場として毎年実施しています。

まずは、それぞれのVALUEについてご紹介します。

People Firstとは、多様性を尊重し、本音で誠実なコミュニケーションを取ることで、信頼のインフラを築き、持続可能なつながりを増やすこと。
ALL OUTとは、当事者意識を持ち、大胆な目標を掲げ、挑戦し続けること。そして、その挑戦によって新しいあたりまえを創り出すこと。
Delight Moreとは、相手の期待値を超える予想外価値を提供することで、驚きや感動を届け、ワクワクしてもらうことです。

今回は、上述したRise UPの3つのVALUEを高い水準で体現し、People First賞、ALL OUT賞、Delight More賞を受賞されたお三方へのインタビューをお届けします!

受賞メンバーにインタビュー!

People First賞 受賞者 黒田節 
2019年5月入社 Corporate IT部 モアコン
モアコンタクト本店ECシステム担当のエンジニアです。
最近買ったルンバがどう設定しても玄関に落ちて戻ってきません。
どこか帰りたい場所があるようです。
ALL OUT賞 受賞者 竹下佳輝
2020年4月新卒入社 ロジスティクス本部 プランニングチーム リーダー
物流機能の自動化、標準化の改善推進を進め、「日本一働きやすいロジスティクス」を
体現するため、日々奮闘しています!
最近ハマっていることはステッカー集め。ライブグッズとか、ガチャガチャとか、
見つけたらすぐ買っちゃうんですが、貼るのがもったいなくて結局買うだけになりがちです。
Delight More賞 受賞者 平山未帆
2016年3月入社 商品開発本部 商品開発企画チーム
モアコンPBカラコンマランマランのブランドオーナー。
商品開発からプロモーション・クリエイティブ制作・予実管理など、
ブランドを創って育てていく一連の業務を担当しています。
趣味は愛犬と散歩すること。

受賞後の反響

ー受賞した際の率直な感想や、周りからの反響を教えてください。
竹下:毎年受賞できず、悔しい思いをしてきたので、入社5年目にしてやっと取れて純粋に嬉しかったですね。ただ、次こそはMVPを獲りたいなと思います。
周りからの反響としては、AWARDに当日参加できなかった大阪本社や千葉のロジスティクスセンターのアルバイトの方からも「すごいね!」「おめでとう!」といった言葉をたくさんいただき、それも嬉しかったですね!

平山:精一杯取り組んできたことを称えてもらう機会になって素直に嬉しかったです。
AWARD当日にたくさんお祝いしていただいたのですが、日が経ってからも多くの方から「おめでとう!」という言葉をかけてもらって、まわりの方たちの温かさに感動しました!

黒田:僕たちエンジニアは裏方の仕事なので、AWARDという場で表彰される対象だと思って居なかった部分もあり、意外でしたし、ありがたかったですね。

平山:私は黒田さんが受賞されている姿を見て胸が熱くなりました!!裏方かもしれませんが、やっぱりモアコンタクトを長年支えてきた方が受賞されたことがとても嬉しかったです。

黒田:僕と同じように「自分は裏方なんで…」と思っているエンジニアは多いと思うんで、僕が受賞したことで、他のエンジニアたちも「こういう風に評価してもらえるんだ」とも思えたでしょうし、これを機に他部署のメンバーにもエンジニアの頑張りを今まで以上に伝えられたかなと思います。

VALUE体現の秘訣は…?

ーそれぞれがVALUEを体現できたと思うエピソードを教えてください。
竹下:自分の役割柄、他部署の方と関わったり、大阪本社と千葉ロジスティクスセンターという2拠点を超えてプロジェクトを進めたりすることが多かったので、大きい仕事を任せてもらえるチャンスは多かったなと思っています。
その中で、前期は自分自身がプレイヤーをやりながらも、初めてチームマネジメントを並行して行っていたので、そういった点ではALL OUTできたかと思います!

ー竹下さんは23卒の育成も担当されていたかと思うんですが、マネジメントの経験は少なかったんですか?
竹下:前々期の下期でリーダーになったと同時に、23卒のメンバーが内定者インターンとして週何回か勤務し始めたので、そのタイミングから少しずつマネジメントを経験するようになりました。インターンの時は楽しく仕事をしてもらうことを意識してましたが、インターンメンバーが正式に正社員として入社した後は、VALUEを体現して価値発揮してもらうことを意識するようになり、そこから本格的にマネジメントの経験を積んでいきましたね!

竹下:他にも、前期は大阪本社から出荷している商品を千葉のロジスティクスセンターから出荷できるように、拠点の移転プロジェクトリーダーも担当しました。その中で、少人数で意思決定をせず、25人ほどの参加メンバー全員が発言しやすい空気を作ったりだとか、最終的に全員が良かったねと思えるような状態を作るために、周りの人も頼りながら、みんなの意見ややりたいことを尊重できるよう心がけたりと、プロジェクトマネジメントを担う事も前期から増えました。その中では、ALL OUTだけでなくPeople Firstも体現できたかなと思っています!

ー平山さんはどうですか?
平山:私はmalun malun(以下、マランマラン)というカラーコンタクトレンズのブランドオーナーをしているんですが、商品のリリースにあたって今回受賞したDelight Moreを体現できたかなと思っています。
リリース前に、主な販売経路となるモアコンタクトを運営するチームやMDのメンバー(バイヤー)などを集めて、マランマランのコンセプトやそこに込めた想い、達成したい目標、各チームに協力してほしいことを伝えるための合同説明会の場を設けました。
その結果、みなさんが「説明会めっちゃ良かったです!」「みんなでしっかり売っていきましょう!」と言ってくださり、この場をきっかけに一丸となり、関わる全員がワクワクしながら取り組んでくれていることを実感しました。

平山:実は私、元々はVALUEの中でALL OUTが1番好きで…
すごく負けず嫌いなところがあるので、思いつくことは全部やりたいし、諦めたくないので何に対してもめちゃくちゃ頑張るんですよ!!(笑)
なので、ALL OUTな行動を取った結果、自分自身もワクワクできたし、まわりにもワクワクしてもらえて、Delight Moreにも繋がったのかなと思います!

ーこういった取り組みは初めてだったとのことですが、やったことで以前と変わった点はありましたか?
平山:他部署のメンバーから販売促進のアイデアをたくさん提案してもらえるようになりました!部署を越えたつながりの相乗効果により、リリース以降ずっと、みなさんと一緒にマランマランが成長できている実感がありますね!

ー黒田さんのPeople Firstを体現したエピソードを教えてください!
黒田:エンジニアってモノづくりが仕事なので、細かく計画を立てて、今週はこれを作ろう!みたいな形で仕事をしているんですが、どうしても「お客様からお問い合わせがあって…」や「ここが上手くいかないんですけど…」などといった要望など、イレギュラーな対応っていうのはあって…
自分の計画がしっかり立っている分、予定を崩してイレギュラー対応をするのはどうしても億劫になりがちかと思うんですが、私は積極的にそういった案件にも対応しようとしていたので、そういった点でPeople Firstを体現できたかと思います。

ー黒田さんは後輩の育成という面も受賞のポイントになっていましたが、そういった黒田さんのスタンスを後輩のみんなにも持ってもらえるように意識したことはありますか?
黒田:上の立場に立って支援する、というよりは私も他のメンバーと同じ仕事もやるので、依頼があれば自分が率先してやりますよ!と声をかけるようにしていました。
言葉で伝えるというよりかは、一緒に仕事をしていく中で、後輩たちに「自分もやらないと!」と思ってもらえるように自分の姿を見せていましたね。

竹下:まさに”師匠”ですね!

黒田:今私たちが作っているモアコンタクトのサイトは実はすごく古いシステムなんです。
なので、私が他部署との折衝や問い合わせ対応をやっている中で、他のメンバーは今のシステムが止まらないように動かしながら徐々に新しくするという難しい作業をやってくれていて。
それをみんながやってくれているおかげで自分自身、こういった動きができているので、今後はBEST TEAMとして受賞できるように目指していきたいですね!

1年を振り返って、困難だったこと。そしてそれを乗り越えるには。

ー受賞される裏で、業務で大変だったことはたくさんあったかと思います。そんな中で困難をどう乗り越えていったか教えてください。
竹下:ピープルマネジメントの部分はやはり経験が少なかった分難しかったですね。
最初は機会提供することが本人のためになると思っていたのですが、それぞれのキャパもありますし、丸投げになってしまうこともあったので、その点は色々と工夫していきました。
分からないことを分からないと言える関係値づくりや、それぞれの状況や特性を見極めてタスクを分割した上で渡し、できるようになれば難易度を上げていくなど、ちっちゃい成功体験を積み上げられるようにしたり…
自分自身が入社したての時は全部自分で頑張って成し遂げたと思っていたことも、今振り返ると周りのみなさんのアシストが入っていたことに気づきましたね。

ー竹下さんと周りの上長のみなさんってプライベートでも交流があるくらい仲が良いイメージなんですが、マネジメントに関して沢山相談していたんですか?
竹下:周りの先輩方のキャッチアップ力が高くて、何か異変があればすぐ気付いて声をかけてくれていましたし、みんなそれぞれマネジメントスタイルが違うので色んな人の話は聞くようにしていましたね。
部長やマネージャーはもちろん、自分と同じリーダーの立場の方にも相談してたくさん助けてもらいました!

竹下さんにはロジスティクス本部部長からの激励のメッセージが贈られました!

ー黒田さんが大変だったことは何ですか?
黒田:私たちの大変なことってすごく分かりやすくて、サイトがダウンすれば10分後くらいにはすぐにSNSでつぶやかれたり、サイトのメンテナンスが当初のアナウンス時間内に終わらなくて困ったり、日々トラブルは多いんです。
そもそもトラブルが起こらないようにするっていうのはもちろんですが、何か起こった時に回復に集中する人と各所に連絡をする人、その場の旗振りをする人など、体制づくりができるようにマニュアルは作成しています。

ー平山さんはいかがですか?
平山:ここ2年ほどブランドオーナーとして従事していますが、立ち上げから今まで全てが大変なことだらけでした!(笑)
ブランドオーナー自体が初めての経験だったので最初は右も左もわからない中で、先導しているブランドがなかったので一つ一つのことでどうにか必死に道を切り開いていくような状況で、本当に迷いの連続でした。
今でも変わらず試行錯誤しながらの毎日ですが、元々デザイナーとして入社し、モアコンタクト事業部での所属期間も経て商品の企画開発をしている私だからこそ作り上げることができたブランドがマランマランだと思っていますし、大変な中でもまわりの方たちの力を借りながら毎日とても楽しむことができています!

マランマランのイメージモデルであるYouTuber momohoさんからの
お祝いのサプライズメッセージを見て涙する平山さん

ーみなさんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
竹下:People FirstというVALUEがある通り、本音で誠実なコミュニケーションを大切にするには、言いづらいことも言い合える関係性づくりが大切だなと思っています。
誰かがやらないといけないことを先延ばしにしてしまったり、ミスしてしまった時に、ちゃんと伝えられる関係性を日頃から構築しておいて、優しいだけじゃなく、良い関係性の中で相手を尊重した上で耳に痛いことも言える人になりたいですね。

平山:私が大事にしているのは、信念をもって行動することですね。
マランマランを立ち上げ販売促進していく中で思うようにいかないことがあった時に、絶対に揺るがない信念を自分の中にもち続けることの大切さを上長から教わりました。
それから何があっても挫けず絶対にやり遂げる精神で、まわりを巻き込みながら日々取り組むことができています。
また、リリース前の合同ミーティングを行う時には「売上や数字のことを伝えることはもちろん大事だけど、最後には気持ちを乗っけていいんだよ」というアドバイスもいただき、参加してくれたメンバーにしっかりとブランドに込めた想いも伝えることができました。
そして今では、まわりのみなさんが時には私以上に高い熱量で行動してくれるので本当に心強いですし、まずは自分自身が信念をもって行動することの大切さを身にしみて感じています!

黒田:他部署の人やお客様と同じ目線に立つことです。
例えば、よくCS(カスタマーサポート)のメンバーから「お客様からこういう質問があったんですけど、どう答えたらいいですか?」という質問をいただくことがあります。
厳密に言うとエンジニア用語と、お客様やCSメンバーに向けて選ぶ言葉が違うこともあるんですが、CSのメンバーがどうお客様に答えないといけないか理解できないといけないし、お客様にもそれを聞いて分かってもらえないといけないので、お客様の言葉を使って常に説明するようにしています。

受賞の感想とエンジニアとしての苦悩を語る黒田さん

今後に向けて

ー最後に今後の目標を教えてください。
竹下:個人の目標で言うと、大きい成果を出して、見ている他のメンバー全員も納得できる状態でMVPを獲りたいなと思っています。
あとは、チームでの成果も今年からより重要視したので、BEST TEAM賞だったり、他のメンバーが個人賞をたくさん獲っている状態も目指したいですね。
日々の業務の面では、自分の所属するプランニングチームの企画の範囲を増やして、組織や事業、拠点などの枠組みを超えていくことで「Rise UPのロジすごいな」と社内外から注目されるような存在になっていきたいです。

平山:マランマランをモアコンタクトで1番人気のブランドにしたいですね。
以前、上長から「どういう状態になれたら成功だと思う?」と尋ねられたことがあるんですが、その時から変わらず「売上を生み出し会社の事業に貢献できること」と「関わることに幸せを感じてもらえるブランドになること」の2つをありたい姿として掲げています。
これからもたくさんのお客様に選んでもらえるように、マランマランと一緒に成長していきたいです!

黒田:自分より若いエンジニアで、優秀な方は沢山いるんですが、私みたいに他部署との折衝など、自らコミュニケーションを取っていこうというマインドを持っている人はなかなかいないんです。だから、自分と同じようなマインドを持ったエンジニアをどんどん育てていきたいですね。

あとがき

今回のインタビューを行う中で、それぞれの受賞者が部署内外関わらず、周りのメンバーとのコミュニケーションを大切にお仕事をされていることを実感しました。個人や部署内に留まることなく、また、上下関係の関係性を取っ払って周囲とのつながりを意識することで、影響範囲を広げ、より高い水準でVALUEを体現されてきたのだなと感じます。
Rise UPのメンバーは常日頃からVALUEを意識しながら仕事に取り組んでいますが、HRとしてはその文化を更に根付かせ、今回の受賞者のみなさんように日々の業務により深くVALUEを落とし込んでいただきたいですね!

この記事が参加している募集