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8/1(木)教科書選定報告会の傍聴@教育委員会定例会会議


毎月ほぼ定例で第一木曜日に開催されている「教育委員会定例会議」

浦安市も他の市町村と同じく「教育委員」さんを任命して、教育行政における重要事項や基本方針を決定しています。
https://www.city.urayasu.lg.jp/kodomo/kyoiku/1020483/1003808.html

その委員の皆さんを招いて教育委員会が定例で開催しているのが「教育委員会定例会議」なのですが、
8月はちょうど4年に一度の教科書選定の結果を発表する回でした!

本当にいろんな出版社さんが、分かりやすさ、QRコードや紙面の見せ方、対話やゲームの提案などなど
色んな知恵も工夫も研究も投入した教科書の中から、「なぜこの出版社のこの教科書を選んだのか」をプレゼン形式で発表してくれるので、
初めて見る身としては本当に面白い(出版社の方からしたらそんな言葉では済まないと思うけれど💦)回でした!

中でも、私が一番気になったのは、
特別支援学校用に浦安市も採択した「星本」と呼ばれる教科書。

これは学年別ではなく、習熟度別なんだそうで、、

しかも調べてみたら、どの本もルビがふっているそうで↓(ブログで紹介されている方が!)

https://ameblo.jp/kidswill-w/entry-12221932285.html

もう、この教科書を普通級でも使ったらいいのでは?(少なくとも小学校では)

そして中学生向けの教科書は、もは保護者が家庭で読んだらそうとう国力があがるのでは、、導入のためのQRコードもついているし、、!

対話やロープレを誘う構成になっていたりと、各社工夫を凝らしたつくりになっていたりました!!

(我が子の教科書も見ているけれど、、他社と比較するって改めて発見が多いんだろうなぁ)

傍聴席も、普段は5席(少ない😂)しかないのを、教科書採択だからか、出版社の方もいらしていて、普段より格段に多い30席はあったかな?な会場でした!

教科書選びをウォッチする市民団体の方もいらしていて、市民力も感じる場となりました✨

そしてそして、知恵熱でダウン、、
とほほ。

それにしても、9教科「全て」に、こんなに活字溢れる教科書が本当に必要なのかどうか。

私がイギリスとアメリカの現地の公立小(歩いていける地域の学校)に通っていたときは、
各教科に教科書なんてものはなかったのです。

英語が満足に話せない中でも毎日「学ぶって楽しい!」「生きてるって楽しいかも」と感じさせてもらえていたのは、、こんなに活字に寄らない学びの連続だったからなのでは、、と改めて思い出されました。

(とっても身近な、娘ちゃんと仲良くしてくれるお友達も識字障害傾向があるんだなぁ)

イギリスの学校、中学生年齢になると教科書は使っている姿を見たけれど、、
その頃には各自の療育やそれぞれの発達もひと段落していたりするから、ティーンエイジからはそれ相応の対応の仕方ができるんだろうなぁ。

小学校入ってすぐにこれだけ活字溢れる学校生活に浸って、
どれだけ教養が身につくのか?
どれだけ学習習慣や知的好奇心が養われるか?
国も市町村ももっと研究する余地があるのでは。

労働生産性がOECD加盟国38国中31位。
江戸時代に豊かに栄えた学び文化から衰退していやしないか、、、😂

教育委員会の定例会議から、また飛躍してしまったけれど、感じたことをメモしておきます。


#教科書採択
#普段より傍聴の人がいっぱい
#おそらく出版関係の方多数
#教科書を考える会の団体さんご一行も来
#教科書ありきではない議論を
#教育のあり方を今一度見直せないものか

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