ほんのちょっとのことで
ほんとにささやかなことなのだけれど、待ち望んだ吉報がもたらされた瞬間に、ここのところずっと続いていた体の不調がふっとんだ。
痛みとか重さとかがすぅーっと抜けて、アセトアミノフェンがいちばん効いてるときみたいな浮遊感。
私がふぁーっとなってるそばで猫は、エビの蹴りぐるみを無我夢中で蹴り倒し、ひとり七転八倒していた。
翌日も体は軽く、胃腸もぐるぐるとよく動いている。
なんてわかりやすい私のからだよ。
だって、うれしいんだもの。
抱えている不安や悩みはたぶんなにも解決していないけれど、いまはただただ、うれしいんだ。
そういうことって、ある。
猫ともうひと遊びしたら、勉強をするぞ。