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[オートチェス]連勝から入るドラゴン5

Riseと申します。S4は日本3位世界8位(クイーン 5662)、S5は日本4位世界12位(クイーン 948)、S6もクイーン到達しました(7/19)。

今回は自分がクイーン到達までに多用したドラゴン5の解説です。

はじめに

ドラ5は連敗や利子ポジから入ることも可能です。しかし、4Gと5Gを多く採用するこの構成は連勝から入るのがベストです。(環境的にも連勝が圧倒的に強いです。)今回の記事では連勝した場合の立ち回りを中心に解説します。

構成

まずドラゴン5シナジーについて確認します。

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戦闘開始時左から6体のマナが100になります(スキルが即発動できる)。同じ列だと手前側の駒が優先され、パッシブスキルの駒は対象外になります。

次に主な最終構成を確認しましょう。ウィザードを使うことが多いですが、純正で出す場合もあります。

・4アンデ型

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4アンデ+デストロイヤーを使った形です。多くの構成に対して有利で、自由枠が多いのが特徴です。教皇を切って嵐や終焉を入れることもあります。9ウォリに不利という致命的な欠点があります。

・6メイジ型

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6メイジを発動させた形です。フロドラがいないと10枠必要、フロドラありでも自由枠は1つだけで、嵐か闇スピを採用することが多いです。9ウォリ・ゴブリン6に対して有利ですが、6ビースト・ドラ5(アンデ型)などに不利です。

・純正

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ウィザードを採用しない形です。自由枠が多く、終焉と嵐まで採用できるため対応力が高いです。ディバインや裏切り星3の構成などにはこちらの形が良いでしょう。

ドラ5の特徴は、スキルを即打ちして相手に動かれる前に大半の駒を倒せること、また柔軟な構成以降による対応力の高さだと思います。しかし、インセクトとディバイン(水スピ星3)には不利になります。

アイテム

最終的に欲しいアイテムはリフレッシュの球・儀式宝杖などのスキルダメージアップアイテムですが、序盤に回復の球や儀式宝杖を作る人はいませんよね? 15Rまでは連勝するためにアイテムを作ることを重視してください。つまり作れる強いアイテムをどんどん作るということです。ほとんどの場合、4Rでアイテムを3つ取ります。序盤のアイテムの優先度は

サンダーハンマー > アイスプレートメール > テレポート短剣  ≧ シャドウブレード= 呪われた吸血のマスク = パルスワンド   

です。序盤はとにかくサンダーハンマーが強いです。20R以降は卓を見て最終的に必要になりそうなアイテムが作れるようにピックします(パイソンワンド・メイスなど)。マナ石とロッドがあると最終的なパワーが上がるので取れるなら取りましょう。

終盤のアイテムは攻撃系アイテム(トルハン・如意棒・チャーマスなど)はドラナイ、スキルダメージアップアイテム(リフレッシュの球・儀式宝杖・パルスワンド)はデストロ・亀乗り・闇スピ・雷神など、テレポート短剣と氷棘の鎧は毒竜に持たせると良いでしょう。

立ち回り

それでは立ち回りについてです。この構成は序中盤のアンデハンター・3ドラゴンで連勝し、21Rでlv9にして23〜26Rでドラゴン5を発動し終盤を戦い抜きます。序中盤は主に連勝の作り方、中終盤は主に構成移行について解説します。

・〜10R

1Gの優先度は

テイカー > ブレイカー > デモハン > 射手

で、デモハンまでロックしますが、ブレイカーの優先度を下げる方もいるかと思います。

4Rで買うものがなければレベルを入れて構いません。また、最序盤にメカ3で勝てると大きなアドバンテージとなるので狙いましょう。

序盤出したいシナジーは3ハンターです。3ハンターを出すことが連勝への足がかりです。lv5ではこのように3ハンター+重なった駒のような形が強いです。

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7〜9Rでlv6にします。重なった駒、ハンター駒、4アンデ、3ドラゴンなどを追加すると良いでしょう。

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連勝を維持するためには当たる相手を確認することが重要です。特に6R,8R,9R,11Rは当たる相手がわかるので確認しましょう。(※1)

勝てない相手に当たる可能性がある場合、盤面を強化する必要があります。強化の方法は2通り、ロールかレベルかです。リーチが2つ以上あればロールして良いでしょう。1体追加することでシナジーが追加できる場合や星2の駒を追加できる場合はレベルを上げましょう。7,8Rでも躊躇わずレベルに入れます。連勝できていれば利子は取らなくても大丈夫です。10Rで10Gあれば十分です。

配置についてです。特にライフルマンを使う際は配置が重要です。こちらのほうが強ければ対面に、弱ければ対角にしましょう。またライフルマンは最後列に置かないようにすることも重要です(光羽のアーチャーや幽霊ガールのケア)。

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・11R〜15R

ここまでうまく連勝ができたとして話を進めます。連勝が切れている場合は利子ポジで進行するか、再度連勝を狙うのも良いでしょう。

11Rの相手に勝てなそうであればlv7に上げます。そうでなければ12Rでlv7に上げます。12Rは全員に当たる可能性があるため13Rを待たずにlv7にすることが多いです。

引き続きアンデハンターを軸に戦います。4アンデ3ハンター3ドラゴンや大樹の賢者星2+3ウイングス、6ハンターなどを出せると安定して連勝を継続できます。

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勝てなそうな相手がいる場合は盤面の強化と配置で対応します。15Rまでは連勝を継続したいです。15Rではlv7で30〜40Gあると良いです。

・16R〜20R

ウイングスハンターや連敗勢が大きく強化をしてくる時間帯です。大きく戦力に差がある場合は連勝を諦め、利子を取ってレベルを上げます。ある程度強化をすれば連勝が継続できそうなら16Rか17Rでlv8に上げ、軽くガチャします。R20ではlv8・50Gで経験値が11/32程度あると良いでしょう。

20Rで確認することがあります。それは9ウォリがいるかどうかです。9ウォリがいないもしくはすぐ死にそうな場合は4アンデ型を直接目指せますが、9ウォリがいるときは6メイジ型を目指すか、3メイジを出す形を挟む必要があります。今後の方針を明確にしておきましょう。

・21R〜25R

ここからドラ5の少し苦しい時間帯です。ドラ5はlv9でロールし、数ターンかけて構成を作ります。そのため、構成が完成するまでライフで受けることになります。ここまで稼いだライフアドバンテージを活かしましょう。

21Rでlv9に入れます(ゴールドが少なすぎる場合は22,23R)。30〜40Gを残しながらロールして強化します。ここまで使ってきた構成(6ハンターや、4アンデ3ドラゴン3ハンター、ウイングスハンターなど)からいきなり変えることはせず、セイレーン・ドラナイ・5Gを追加するなどして耐えます。プリーストを入れるという選択肢もあります。大きく負けないように盤面をある程度強化し、ライフをできる限り守る意識が大切です。

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このように6ハンターを出す形が良いと思います。ウィザードを使っても良いでしょう。

ドラゴン5を出すのは23R〜26Rになると思います。ウィザード込みでドラゴン5(ウィンターワイバーン・アンブラ・毒竜・ドラナイ・神使・グリムタッチ)6体とスキルの強力な駒(亀乗り・セイレーン・嵐・デストロ・闇スピ・雷神)3体が揃ったらドラゴン5を出しましょう。ドラゴン5を出した直後の構成については次の項で解説します。

・26R〜30R

ここからがドラ5のパワースパイクになります。26Rでゴールドを使い、構成を作ります。ゴールドやライフに余裕がある場合はここでlv10にします。そうでない場合はlv9でロールし、29〜33Rでlv10を目指します。亀乗り、ドラナイなどの4Gを重ねたいです。

メイジ型を経由しない場合は4アンデ+デストロイヤー+セイレーンを出します。

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多くの場合は9ウォリがいるのでメイジを使うことになります。亀乗り+雷神or焔霊で3メイジを発動させると良いでしょう。フロドラを引けている場合は6メイジを出しても良いです。

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このラウンド帯で意識すべきことはグリムコンボです。ドラゴン5でグリムタッチがスキルを即打ちし、ドラゴン5の対象から外した毒竜・焔霊でコンボを決めます。毒竜にテレポ、焔霊にはパルスなどのマナアイテムを渡しましょう。

・31R〜

33Rまでにはlv10に上げます。残っている構成に合わせて最終構成を完成させましょう。5Gを重ね切れれば1位にグッと近づきます。各構成に対する対策は後述します。

配置

ドラ5の配置は慣れてしまえば割と簡単です。重要なポイントを抑えましょう。

・基本的な配置

ドラゴン5は左から6体が対象になります。左に6体スキルを即打ちしたい駒を配置し、右側にそれ以外の駒を置きます。グリムタッチや亀乗りを端に置きたいので左配置が基本ですが、右配置も可能です。

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・配置のコツ

構成移行直後(lv9時点)、慣れていないと配置まで頭が回らないこともあるかと思います。

「スキルを即打ちさせない駒(ウィンターワイバーン・毒竜・アンブラorフロドラ)を右に縦1列に並べる」ことを意識すると良いと思います。残りの駒はこの壁の内側(左側)に入れるというイメージです。また、26Rで構成移行する場合は25Rのボス戦で移行後も使う駒の配置を済ませておくと良いです。

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・セイレーンとデストロ

セイレーンはスキルの効果が6マス(星2)、デストロは4マスです。多くの敵にスキルを当てるためにこの2つの駒は前列の中央に配置しましょう。

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・神使

神使の配置は重要です。相手の強力なスキルを奪いましょう。強いスキルが奪えない場合はドラゴン5の対象から外します。

・フロドラを発動させる

フロドラのスキルを開幕で発動させると嵐や闇スピの範囲スキルが外れることがあるので基本的にはドラゴン5の対象から外します。もし発動させるなら、テレポを毒竜に持たせることでフロドラのスキルを有効に使えます。

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各構成への対策

最後に各構成への対策と相性について見ていきます。タイマンになったときなどに参考にしてください。

・9ウォリアー

6メイジ型なら有利に戦えます。自由枠は闇スピが良いでしょう。グリム毒竜が決まれば強力なので狙います。また、神使で終焉や守護者を奪うと良いでしょう。5Gの星2とリフレがあればほぼ負けません

・ゴブリン6

6メイジ型の方が有利です。自由枠は闇スピが良いでしょう。アルケミが残ると思うので、回復阻害できるメイスや如意棒が欲しいところです。神使でデストロ・闇スピ・呪術医を奪いましょう。どうしても勝てない場合はドラ5を切ってスピ4にする選択肢もあります。(毒竜→水スピ)

・ウイングスハンター

基本的に有利です。特に4アンデデストロはウイングスへの強力なカウンターです。神使でシャイニングアーチャーなどを奪いましょう。裏切り星3がいる場合は終焉を入れてスキルを撃たせないようにしましょう。

・インセクト

非常に不利です。メイジ型で勝つのはほぼ不可能、4アンデ型はデストロにリフレとドラナイにスピランなどの強力なアイテムがあれば勝てるかもしれません。

・ドラゴン5

ドラ5ミラーではアンデ型の方が有利です。ウィザードを使わない純正の形も自由枠が多いので有効です。また、嵐は必須です。お互い嵐を採用していると、先に嵐を打てた方が有利なので運要素があります。神使で敵のスキルの強い駒を奪うと良いでしょう。パイソンワンドやBKBも有効です。

・6ビースト+裏切り

メイジ型は不利、アンデ型は有利だと思います。6ビーストはトークンにメイジのデバフがかからないのが大きく、魔法防御の高い駒が多いです。また純粋にデストロが強力なカウンターです。裏切り星3がいる場合は終焉を入れてスキルを撃たせないようにしましょう。

・ディバイン

水スピ星3が倒せないので基本的に不利です。嵐と終焉が有効です。終焉で水スピを止めることができれば勝てます。自由枠の多いアンデ型もしくは純正の形が良いでしょう。

補足

※1の当たり順の把握について。連勝を継続するために非常に重要なテクニックです。詳しくはTwitterなどで調べるとわかると思います。

6Rは5Rで当たったAが4Rで当たった相手、8Rは7Rで当たったCが4Rで当たった相手、9Rは7Rで当たったCが5Rで当たった相手、11Rは7Rで当たったCが8Rで当たった相手に当たります。同様にして14R,19R,23R,28Rも当たる相手が確定します。

後書き

最後までお読みいただきありがとうございます。いかがだったでしょうか?この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

質問や感想などコメントいただければ嬉しいです!


最後にうまくいった試合を貼っておきます。

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