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絵本を自費出版します。

大学院生活も前期が終わり、後期が始まりました。コースは1年間なので、ちょうど折り返し地点です。
前期は久々のお勉強で苦労しましたが、知識も増えたため後期は前期より自信を持って挑めている気がします。

さて、実は去年の初夏頃から温めていたプロジェクトがあります。
それは絵本製作と自費出版です。今回はその内容のお知らせとお願いです。

1.この絵本製作・出版で実現したいこと

名前で呼ばれるとなんだか照れくさい、けど嬉しい、頑張れる。
なんだか、認めれた気がする。孤独じゃない気がする。
何かあれば、そこに誰かががいる。

なぜなら、名前はあなただけ、一人ひとりの特別なものだから。
だから、周りの人に

「おはよう」だけじゃなくて、「おはよう、〇〇(さん、ちゃん、くん)」「がんばって」だけじゃなくて、「がんばって、〇〇」
「あそぼう」だけじゃなくて、「おそぼう、〇〇」

と、名前と一緒に声をかけてほしい。

それだけで、その人の1日が晴れるかもしれないから。
その人が少しでも幸せを感じるかもしれないから。
そんな、周囲を思いやる、幸せの渦を日本中に広め、
一人でも孤独を感じる人を減らしたい。

それが私が絵本を通じて実現したい世の中です。

2.絵本作りをしようと思ったきっかけ

絵本のテーマはあなたの「お名前」です。
絵本制作を決意した理由は私自身の経験にあります。

第一子を出産し、育休をとりました。夫が出張で不在な事も多く、
多くの時間は私と子供だけでした。その時の私はとても孤独を感じていたと思います。その追い打ちをかけたのが、あらゆる子供と出かけた先で呼ばれ続ける

「〇〇ちゃんのママ」

です。

確かに私は子供の母であります。しかし、それでしか呼ばれないことにより、私はアイデンティティを喪失し、さらに孤独を感じました。

それは社会と繋がりたく早期復職したものの、子供を保育園に預けた後も続きました。

しかし、とあるきっかけで、オランダ人のママ友と知り合うことになりました。その方は私の名前を聞いて、名前で呼んでくれました。その方の子供も私の事を名前で呼んでくれました。
それがとても嬉しく、また同時に自分のアイデンティティを再確認できた瞬間でした。

ほぼ同じころに、娘が
近所のおばあちゃんを遠くから大きな声で
〇〇さ~ん、こんにちわ~!
と呼び止めました。
その方はびっくりして振り返ったけれども、
満面な笑みを浮かべて
名前なんて呼ばれたの、久しぶり。ありがとう。」
とおっしゃいました。
その場面は微笑ましかったのですが、
私は少し切ない気持ちになりました。

子育ての環境は家族単位の変化から、養育する親の孤立が懸念されています。また子育て世帯のみでなく、独身の方や、シニア世代の方でも
多くの人が望まない孤独により寂しさを抱えていることを知りました。

それは近年のコロナ情勢により、状況は悪化していると危惧しています。

ただ、私は身をもって感じました。
「名前」で呼ばれることだけで、人はこんなに幸せになる。
子供にも、大人にも。広くみんなにその大切さに気付いてもらいたい。

そう考えた時に、絵本製作を思いつきました。

3.絵本のあらすじ

物語の主人公は新小学1年生の男の子「あさひ」。
入学式で、「名前」を呼ばれたことから、周囲や自分の「名前」が気になり始めました。

そこから、学校生活を送る中でその「名前」が持つ不思議なパワーを知ります。お母さんから、「名前」は一人ひとりの大事なもので、おばあちゃんも、おじいちゃんも、お父さんもみんな名前があることを教えてもらいます。

それから、あさひは自分でも行動にうつしてみようと決意します。

4.これまでの活動

今回、初めての絵本製作だったので、手探りでの作業が進みました。まずネットで絵本の書き方を勉強してから、台割(ストーリーライン)を仕上げました。

絵本の出版は、
①アマゾンや講演会等で取引されるものと、
②本屋さんに流通されるものの、2種類があります。

私の目的は、絵本を作成して出版することで終わりません。絵本を通じて、日本中の人に「名前」で呼ぶことの大切さを伝えたいのです。

したがって、②の本の流通のプロである出版社を経由して本を発売する必要があると考え、いくつか出版社に直接台割を送付しました。

そこで、私の想いに共感してくれた幻冬舎メディアコンサルティングさんと、2023年7月の自費出版・書店発売に向け一緒に進めていくこととなりました。

また、挿絵もプロの方に表現していただきたく、同じく私の想いに共感してくださった、プロのイラストレーターの方に依頼しました。

良いものを作りたい、より多くの人の目に触れてほしい。
その思いから、多方面のプロの力を借りて作品作りを進めて行っています。

それには費用が掛かります。

そこで、当初から想定していたクラウドファンディングを、
校正・最終化が見えてきたこのタイミングで実施しようと決意いたしました。

5.お願い


今回キャンプファイヤーさんのお力を借りて、2/20(月)より36日間限定でクラウドファンディングをすることになりました。
出版は私にとって一つの出発点でしかありません。しかし、その1歩を踏み出す力を私にください。
1人でも多くの人が寄付をしてくださることにより、より幸せを感じる人が増えてくれると信じています。

特設サイトのリンクはこちらになります!

https://camp-fire.jp/projects/view/654806?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show



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