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なんて言う?おもちゃを貸せないとき
ママさんたちとお話しているときに、よく出てくるのがこのお悩み。
「おもちゃの貸し借りができない」
●自分が使っているおもちゃを触られようものなら、すごい勢いで怒る
●おともだちが使っているおもちゃを取ってしまう
●気に入らないことがあるとおもちゃを投げる
あるあるですよね!
そんなとき、皆さんはどんな言葉をかけていますか?
「みんなのおもちゃだから順番に使わないといけないよ」
「おともだちが使っているときは取ってはいけないよ」
「物を投げてはいけないよ」
など、「いけないこと」だというのを分かってもらおうとしていませんか?
それ、逆効果かもしれません!
お子さんは、おもちゃを取ってしまうことや、投げてしまうことがいけないことだというのは十分わかっています。
きっとその度に言われてきたから。
そしてやってはいけないことをやってしまったとき、罪悪感も感じています。
そこへかぶせるように「いけないよ」と注意されると、これ以上傷つきたくなくて耳を貸さなくなります。
「責められたくない」という思いが先行し、冷静にお母さんの言葉を聞けなくなります。
「やっぱり自分はダメな子なんだ」と自己肯定感が低くなっていきます。
だから、叱られ続けているお子さんには「ダメ」という言葉はもう必要ありません!
必要なのは、気持ちを分かってあげようとすること。
「いけないことだと分かっているけどやっちゃうんだよね。どうしてかな?」と理由を聞いたり、
「今どんな気持ち?」と今の気持ちを聞いてみる。
何も言ってくれなくても、まだ上手におしゃべりできなくても、
「こういう理由だからかな?」と推測して代弁してあげる。
子どもは、いつも自分の気持ちを分かってほしいと思っています。
そんな子どもの気持ちを汲んであげることができたら、思いやりのある子に育ちます。
「いつも見てるよ」
「いつも気持ち分かっているよ」
という姿勢を見せることが1番大切なんですね。
突然グズったり、ワガママ言ったり、いけないことしたり、一見こちらが困ってしまうような行動の裏には、きっとお子さんにとっての意味があります。
「はぁ~」とため息をつく前に
「どうしてそうなったんだろう?」
「今どんな気持ちなんだろう?」
と分かってあげようとすることができたらステキですよね!
今日のお話が誰かのお役に立てたら嬉しいです♡