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げんきがわくまで

私はすこぶる元気になった
友人と昼から夜まで酒をのんで笑いあえる
朝から夜まで息子を可愛いと思える
自分のやりたいことを日々選択していける

だから元気になった、そう言える
いまはね、


たったの1年半前に私は地獄をみた
ガンというありふれた病気治療のフルコースを
経験した時のこと。

あれはなんだったのかな…

外に出ると外気に触れる肌の感覚が気持ち悪くて
すれ違う人の顔もボヤけてみえない
1フロア分の階段を登るのも降りるのもしんどくて
口に入れるもの全てが受け付けられず
横になれば世界が永遠回っていた
可愛い存在も綺麗な景色も鬱陶しかった
薬よはやく抜けてくれと願いながら、
水すら『頑張って飲むモノ』でしかない


そこは生きながら終わりがみえない地獄を
見つけたような感覚で

生きたいかどうか

そんなことすら惑わしてくるような場所だった


これを言葉にしてもしっくりこない
言葉で表現しきれない暗闇そんなところだった

この日々が終われば助かる
そんな保証がついているわけでもない


フルコース完走したとて、
私が5年生きる保証は4割もない
それが統計。確率論でしかないが

これだけ。が医者が教えてくれる事実だった


だから精神的に参ってしまう人が多いっていう
現実がよくわかる

原因があるならまだしも、
あなたのせいじゃないです。なんて、
言われてしまったらもっと困る

じゃあなんだ??

それを運命として受け入れろとは
あまりに残酷で
気持ちに折り合いをつけることすら
させてはくれない

だってまだ20代だった

命には終わりがあるから大事にできる?
それはその時をまだ知らないからこそ持てる強さかもしれない。そんなに儚くなくていい

まぁでも何かできることはあるだろ〜って
そう楽観的に捉えられた性格
根拠のない自信が私の最大の取り柄だったわけだけど(笑)

ファスティングや栄養学に出会い
半信半疑ながら、やれること全てを試した

体感を大切にしながら
良いものを継続していっただけ
そうするしかなかっただけ

1年半前のわたしへ

本当にありがとう。

人生最大の元気とやりがいと希望をもって
1日ずつ、大切にいまを生きています

情報をとること、学ぶこと、疑うこと
満足せずにやりつづけること

そのひとつずつが確実に今日の元気へと
つながっているからね


私のようにげんきが必要なひとは
まだまだ沢山いるんだから

『げんきがわくまで』

情報を届けていこうじゃない

暗闇をもがく人の出口やヒントを
1つでも多くつくれるように

心にも身体にも
げんきがわくまで。














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