今こそ、悔いを残さない生き方を!
やってみたいな!と思った時に、直ぐに行動に移すか?移さないか?で、その結果は大きく変わる。
でも、その為には、自分の意志だけではどうにもならない、" 定(さだめ)“と言おうか、タイミングがあるように思う。
私はハワイに8年間住む機会があったが、当時20代の自分は、ハワイは勿論大好きではあったのだが、ハワイの歴史や文化には、
申し訳ないが、全く興味が、なかった。
当時の私がハワイを好きな理由は、アメリカと常夏と海、といった要素が全部詰まった、私にとっての理想郷がハワイであったから。
特にハワイの音楽やフラ(ダンス)には、全くと言っていいほど関心を持たなかった。
90年代ブラックソウルミュージック全盛の時で、専らヒップホップやラップを聴いていた。
正直、ハワイアンミュージックは、corny (形容詞:ダサい、垢抜けない)と思っていた。
ワイキキから引っ越して、Kalihi(カリヒ)という場所に住む事になり、仕事を捜していた時に、近くにビショップ博物館があるのを
知り、求人広告を見たわけでもなく、唐突に人事部に電話をして、求人しているかを尋ねた。
すると、丁度、空きが出て求人をしようと思っていた所だった....との答え!
早速、面接の日取りを決めて、後日博物館に伺い、日本人部に、めでたく採用となった。
ビショップ博物館とは、
1889年に設立された、ハワイでも最大の博物館。
特徴として、ポリネシアの文化に関連したコレクションが数多く展示されている点などが挙げられる。
昆虫の標本が多いことでも知られ、その数およそ1350万に上るコレクション数は、アメリカ合衆国全体でも3番目に多いという。
1982年7月26日に、アメリカ合衆国国家歴史登録財に登録された。
この博物館は、実業家として名をはせたチャールズ・リード・ビショップ(Charles Reed Bishop)が、妻が亡くなった時に彼女を称えて建設したもの。
彼の妻バーニス・パウアヒ・ビショップ(Bernice Pauahi Bishop、博物館の名称の由来である)は、カメハメハ王家の血筋を引く、最後の直系の子孫であった。(Wikipedia より抜粋)
という由緒ある博物館である。
私が採用となった日本人部は、チーフと同僚が一人、私を入れた3人の小さな部署。
博物館のガイドは、ドーセント( docent: 名詞 ) と呼ばれ、ボランティアの方々が来館者に博物館の説明を提供していた。
日本人部が、そのガイドの育成を行う。
そして、日本の旅行社にオプショナルツアーの提供を行い、ウクレレの講座やハワイアングッズ製作の体験等の企画・運営を
任されていた。
当時は年代物のプラネタリウムもあり、天文学の手の字も知らない私が、トレーニング終了後に即、一人でプラネタリウムの操作
をし、解説までさせられた。いまとなって冷や汗ものである。(観客の方々、ごめんなさい)
ハワイアンキルトの特別展示や、フラの有名なクム(師匠)を迎えてのフラショーなど、ハワイ好きには喉から手が出るような
魅力爆発の行事が年中、私の眼の前で行われていた。
しかし、当時の私にはその素晴らしさ・価値・有り難み、いかにそれが稀有な機会であるかなど、考える由も
なかった。
この事を私の人生の先輩に当たる生徒様にお話しすると、
「まだ、本当の価値の分からない歳だったんだね。
歳を重ねないと理解できない事って、あるからね。」
と、教えてくださった。
コロナで、どんよりとした空気に世界中が覆われている今、
ハワイアンスピリットは、素敵だ。
ALOHA ... という誰もが知っているハワイ語の、それぞれのレターには、次の5つの意味が込められているの知ったのも、
恥ずかしながら最近の事だ。
Akahani (思いやり・優しさ)
Lokahi (融合・調和)
‘Olu’olu (寛大さ・喜び)
Ha’aha’a (謙虚・慎み)
Ahonui (忍耐)
今まさに、地球人に必要な共通の課題として、これ程ピッタリ当てはまる言葉があるだろうか?
コロナで疲れた心を癒したい…
誰もがそんな想いを抱いているのではないだろうか?
ストレス発散の方法は人それぞれだが、私の場合は、「バッグ」だ。
私はバッグが大好き。
キャメロン・ディアスのヒット映画 ‘In Her Shoes’ では、弁護士のお姉さんがストレス発散の為に履き切れない程のハイヒールを
コレクションしていた。
彼女曰く...
“ When I feel bad, I like to try myself.
Clothes never look any good.
Food just makes me fatter.
Shoes always fit.”
( 気分の落ち込んだ時は自分にご褒美。
洋服は似合わないし、食べ物は私を太らせる。
でもシューズは合う)
名言だ!
Sex and the city のキャリーブラッドショーも、シューズだった。
私の場合は、それがバッグなのだ。
ただ、このバッグの趣味(taste)も、一貫性が無いのが問題なのだ。
ある時はブランドに走り、またある時は特定の色やスタイルを追い求める。
そして、またテイストが変わる。
主人は、お前は何個バッグが要るんだ?と呆れている。(←もう慣れっこで、今は無言)
そして、このコロナ禍、私のバッグの趣味は、ハワイアンと相成った。
バッグがハワイアンテイストなら、ファッションやアクセサリーもそれに追随してハワイアンとなる。
そして格好がハワイアンテイストになると、中身もハワイアンになり、あれ程興味の無かったハワイの文化に
今更ながら惹かれてしまった。
そして、今、私の1番の関心事は、『フラ』となった。
あれ程、本場ハワイで学ぶ機会があったのに…‼︎
これが、タイミングというものなのか?
後悔している事を、先ほどの生徒様に吐露すると、
「やりたい事があったら、やってみる事だよ!
死ぬ時に一番後悔するのは、やろうと思えばやれたのに、やらなかった事らしいから…」
この一言が心に突き刺さり、
私は3日後に、フラのレッスンを受講します。
あれ程、本場ハワイで学ぶ機会があったのに…‼︎
これが、タイミングというものなのか?
後悔している事を、先ほどの生徒様に吐露すると、
「やりたい事があったら、やってみる事だよ!
死ぬ時に一番後悔するのは、やろうと思えばやれたのに、やらなかった事らしいから…」
この一言が心に突き刺さり、
私は3日後に、フラのレッスンを受講します。