ワーママでも「キャリア支援への夢」を諦めない、私のポジウィル認定講座体験談
はじめまして、りさです。
年始から受講していたポジウィル認定講座を卒業しました!
キャリア支援に役立つスキルを身につけたい!と意気込んで学びに参加したものの、想定以上に自分と向き合う時間が多く、自分の人生を見つめ直す最高のきっかけにもなりました。
そんな私の学びの体験をシェアしたく、今回体験談として筆を取ります。
まず私の簡単なプロフィールを時系列にて…
プロフィール
・理系大学院卒
・社会人一年目で2回転職したものの、治験・臨床開発の仕事に長年従事
・国家資格キャリアコンサルタントを5年前に取得
・結婚&出産を経て現在2児のママ
・ワーママで転職活動を行い、理系研究者向けの人材紹介会社へ就職予定
紆余曲折あり悩みながら進んで参りましたが、
今となっては着実に自分の歩みたい方向へ
キャリアを進められている実感があります。
どんな人に届けたいか
・育児もしながら「違和感に蓋をせず、自分らしく働きたい」と思っているワーママさん
・数年前にキャリアコンサルタントの資格を取得したが活かせていないと悩んでいる人
・理系出身だけど、研究分野以外の全く別の分野にチャレンジしたい人
(または専門領域チェンジに挑戦したがまだしっくり来ていない人)
ポジウィル認定講座とは?
「あるべき、こわそう」というコーポレートミッションを掲げたポジウィルさんが新しく始めたキャリア支援のスキル開発プログラムです。
スキル開発だけでなく、そこで得た学びを「働く」形で実践し、実践したものを仲間と一緒に学び続けるといったプラットフォームが用意されています。
もしご興味があれば、こちらのリンクへどうぞ。
私が受講しようと思ったきっかけ・理由
社会人一年目の転職では自分なりの方向性で芽が出せず、守りに入って安定した治験・臨床開発の仕事に長年従事していました。着実に経験を積んでおりましたが、多忙な業務をこなしながら心のどこかでずっと「本当に心からやりたいと思える仕事」で自分らしく輝きたいと思っていました。
そこで5年前くらいに少しでも自分の興味のある領域で資格を取ろうと思い、国家資格キャリアコンサルタントを取得。
ただ当時は本業も全く別分野の仕事で、育児も大変な時期だったということもあり、結局資格を活用しきれないまま気づけば時間だけが過ぎていました。
そんな自分へのモヤモヤが積もり、
時には家庭にイライラを向けてしまう自分が嫌でたまりませんでした。
自分のモヤモヤ解消のため退職とキャリアチェンジを決意しておりました。
自分が望む方向へ転職活動も行い(かなり大変でした)、ここからさらに「自分が心の底からやりたいと思える仕事」へ舵をきっていこう!と思っていた矢先、ポジウィル認定講座を見つけて思い切って受講を決断しました。
土日開催、1日7-8時間、全4回ある講義にもかかわらず、
自分の学びの時間を取って良いと応援してくれた夫と子供達にとても感謝しています。
受講した感想
受講してみた感想としては、
キャリア支援のスキルだけでなく、
自分の人生における地図が手に入った感覚があります。
(ちなみにこの地図は自分一人では描けなかった解像度で描かれています!)
主にこの4つのStepを辿ってスキルを学んでいくのですが、「人にできるようになるにはまず自分から」ということで、自分自身が相談者としてフィードバックをもらう機会が非常に多いため、自分の人生そのものと向き合うきっかけにもなりました。
またしっかりと相談者のことを深く理解するプロセスを辿るので、その人のことを客観的に捉えるだけでなく、相手の状況や理解度に応じて、本人に持ち帰って欲しい「言語化した強み」をフィードバックするスキルを身につけられたかと思います。
実践ベースのプログラムなので、自分では伝わっているつもりの言葉でも相手の反応がイマイチな瞬間もあり、その都度監督してくださる社員さんや仲間から直接反応やフィードバックがもらえるので、試行錯誤しながらも着実に身につけている感覚がありました。
また一緒に学んでいた仲間は、
ポジウィルへのビジョン共感や熱量が溢れている人が多く、同じ目標に向かって切磋琢磨する仲間の存在に助けられながら、チームで取り組むキャリア支援の一端を体感する場面も多々あり、認定講座における学びの収穫量が仲間の存在によって格段に増えたと感じております。
キャリアコンサルタントの資格取得とは違う点
キャリコン資格を5年も寝かせていたため、
暗黙のうちにその当時の記憶と比較している自分がいました。
以下、私的な見解ですが、大きく目的と熱量が違うと感じています。
キャリアコンサルタントの資格取得時には、
膨大な理論知識や基本的な対人支援姿勢を獲得することができました。
しかし、その知識とスキルをいかに使うのかは学び手に委ねられており、
私の場合は誰のためにも活かせないまま「どこから着手する?」状態でした。
一方、ポジウィルの認定講座には、
明確なコーポレートミッションと相談場面でのゴール設定があります。
ここが定まっている点に雲泥の差があり、相談者にとって本当に必要な知識と技術を最小限に絞って、ピンポイントで深堀りし相談者の納得感あるゴールに導くスキームが濃縮されていました。
(ピンポイントで深掘りするテーマを絞るからといって大切な事が抜け落ちている感はありません)
ここさえ抑えれば大丈夫(逆を返せば、「ココを掴んで持ち帰って欲しい!」)というポイントの力をつけることに重点を置いたプログラムだと感じています。
受講している同期メンバーは、経験も業務領域も年齢もバラバラでしたが、重要なポイントが明確に絞られているからこそ、目の前の相談者に集中して向き合いながらゴールを見失わずに意識的にスキルの習得に励めたのではないかと考えています。
これは、相談者にとことん寄り添い行動変容を促すサービスを作ってきたポジウィルさんだからこそできた認定講座なのだと痛感しました。
対人支援の場で発揮されるスキルは個人の経験やカンなどの感覚的なものが多い印象ですが、クライアントと実際に向き合って会社を大きく成長させてきた社員さん達が「今となっては無意識にできる部分」も含めて、新参者でも再現できるように惜しげもなく言葉で腑に落ちるまで解説してくださって、私たち受講生からの質問にもとことん付き合ってくださいました。
一人のクライアントにものすごい熱量で真摯に向き合う会社なのだと、スキル獲得を通して心の底がポカポカと温かくなった瞬間でもありました。
結果的に同期みんなで誰一人迷子にならず、
最終日までものすごい熱量で走りきることができました!
(1ヶ月後に認定試験があるので、まずはスタートラインに立った所です。笑)
今後のWill
私のこれからのWillは
「自分と似たような悩みや葛藤を持った人たちの支援がしたい」です。
具体的には育児ももちろん大事だけど母としての人生だけではなく
「自分がもっと自分らしく生きていきたい」と願っている
ワーママさんの希望のひとつになりたいと思います。
(実際にワーママをやりながら自分のキャリア上のモヤモヤを受け止め、未経験領域での転職活動はめちゃくちゃ大変でした。。。
退職を先に決めていなかったらおそらく断念していたと思います)
またその背景には、
高校時代に理系進学したものの大学・大学院を経て「研究職以外」の道を志そうとした時に、選択肢がわからずキャリア迷子になった自分もいます。
ワーママに限らず、そう言った専門職や研究職の人たちが別分野にチャレンジするのを応援できるような自分でもありたいと思っています。
まもなく研究者向けのキャリア支援に従事する予定ですが、ポジウィル認定講座を受講して「個人のキャリア支援」のプロとして、いつかポジウィルで働きたいということも私の目標になりました。
最後に、ワーママさんへメッセージ
言うまでもなく痛感していることかと思いますが、ワーママは「マジで自分の時間がない」ですよね…汗
(ワーママに限らずで、ワーパパさんも大丈夫でしょうか?)
家族に求められるがまま育児と向き合い、
職場でも存在価値を発揮したくて頑張り、
自己犠牲的なイライラを家族に向けてしまう時期が私にはありました。
(家族もそんなことは望んでいないのは分かりますが、冷静になれない)
だからこそ、貴重な自分の時間を捻出するのであれば、その時間を「一人で悩む時間」にしてしまうのではなく、プロのキャリア支援者の力を借りて早急に課題をクリアにし、「動くためだけの時間」に変えて行って欲しいと心から願います!
自分の問題と他人(家族を含む)の問題を切り分けて、家でも職場でもご機嫌に過ごせるワーママさんを世の中に増やしたい。
(これももちろんママに限った話ではないです!)
そのことに、注力できる自分になるために、
私自身も家庭環境の整備に時間はかかると思うのですが、スローペースであっても歩みを進めて途中経過も楽しみながら「素直にありたい自分」に近づいて行きたいと思います!
育児と多忙な会社勤務の戦場のような毎日で忘れてしまっていましたが、
ポジウィルの認定講座を受けて「私だって自分のペースでいいんだ!」と気付かされました。
このnoteを読んで、誰かの背中を押せたら幸いです。
もしポジウィル認定講座に興味があればこちらへ。