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イベントのご案内:地域で支える子育ち・子育て・学びあい〈つながり〉と〈かかわり〉のためのファシリテーション~コミュニティスクールのWhy・What・How~
2023年度、「不登校」といわれる状態にあった小中学生は全国で 34.6万人。一方、教師のなり手不足も深刻さを増す中で、新たな学校のあり方が模索されています。
私たちは2000年11月に「ライズ学園」を開校、今春(2024年4月)には拠点を つくばセンタービルco-en に移し、「むすびつくば ライズ学園×市民大学+リブラリウム(コミュニティ・ライブラリー)」をスタートさせました。これまでに、文部科学省や県内外の教育委員会、NPO等民間団体の視察を受け入れてきた他、定期的にオープンスクールなどのイベントを行ってきました。
今回は「コミュニティスクール」をキーワードに、私たちの活動内容をご紹介するとともに、「むすびつくば」を協働で運営する ウニベルシタスつくば の代表で『ソーシャル・ファシリテーション:「ともに社会をつくる関係」を育む技法』の著者 徳田太郎さん による「連携のためのファシリテーション講座」を企画しました。たくさんの方のご参加をお待ちしています。
新年1月26日午後に開催予定。申し込みは下記リンクから!
★ 日時
2025年1月26日(日)13:15~16:45
★ 対象
・ 子どもの支援に携わっている方、これから関わろうとする方
・ 校内フリースクール等を設置(しようと)している教育委員会担当者
・ その他、「むすびつくば」という場のしくみ・しかけに関心のある方
★ 定員
・ 対面 24名
・ オンラインZoom 無制限
【Zoom でのご参加について】
・見るだけ(聞くだけ)参加となります。後半「連携のためのファシリテーション」講座について、対面の方がグループワークをしている間は参加できません。
・お申込みの方は全員、グループワーク部分をカットしたアーカイブ視聴動画を、後日ご覧いただけます。
★ 内容
▶オリエンテーション、チェックイン(13:15~13:30)
▶話題提供(13:30~14:15)
① 私たちの考える、理想のコミュニティ・スクール【Why】
今、一日の大半を学校で過ごす子どもたちですが、異なる世代がともに暮らす中で多様な個性にふれながら育つ環境こそ、より自然であったはずです。なぜ今、コミュニティ・スクールなのか? 私たちが考える理想のコミュニティ・スクールについてお話します。
② 試行としての「むすびつくば」、その現状と課題【What】
「ライズ学園」では、何を目指してきたのか? なぜ「むすびつくば」だったのか? NPO法人立ち上げの前後から、つくば市との協働を経て今日に至るまで、現状と課題についてお話します。
③ 「むすびつくば」におけるファシリテーション【How】
「学校に戻すことを目的とはしない」と言ったとき、私たちは何を目指すべきなのでしょう? 「みんなちがってみんないい」とは? 私たちが考える「学びの場におけるファシリテーション」について、ケースをあげてお話します。
▶講座『連携のためのファシリテーション』(14:15~16:30)
「学び・育ちのファシリテーション」から、学び・育ちの場をともにつくり、育むための「連携のファシリテーション」へ―。多様な人や組織が、それぞれの強みを活かしてつながるためのスキルとこころを、レクチャーとグループワークを通じて学びます。
▶クロージング、チェックアウト(16:30~16:45)
★ 会場
むすびつくば
(茨城県つくば市吾妻1丁目10−1 つくばセンタービル 1F Office C アクセス情報はこちら)
★ 参加費
① 対面参加チケット【後日アーカイブ視聴動画付】
4,000円
② オンラインZoom参加チケット【後日アーカイブ視聴動画付】
2,000円
*「むすびつくば リブラリウム」本棚オーナーの方は、対面2,000円、オンライン無料でご参加いただけます。
★ 主催
むすびつくば
(NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所 × ウニベルシタスつくば)
https://www.musubitsukuba.com/
★ 講師
徳田 太郎(とくだ たろう) ウニベルシタスつくば 代表。
1972 年生まれ。博士(政治学)。2003 年よりファシリテーターとして活動を続ける。NPO 法人日本ファシリテーション協会では、事務局長、会長、災害復興支援室長を経て、現在フェロー。その他、法政大学大学院・法政大学兼任講師など。主著に『ソーシャル・ファシリテーション:「ともに社会をつくる関係」を育む技法〔改訂版〕』(鈴木まり子との共著、北樹出版、2024年)他。
★ 話題提供・報告者
小野村 哲(おのむら さとし) NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所 理事長
1960年生まれ。公立中学校に英語教諭として勤務。茨城県教育研修センターで講師・研究協力員を務めるなどしたのち39歳で退職、(むすびつくば)ライズ学園を立ち上げ、不登校やLD(Learning Disabilities / Differences)などとされる状態にある子どもたちの支援にあたる他、幼・小・中学校や大学、教育委員会等に招かれ、子育てや学びの多様性などに関する講演活動を行っている。主著に『イラストと音で覚える 読み書きが苦手な子のためのアルファベットワーク』(明治図書、2020年)他。
北村直子(きたむら なおこ) NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所 事務局長
むすびつくばライズ学園 代表 公立中学校で講師を務めたあと、児童クラブなどに勤務しながら週に一度、片道約3時間かけてライズ学園の活動に参加。その後、つくば市に転居し、常勤スタッフとして勤務を始める。2004年に出版した『もじのかたちをおぼえるための ひらがなれんしゅうちょう』は教科用図書に指定されるなどし、全国の幼稚園や小学校で採用されている。
申し込みは下記リンクから!
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