私はロックバンドがやりたい
映像クリエイター向けBGM自動作曲サービス・bgmnowの木ノ脇理沙です。
7月になりました!
個別にお伝えしている方もいますが、正式なお知らせとして…
7月11日(月)にbgmnowは正式版をリリースします!
いえええええ!
さて、正式版を出す&本格的にbgmnowとして動き出してから約1年が経った。
そんな中、私はここ1週間くらいとある事にモヤモヤしていた。
そのモヤモヤに対して出した答えとして周りの人に
「やっぱり私はバンドがやりたい」と言っていた。
正気かよ、と思われるのを承知で敢えてこの言葉で言っていた。
つまり、真意は別に「バンド」がやりたいわけじゃない。
バンドで曲を作っていく時みたいにチャレンジングな遊びを加えたり。
悔しい思いをしてあぁでもないこうでもないと議論したり。
メンバーのダメ人間ぷりに笑えたり。
でもダメな所も失敗も他のメンバーが補ってくれたり。
結果、俺らは最高だぜ!みたいな。
なんかそんなやつ。うまく言葉にできない。
そんな風でありたいと思った。
売れてるバンドも売れてないバンドも少なからずこんな感じだ。
よく起業はバンドに例えられる。バンド経験者からいうと、実際に結構似ているのだ。
スタートアップ的なのはメジャーを目指している人達で、
スモールビジネス的なのはDIYやインディーズでやっていく人達。
売れるバンドと売れないバンドの違いも起業に似ている部分がある。
※出典元:私が見てきた世界に限る。
bgmnow、無名のインディーズ時代(今)
β版から正式版までの時期は例えるならインディーズで1stミニアルバムを作っていた感覚。
私達はそれまでデモテープを作って路上ライブをやっていた。
ストリーミング全盛の今だって、この時期は結局手売りが一番効果が高い。
そんなbgmnowがようやくきちんとしたものをリリースする。
まずここで達成しなければいけないのは
元々のサービスの目的である「企業VPを作っている映像クリエイターの音楽選びの時間を減らす」ということだ。
仕事として映像を作っている映像クリエイターや映像制作会社の人に使ってもらい今のような効率の悪い曲探しの時間をなくし、
映像に音楽がピッタリ合った時に映像が色付くあの感動を与えたい。
この感覚はきっと映像クリエイターならわかってくれるだろう。
アルバムにおいて(ライブでも同じだけど)、1曲目は重要だ。
1曲目次第で次を聴くかどうかが決まる。
だからこそ私達はbgmnowというサービスを使った時に表示される『1曲目』に何よりも重きをおいてきた。
そして2曲目以降の曲の並べ方にもこだわってきた。
不思議なことに、音楽というものは曲順で聴こえ方が変わるのだ。
これからは本当の意味でスタートする。
オリジナリティも出していかなければいけない。
bgmnowにおいてのオリジナリティの一つとは
5曲中2曲は定番ではないが「これもいいじゃん!想像してなかったけど!」と新しい発見を与えるような、そんなもの。
そこに更なる感動が生まれると思っている。
正式版をリリースしたって誰も見向きもしてくれないだろう。
関係ない人から色々と言われるだろう。(言われたらいい方だ)
そんなもんだ。
でも決して間違っていることをやっていなければ大丈夫だとも思う。
その中で私達は忘れちゃいけないことがある。
嫌なことは嫌だと言い、媚びてはいけないのだ。
そして売れないもの同士で群れてはいけないのだ。
いつだって自分達が世界一だと思って周りとは一定の距離を保つ。
周りがみんな右に行っても右じゃないと思ったら迷わず左に行く。
誰かのアドバイスは聞く耳は持つけど、本当の意味では聞かない。
とても有難い事ではあるんだけど、だいたい本当の意味では役に立たないからね。
でも無礼でいいわけじゃない、挨拶は自分からする。
これからは例えるなら2ndアルバムを作っていくようなものだ。
私は結構2ndアルバムが好きだ。勢いもあるけど、少し洗練されてきたあの感じ。
ここだよねっていう世界を示してくれるあの感じ。
『(What's The Story) Morning Glory?』
『Origin of Symmetry』
『I Wanna Go To Hawaii.』
私の好きなアルバムは全部2ndだった。
たぶんその瞬間は満足するけど、一生満足することはないだろう。
満足したらそこで終わっちゃうからね。
もしもどんなに頑張ってもうまくいかなかったら、
もう一回路上ライブからやり直そう。
P.S.昨夜、今のbgmnowに必要なこととして
「1stアルバムのジャケットを印刷して壁に貼っておくような感じ、それを残しておかないといけない」って言ってたシーナさんは本当にセンスがいいと思う。
シーナさんが入ってくれて本当によかったって思った。
ではまた。
■bgmnow事前登録申請フォーム
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?