1/35 HAL-X10 フルスクラッチ製作記2
本体下部
本体後部のサイドはうまく切り出せなくて何度か失敗しますが、
ここら辺でプラ板工作が楽しくなってきます。
本体前部+後部がなんとなく形になったので
本体と下部をつないでる円柱部分を作成します。
メモリ付き1mmプラ板が希少だったのでタミヤ製のプラ板で。
購入して20年?ほとんど使っていないコンパスカッターが日の目を浴びました。
プリン型なのでプラ板の積層とします。これも初体験。
どれだけエポキシパテに頼ってきたプラモライフだったか。
サイズが大きすぎるのでプラ板使うしかありません。
モチベアップで頭部
雰囲気でてきたので、いきなり頭部に入ります。
頭はヘルダイバーを芯にします。結構デザイン違うんですよね。
製作済だった1/35 海洋堂 ヘルダイバー(ソフビ製)の頭をぶっこぬきます。
中にパテを詰めて。複製!
シリコン型で釣鐘方式を初チャレンジ。シリコンはいつものウェーブ製です。
今まで複製は、しっかり2面とってました。釣鐘型・・・何度もうまく抜けず失敗。結局シリコン型を3回作りなおし。
こんなことなら2面でやればよかった。
気泡がめっちゃ出る。これも原因究明と対策はもう少し後となります。
頭部はそのままで無限気泡処理をして切り抜けます。
でも箱組に「頭」がつくとテンションあがりました♪
頭部のディティール
頭部が複製できサイズもばっちりなので、形状をいじります。
目はお助けグッズを組み合わせてそれらしく。
設定画は詳しく書いていないので、イメージ重視です。
額とコメカミが形状が違うのでエポパテで加工します。
頭部がX-10っぽくなり満足したところで本体に戻ります。
とにかくデカいホバーユニット
HAL-X10を大きくわけると
①本体上部
②本体下部(足の付け根)
③ホバーユニット
④前足2本
⑤後ろ足2本
です。
ホバーユニットは一番のデカ物です。
問題だった後部の角度を修正し、ホバーユニットに入ります。切り離し可能にします。
本体同様フレームを設計していないので苦労します。
デカいのに箱(四角形)でない。
意外と形状が複雑なんですよね。
左右が中央にいくほど膨らむように傾斜しているのに、途中で「への字」に曲がってる。語彙力がない(泣)。
まだ、この時は厚紙でテストすることに気づかずプラ板を
一発勝負で切り出しています。
ちょっとしたこだわり
側面まんなかに入る黒いライン。ラインというか段落ち。
細かな設定画はないので、自分解釈が必要です。
X10フルスクラッチで心に決めていることが1つ「独自設定は増やさない」。センスゼロの小生では独自設定で装飾を増やすとX10っぽい「何か」になってしまうと心配していたのです。
※影になり設定がない以上、何か作らないといけない部分は除く
ホバーユニット後方の設定は、劇場版とTV版は異なります。
劇場版をもとにTV版は作画しやすいよう簡略化したそうです。
TV版は簡略化されている味気ないデザインです。30年ぶりにパトレイバーTV版を見直したらX10のカッコよさが半減しててガッカリでした。
もちろん狙うは劇場版です!劇場版パトレイバー1の強烈なオープニングにかなうものはありません。
さあホバーユニットを形に
プラ板の切り出し、箱組みの練習のため後部もプラ板箱組で。傾斜はないので簡単な部類です。
積層でもよいのですが、少しでも軽量化するため箱組です。
表面処理、塗装のために、後ハメできるようにパーツを極力くっつけないようにします。
このころは完成できるか疑心暗鬼のまま突っ走ってます。
ここまでで製作期間は3週間。2020年6月27日開始で2020年7月18日時点です。先は長いですね。
振り返ってみると上部に関しては短時間でシルエットが見えてきてますね。
ホバーユニットの付け根の接続はそうとう強度がいるので、これからです。
後にホバーユニットの付け根部分が”長い”と結構後から気づき切断します。
そうそう思い出した、本体下部を作成しているときに気づくんです。
ホバーユニットを少しだけデコレーション
細部を作らないと決めておきながら、モチベーションアップのために、後ろからみた箇所のデコレーションを作成します。
プラ板の箱組慣れてきてます。
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