家も思考もスッキリする無印良品
Webライターラボのnote企画に参加します!
【202405_コラム募集】テーマは偏愛|【公式】Webライターラボ (note.com)
以前、ラボのオーナーである中村さんが、この企画についてVoicyでお話されていて、「面白そう!」と思っていたらあっという間に企画が実現!
私なんかがおこがましいけど、中村さんが持つスピード感は尊敬するし、憧れる。
引き込まれるかのように「書きたい!」と思った。
中村さんの企画には「書きたい」と思わせてくれるワクワク感がある。
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本題に入って…
私がこよなく「偏愛」しているのは無印良品。
シンプルで飽きのこない、それでいて使う人や場所のことを考えて作られた一つ一つのアイテムは、生活に取り入れるとスッと馴染むところが心地良い。
我が家には無印のアイテムがいたるところで大活躍している。
リビング、キッチン、バスルーム、トイレ、洗面、玄関、寝室、クローゼット、私の作業台、子どもの学用品。
おそらく家の中で使っていない場所はない。
大きいものはユニットシェルフから収納用品、細かいものだとキッチン用品、洗濯用品、掃除用品、化粧水から家族分のインナーまで、無印良品は我が家になくてはならない存在なのだ。
無印良品は衣食住すべてのアイテムが揃ってしまうので、一度足を運ぶと最低でも1時間は滞在する。むしろ滞在させてください!って心の中で懇願して入店する。
家族が一緒だと「まだ~?」っていう視線がストレスになるので、基本は一人で行きたい。
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子どものインナーは絶対に無印と決めているので、定期的に買う。
アトピー性皮膚炎を持っている娘は、エアリズムやヒートテックなどのインナーは肌がかゆくなってしまうので着れないのだ。
無印のインナーは綿100%。肌触りが優しくて乳幼児期から着ている。
でも最近、周辺の無印からぞくぞくとキッズ用品の取り扱いが無くなっていて悲しすぎる…(無印さん、なぜ?)
新商品はないかな~とチラチラしながら、キッチン用品、洗濯用品、バス用品、コスメ系もチェック。
途中、ロール状のごみ袋とバススポンジを見かけると必ずカゴに入れる。
ロール状のごみ袋は税込みで99円。100均より安いのが単純に嬉しい。
枚数は100均より少ないかもしれないけど、1ロールで2~3ヶ月は持つので気にならない。丈夫で破けにくいのも気に入っている。
三層バススポンジは泡立ちが抜群で気付けば10年以上愛用している。
手の大きさにもちょうどよくて、他のバススポンジに浮気するつもりはさらさらない。
シリコーンツールも長く使っているけど、全く壊れる様子がない。長持ちするので愛着も湧く。料理は好きじゃないけれど、愛着のある道具があると少しは料理の時間も楽しく感じるから不思議。
このジャムスプーンは面白いくらいきれいに瓶底のジャムがすくえる。
最後まで無駄なく使えるから手放せない。
文房具は子どもも無印のものを使っている。
学校から「文房具はなるべくシンプルなものを」と言われているからだ。
小学4年生になる娘は1年生のころから無印の文房具を使っているけど、最近は友達の影響もあってか、可愛い文房具を欲しがるようになった。
まぁ、気持ちはよくわかる。わかるけど、シンプルな文房具のいいところは、見た目だけじゃない。集中を妨げないのよ。
キャラクターものはどうしてもそっちに気が散る。
だから学校もシンプルを推す。
あとは本人次第。
私のデスク周りも無印で埋め尽くされている。
卓上カレンダー、ペン、ノート、ファイル、メモ帳、電卓。
特に愛用しているのは短冊型メモ。
左側にあるチェック欄が地味に役立ち、チェックが埋まると達成感で自分を褒める。(全部埋まったときの嬉しさといったら!)
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無印には、長年多くの人に愛されてきたロングセラー商品がたくさんある。
特に収納の各シリーズの規格は互換性があって、自由に組み合わせることができるのがいいところ。そして、いつでも買い足せる安心感はとても心強い。
無印の収納アイテムは、日本の住宅サイズに合わせて研究された規格になっていて、住む環境が変わってもずっと愛用できる。
そのことを知り、転勤族だった我が家が収納アイテムを全て無印に統一してから暮らしが整いはじめた。
今では無印のアイテムを偏愛しているけど元々は、モノが捨てられなくて、モノで溢れた生活を送っていた。
とりあえず100均で買ったものを使って、あまり長持ちせず捨てる…。
モノに対してあまり深く考えず、気に入ったら買う、要らなくなったら捨てる、そんな考え方で生きてきた。
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結婚してから住み始めた家は、築50年の4LDKの社宅。エレベーターなんてものはなく4階の最上階まで階段を登る。
くそ重い玄関ドア、電源のないトイレ、お風呂はガスを手動でカチカチまわして点火させて沸かす(伝われ…)まさに昭和感満載の住まいだった。
(初めて社宅に入ったとき、こんなとこ住めない…って本気で思った)
当時の住まいには、独身時代に使っていた棚や収納用品を持ち込んで使っていたけど、統一感も無くまとまりがない。
“とりあえず感”がすごく嫌だった。
当時の住居環境に不満を抱きながら3年が過ぎ、長女を出産した。
子どもが一人増えた途端、一瞬にして部屋はモノで溢れた。
ベビーベッド、おもちゃ、おむつ・おしりふきの在庫、着替え。
収納スペースも各部屋に押し入れが1つしかなくて、どうにもこうにも収まり切らなかった。
そんな時に青森への転勤が決まる。
引っ越し先の社宅の間取りをみて、今より広い部屋であるだけ少し希望が持てた。(築年数は同じだけど、そこはもう諦めた)
転勤族である以上、この築年数とずっと付き合わなければならない。だったらお気に入りの空間を作ってやろう!と意気込んだ。
ダイソーやスリコで見つけた手頃でおしゃれに見えるアイテムを自分なりにアレンジして飾ったり、カフェカーテンを使って少しでも古さを隠すように施した。
最初はお気に入りの空間を作ることが目的だったけど、いつの間にか買い物をすることに楽しさを覚えた。
「100均だし失敗してもいいか」
この思考がモノで溢れた部屋を作り上げていた。
気付けば、お気に入りばかりを集めたつもりが、ごちゃごちゃしたまとまりのない空間ができあがり、計画性のない買い物をしていたせいで、買ったあとに「なんか違う」というものもたくさんあった。
そんな時「もっと知りたい 無印良品の収納」という本に出会い、モノで溢れた生活を変えるきっかけになったのだ。
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この本を手に取った理由は、著者の本多さおりさんのお住まいが我が家の社宅と似ていたから。
築年数を感じさせないすっきりとした空間に惹きつけられた。
「これ、いいかも!」「おしゃれ!」と直感で思ったものを家に持ち込んでいた私は、何でもすぐ買うクセをやめようと決意する。
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実際に築50年の古い社宅に無印のアイテム取り入れると、シンプルさと家の古さが程よくマッチして、思いのほか落ち着いた空間を作り出すことができた。
賑やかな色合いは、子どものおもちゃや絵本にある。
ヘタにあれこれ飾らなくてもいいんだ、と気付く。
それから少しづつ無印で収納アイテムを揃えた。
子どもの細々したおもちゃはソフトボックスに収納して、絵本も一緒にユニットシェルフにまとめた。
無印の収納用品のいいところは、用途が変わっても場所を問わず使えるところ。
おもちゃを収納しているユニットシェルフも、子どもが自分の部屋を持つようになったら子ども部屋で使える。
細々したおもちゃが入ったソフトボックスも、おもちゃを手放したら学校から持ち帰った子どもの作品を収納したり、学用品の一時保管にも使える。
最初の用途から変わっても使い方は何通り、何十通りにもなる。
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転勤族は次いつ引っ越しになるかわからない。
しかも、転勤が決まってから引っ越しまで間にのんびりとした猶予はない。
引っ越し先の社宅が空き次第、すぐに出ないと、次に入ってくる人が引っ越して来れないからだ。
社宅住まいの転勤シーズンはめちゃくちゃ忙しい…
でも、無印の収納アイテムを使い始めてから、引っ越しがグッと楽になった。
間取りに違いはあっても無印の収納はどの社宅でもきっちり収まったのだ。
それから家を建てて新居に引っ越した今も、社宅で使っていた収納をそのまま使っている。
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娘を出産して、見知らぬ土地に住むことになったとき、自分の居場所はこの家しかないと思って、気に入ったものをとにかく詰め込んだ。
気に入ったものが集まっていると思ったら、ごちゃごちゃして落ち着かない空間ができあがっていた。
住まいを整えることを根本的に知ろう、と思ったときに出会った1冊の本から無印良品の収納と出会えた。
無駄を省いたシンプルな設計はどんな家にもそっと馴染むことを知った。
収納と向き合うことでモノを買うことへの価値観が変わった。
無印良品を生活に取り入れたら、家の中も思考もスッキリした。
いつか、国内最大級の売り場面積を誇ると言われている、無印良品イーアス春日井に行ってみたい!
テーマパーク並に丸1日過ごせるに違いない!
Discord名:りる
#Webライターラボ2405コラム企画
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