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#5 「入れて!」が言えない幼少期でよかったと思った話。

書く習慣1ヶ月チャレンジ、一昨日オールしてしまったため、昨日書くことができませんでした😢なので、今日DAY5とDAY6の2つのお題を書くことにしました。継続って本当に難しい、特に社会人になるとイレギュラーな予定とかがたくさん入るので、同じリズムで生活することがより難しいなと感じます。ルーティンを作ったり、習慣化をさせたりすることでどうにかこうにかリズムを作って、続けることに慣れていきたいと思います。

ということで、DAY5のお題は「昔はどんな子どもだったのか」です。
私は昔、とても引っ込み思案で大人しい子どもでした。今でも覚えているののは、幼稚園の先生と親が連絡帳でやりとりをする文化があったんですが(全国共通?)、親が先生に「うちの子は「入れて!」がなかなか言えない子なのです…」と言っていたことです。小さい頃の私にとって、「入れて!」を言うのは、好きな人に告白をするくらいに勇気の要ることで、世の中で一番口にすることができない3文字でした。笑
おかげで友達はあんまりできませんでしたね。

他にも、私は言えないことがたくさんありました。まず、自分の希望を言うのが苦手でした。本当は買ってもらいたい本や服があるのに、「何か欲しいものあるの?」と聞かれても、だんまりで首を横に振るだけ笑 なんだか小っ恥ずかしくて、「これが欲しい!」という言葉が言えない子でした。

食べたいものも、着たい服も、読みたい本も、欲しいおもちゃも、本当はたくさんあったのに、それを「欲しい!」というのが本当に苦手でした。
なぜかはわからないのですが、とにかく臆病な子どもだったのは覚えています。何をするにも、お母さんやお父さんがいないとできない、初めて会う人と話すのができない、何を話していいのかわからない、電車やバスも一人で乗るのが怖い、ジェットコースターは怖くて乗りたくない。
今はこんなに欲望を全面に出して、好奇心旺盛に生きているというのに笑 どこが私のターニングポイントだったのでしょう…

でも、引っ込み思案だったおかげで私は一人遊びをよくしていました。別に、好きで一人遊びをしていたわけではなくて、放課後に一緒に遊ぶような友達が本当にいなくて、仕方なく一人で遊んでいただけです。笑
そういえばお兄ちゃんは社交的でよく友達と遊んでいたな、お兄ちゃんの友達とは私も混ざってよく遊んでいました。昔から今まで、私とは真逆の性格の兄です。

一人遊びは自分の世界に浸ることができます。当時、私は初めてお小遣いで単行本の漫画を買いました。ちゃおで連載されていた「ミルモでポン!」という少女漫画です。ある日主人公の楓の元に、マグカップから妖精のミルモが現れ、片想い中の恋を叶えるために共に奮闘する物語です。

よくある学校生活を描く王道の少女漫画とは違って、めちゃくちゃメルヘンなのですが、私はこの漫画に夢中になってしまって、笑
今考えると「ミルモの仲間達ってなんでみんなマグカップから出てくるんだろう?」とかいらんことを色々と考えてしまうのですが。
あの頃の私はそんな物語を面白いと思い、ずっとのめり込むように読んでいました。

そこから私は漫画というものにハマり、自分で漫画を書くようになりました。もう全て捨ててしまったので、どんな漫画を描いていたかは覚えていませんが、自分が読んだ漫画や、好きなアニメの画風を模写して、オリジナルのストーリーで漫画を描いていたのは覚えています。「欲しい!」というのがあんなに苦手だった私も、漫画や絵を描くために必要なペンや画材だけは、親によく「買って!」とせがんでいたのを覚えています(もはや命令)。スーパーに買い物に行った時、お菓子も買ってくれない親が、なぜかそれだけは快く買い与えてくれてましたね。

誰に見せるわけでもなく、自分でコピー用紙に書いて、完成したら自分で読み返して、勝手に満足して、すぐに捨てるだけなのですが。笑 絵を描いたり、物語を作ったり、そういうことが好きになったのは、自分がずっと一人で遊んでいたからだなと思います。

今の私の中にある創作意欲は、前の記事でも書いたように私を構成する大事な一部分を占めています。でもその源は、そう言った幼少期を送っていたからなんだなと、この記事を書いて改めて思いました。
そしてそういった幼少期を送っていて、よかったとも思います。美しいものを美しいと感じたり、面白いものを面白い!と感じることのできる感性を、知らない間に養っていたんだなと思います。

今は人が変わったように社交的になったので、DMでいきなり「会いましょう!」とか言えるような人間になってしまったのですが、笑
一人で自分に向き合う時間と、気の合う友達と馬鹿みたいに遊ぶ時間と、バランスよく時間を使っていきたいと思います。

そして自分がもし子どもを持つようになったら、友達は少なくても良いから、何か夢中になれるものを見つけて、続けて欲しいなと思います。

なんだか少し感慨深い気分になってきましたが、もう電車の時間なので一旦この辺でお暇させていただきます。今日はあと1記事書くぞ!では!

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