【特別編】オンライン面接に使える15のコツ(長編)
<はじめに>
この記事を書こうと思った理由を簡単に。
新型コロナウイルスの影響で、SkypeやZOOMを利用したオンライン面接を導入する企業も多く出ているようです。
ところが、このオンライン面接、学生の方はもちろん、面接官役の社会人の方からも非常に人物を評価するのが難しい、苦労している、という残念な意見も多く聞いています。
そこで、少しでも学生さんの参考になるように、オンライン面接のコツについて考えてみました。
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3つのカテゴリごとに5つずつ、全部で15個のコツをあげています。
<超重要!>面接での合否の判定方法とは?
合否の基準は個々の会社ごとに違うと思います。ですので、ここで私が述べることが100%正しいということはあり得ません。(汗)
なのですが、これまでの就活支援の中で、オンライン、オフライン問わず、共通点して言える点はあります。それを最初に述べておきます。
1点目は、「コミュニケーション能力の評価」
2点目は、「客観的な能力や志望の評価」です。
「コミュニケーション能力の評価」
簡単にいうと、面接の中での受け応えの中から感じることができる人物としての印象を評価するものです。
この特徴は、とにかく「印象」ですので、「ガクチカ」や「志望動機」の文字的な内容はほとんど評価されません。
逆に、ひと昔前によく言われた「ウケを狙った面接(面接官を笑わせたら内定出るよ神話)」等で加点があったりする部分です。
実は、最近はこちらををあまり大きく評価しない企業も増えてきていると聞きます。おそらく、AI面接なんかでもあまり重視されないポイントでしょうね。
「客観的な能力や志望の評価」
これは面接のお聞きするエピソードや、志望動機の内容を文字的に判断し、その人本来がもっていそうだな、という要素をなるべく客観的に拾い上げ、それを積み重さねて行くという評価方法です。簡単にいうと、企業側に要素ごとにチェックシートが用意されていて、その要素が感じられれば、機械的にレ点(フラグ)をつけていく評価法です。
例えば、「毎朝5時に起床して、10kmの走り込みを365日続けました」というエピソードからは、「忍耐力」や「根性」にプラス点(フラグ)が付くでしょうし、「サークルの恋愛相談マスターとなり、20人もの失恋相談になりました」というエピソードからは、「頼りがいがある」や「人情味がある」にプラス点が付くと思います。
こうして集めた受験者のプラス点と、企業が求めているニーズと突き合わせ、マッチングさせる、というのがここでの評価方法になります。
<ここがポイント!>オンライン面接とオフライン面接の違い
メラビアンの法則、というのが有名ですね。人の印象形成に影響を与える情報の割合は対面の場合、
・言語情報(実際の会話の中で得られる情報):7%
・聴覚情報(早口、声のトーン、声の強弱等で感じる情報):38%
・視覚情報(見た目、感じられるオーラ):55%
と、言われています。
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