自分を守ろうとして自分を不幸にしていませんか。
Beauty Japan BAY GLOBAL エリア ファイナリストのりさみんです。
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先日、BAY GLOBAL エリアの2ndインスペクションに行ってきました。
インスペクションの中で、オラクルカードを引き続けて、「自分らしい」と思う言葉のカードを手元に残すというゲームをしました。
そして、最後に手元に残った7枚のカードから、一番しっくりくる1枚を選び、そのカードについて90秒間スピーチをする、という課題です。
⏬私が選んだカードです。
⏬90秒スピーチ
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私は人と話すとき、すぐに腕を組んでしまいます。無意識です。
言葉にできない想いを聞かれるのが怖くて、すぐに自分を守ろうとします。
でも、自分を守っているはずのこの腕は、隙間なくリストカットの跡がありました。切ることで誰かに私の方を向いてほしかったからです。
家族からも愛されず、学校でもいじめられ続けてきました。
私を愛してくれる人なんていないと思っている私を、傷だらけの腕はいつも守ってくれていました。そんな腕を、私は傷つけ続けていたのです。
自分を守ろうとして自分が不幸になっていた。
傷跡が消えた今、私はこの腕を解くことに決めました。でもまだ怖くて上手く出来ません。
それでも私は開いていきます。
この先の変化を、どうか見ていてください。
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これは前夜、Beauty Japan代表理事のゆりさんとの会話がなければ、私の中から出てくることはなかった言葉だったと思います。
インスペクション1日目の夜、ゆりさんと一対一で話したときに、ゆりさんは私に言いました。
「りさみんはいつも、そうやって腕を握りしめるよね。これ以上私に何も聞かないでって言いたいようにしてるよね」
はっとしました。
そういえば、言葉に詰まったとき、何と表現すれば良いか分からなかったとき、私はいつも、片方の手で、もう片方の自分の腕を強く強く掴んでいます。
それは、これ以上何も聞かないで。という意思表示と共に、強く腕を握りしめた手が、私に「大丈夫だよ」と言ってくれているようにも感じました。
そういえば、私はこうやって、いつもいつも、自分を慰めてきました。
そして、震えないために。
弱さを見せてはいけない。
バカにされたらまたいじめられる。
大丈夫、私は大丈夫。
大丈夫。
大丈夫。
震える腕を片方の手で握りしめて、震えを止めて、自分を守っていました。
ゆりさんと話しているときにも、相変わらず左腕を握りしめた私の右手を、ゆりさんは、強く強く握ってくれました。
こんな風に、誰かに手を握ってもらったことって、あったっけなぁ…。
そう思ったら涙が止まらなかった。
言葉に詰まったら、また腕を握ろうとする私の手を、何度も何度も握ってくれました。
私は誰かにこうして強く強く手を握って、大丈夫だよって言ってほしかったんだ。
でも誰も言ってくれなくて、いつしか自分で大丈夫、大丈夫と言い聞かせて、いろんなことを乗り越えてきたんだ。
大丈夫。
私は大丈夫。
私は人から愛されたかった。
大事にしてほしかった。
もう大丈夫なんだよって言ってほしかった。
いつからそれを諦めていたんだろう。
いつからそれを自分の腕を強く握りしめることで満たしていたんだろう。
私は本当に愛されていなかったんだろうか。
私は本当に大切にされていなかったんだろうか。
私が、拒絶されるのが怖くて怖くて言葉にできなかったから、気づかず通りすぎてしまったことはないだろうか。
私は決めました。
BAY GLOBAL エリアのファイナリストとして活動するこの期間に、この腕を解きます。自分から開いてみます。
少しずつ、私の願いを言葉にしてみます。
私が今ほしいものは、何ですか?
今叶えたいものは、何ですか?
言葉に詰まっても大丈夫。
ちゃんと手を握って、大丈夫だよと見守ってくれる人がいる。
だから、私はもう一歩、踏み出すことにします。
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