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「さようなら」の語源はそうならねばならぬのなら


わたしは人と別れる時には好んで
「さようなら」と言います。

しかしある日、気になっていた人に

「別れる時にその言葉で締めくくらないほうがいいよ」
と言われました。

なので「おやすみなさい」

と代わりに添えました。
(エグザイルのお気に入りの曲にある歌詞みたいでこれはこれでじわじわ)

しかし心の中ではやっぱり「さようなら」がいいわたし。

何故これまでにこだわるのかというと

もう一生会えないのかもしれない!

なんてドラマのワンシーンのように
お別れをするのが趣味だからです。

いくら明日の朝に会えたとしても、隣の部屋に寝ていたとしても、わたしは人との別れを大切にします。

(一人一人と別れる度に、ドラマのクライマックスなので、実はけっこう大変なんですけど)

そのクライマックスを用意している分、相手と一緒に過ごす時間はほんとうに大切に過ごします。濃厚に。

結果、いいことずくめなので
さようならが大好き。

真面目な話をすると、
さようならの語源は

そうならねばならぬのなら

と言われています。

・仕事で海外に行かねばならぬのなら。

・浮気相手の方が好きなのなら。

・トイレに行かねばならぬのなら。

理由は人それぞれ。

ただ、その理由があるならばもう一緒にはいれませんね。

という日本特有の諦めが滲み出ていて、
桜が散っていく粋さが感じられますよね。

最近、大学を卒業していった友人たちにも、

「さようなら」

たくさんぶつけてきました。

彼らの背中がサムライに見えたのは
桜が散っていたからなのかなあ。

(意外と送る側って寂しいもんだよね。)


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